第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

  当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在していません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1)  財政状態及び経営成績の状況

 1.経営成績

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出や生産に弱さがみられるものの、高水準の企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しました。しかし、大統領選を見据えた米国政策の内向化、新型肺炎が中国経済に与える影響、英国のEU離脱等、海外における政治の動向や経済の不確実性により、先行き不透明感が増しています。

このような環境下、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は21,177百万円(前年同四半期比5.9%減)営業利益は1,575百万円(前年同四半期比12.2%減)経常利益は1,781百万円(前年同四半期比2.2%減)親会社株主に帰属する四半期純利益は1,113百万円(前年同四半期比7.1%減)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりです。

なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの業績をより適切に反映させるために、のれん償却額の配賦基準を見直し、各事業セグメントへ配賦を行っています。
 また、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の算定方法により作成したものを記載しています。

 

①化成品

ゴム関連商品は、自動車向け合成ゴムや副資材の採算が振るわず、輸出品も前期の反動がありました。スポット案件の計上によるリカバーはあったものの全体としては低調でした。化学品関連商品では、主力の塗料・インキ関連は前期並みに推移し、新たに連結子会社化したワイピーテックも収益寄与しましたが、買収関連費用を一括計上したことで、全体としては前年同期を大きく下回りました。

この結果、売上高は8,631百万円(前年同四半期比3.8%増)セグメント利益(営業利益)は412百万円(前年同四半期比19.7%減)となりました。

 

②機械資材

産業資材関連商品では、シート用部品等の自動車内装部品の販売、収益面ともに堅調でしたが、好調であった前年同期は下回りました。機械・環境関連商品は、木質バイオマス関連事業での大型案件計上が無く、前年同期を大きく下回りました。科学機器関連商品は、主力の摩擦摩耗試験機及び表面物性機器が好調に推移しました。資源開発関連商品は、前期に海洋開発分野で計上した大型案件の反動減が影響しました。

この結果、売上高は7,690百万円(前年同四半期比9.5%減)セグメント利益(営業利益)は1,023百万円(前年同四半期比10.1%減)となりました。

 

③海外現地法人

Sanyo Corporation of Americaは、自動車内装用部品が引き続き好調でしたが、ゴム関連商材の低迷により、業績は伸び悩みました。三洋物産貿易(上海)有限公司は、ゴム関連が好調でしたが、人民元安による換算差損の影響等で微減となりました。Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、タイ自動車業界の低迷を受けて自動車内装用部品・ゴムが低調で、販売費及び一般管理費の一時的な増加も加わって売上・利益ともに前年同期を下回りました。Sanyo Trading (Viet Nam) Co., Ltd.は、化学品関連が振るわず、低調でした。Sun Phoenix Mexico, S.A de C.V.は、自動車内装用部品が伸び悩みました。
 この結果、売上高は4,813百万円(前年同四半期比14.2%減)セグメント利益(営業利益)は268百万円(前年同四半期比8.3%減)となりました。

 

 

2.財政状態

(資産)

流動資産は、棚卸資産の増加や期末日が金融機関休業日であったことに伴う売上債権の増加等により、前連結会計年度末比2,510百万円増加し、38,886百万円となりました。

固定資産は、工場建設用地取得やワイピーテック社買収に伴うのれんの計上等により、前連結会計年度末比1,169百万円増加し、8,525百万円となりました。

この結果、当第1四半期連結会計期間末における総資産は47,411百万円前連結会計年度末比3,680百万円の増加)となりました。

 

(負債)

流動負債は、法人税等の納付により未払法人税等が減少した一方、金融機関からの借入金が大幅に増加したことにより、前連結会計年度末比2,778百万円増加し、16,006百万円となりました。

固定負債は、主に投資有価証券の評価差額計上に伴う繰延税金負債の増加により、前連結会計年度末比89百万円増加し、1,248百万円となりました。

この結果、当第1四半期連結会計期間末における負債は17,255百万円前連結会計年度末比2,867百万円の増加)となりました。

 

(純資産)

親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加に加え、その他有価証券評価差額金や円安による為替換算調整勘定の増加によってその他の包括利益累計額が増加しました。

この結果、当第1四半期連結会計期間末における純資産は30,156百万円前連結会計年度末比813百万円の増加)となりました。

 

(2)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(3)  研究開発活動

金額が僅少であるため、記載を省略しています。

 

3 【経営上の重要な契約等】

  当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。