第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等リスク」について重要な変更はありません。

なお、今後、新型コロナウィルス感染症拡大が長期化した場合は、需要の落ち込みや主要顧客の稼働停止により、当社の事業活動および収益確保へ更なる影響を及ぼす可能性があります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
 

(1)  財政状態及び経営成績の状況

1.経営成績

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、当初は緩やかな回復基調にあったものの、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて景気が足元で大幅に下押しされ、非常に厳しい状況下にあります。先行きについても、当面国内外ともに感染症の影響による経済活動の停滞が続き、下振れリスクが強まるものと予想されます。

このような環境下、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、40,977百万円(前年同四半期比5.4%減)となり、営業利益は2,947百万円(前年同四半期比14.6%減)経常利益は3,184百万円(前年同四半期比12.2%減)親会社株主に帰属する四半期純利益は2,114百万円(前年同四半期比13.7%減)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりです。

なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの業績をより適切に反映させるために、のれん償却額の配賦基準を見直し、各事業セグメントへ配賦を行っています。

また、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の算定方法により作成したものを記載しています。

 

①化成品

ゴム関連商品は、主力の自動車向け合成ゴムや副資材の出荷が低調に推移したことに加え収益面でも厳しい状況となりました。また、輸出品も好調であった昨年の反動減がありました。化学品関連商品では、主力の塗料・インキ関連の高付加価値商材が堅調に推移したほか、新たに連結子会社化したワイピーテックが収益寄与しましたが、半導体関連商材・接着剤等の伸び悩みやアジア向け輸出の落ち込み、買収費用の一括計上等により、全体としては前年同期を下回りました。

この結果、売上高は16,747百万円(前年同四半期比5.7%増)セグメント利益(営業利益)は751百万円(前年同四半期比14.6%減)となりました。

 

②機械資材

産業資材関連商品では、シート用部品等の自動車内装用部品の販売、収益が堅調に推移しましたが前年同期の水準は下回っています。機械・環境関連商品は、木質バイオマス関連事業において新規の大型案件計上が無く、前年同期を大きく下回りました。科学機器関連商品は、主力の摩擦摩耗試験機及び表面物性機器が好調に推移しました。資源開発関連商品は前期に海洋開発分野で計上した大型案件の反動減が影響しました。

この結果、売上高は15,526百万円(前年同四半期比7.0%減)セグメント利益(営業利益)は2,032百万円(前年同四半期比12.6%減)となりました。

 

③海外現地法人

Sanyo Corporation of Americaは、ゴム関連が低調でしたが吸水性ポリマー等の化学品や自動車関連が堅調に推移しました。三洋物産貿易(上海)有限公司は、新型コロナウィルスの影響により自動車関連を始め主要顧客が稼働停止に追い込まれたことで、売上・利益とも大きく落ち込みました。Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、タイ国内の自動車販売の不振・バーツ高による輸出の減少に歯止めがかからず、低調でした。Sanyo Trading (Viet Nam) Co., Ltd.は、化学品関連が振るわず、業績は低迷しました。Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.はコロナウィルスの影響で自動車関連の販売が低調でしたが、販管費の大幅な減少によって利益面では堅調でした。

この結果、売上高は8,618百万円(前年同四半期比19.2%減)セグメント利益(営業利益)は511百万円(前年同四半期比10.6%減)となりました。

 

2.財政状態

(資産)

流動資産は、バイオマスの大型案件実現等により商品及び製品が大幅に減少した一方、連結子会社の増加や非連結子会社への貸付金の増加等により前連結会計年度末比170百万円増加し、36,546百万円となりました。

固定資産は、工場建設用地取得やワイピーテック社買収に伴うのれんの計上等により前連結会計年度末比549百万円増加し、7,904百万円となりました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は44,451百万円前連結会計年度末比720百万円の増加)となりました。

 

(負債)

流動負債は、賞与引当金等の引当金が増加しましたが、仕入債務や金融機関借入金、前受金が減少したことにより前連結会計年度末比379百万円減少し、12,849百万円となりました。

固定負債は、その他有価証券評価差額金が減少したことに伴う繰延税金負債の減少により前連結会計年度末比82百万円減少し、1,077百万円となりました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における負債は13,926百万円前連結会計年度末比461百万円の減少)となりました。

 

(純資産)

株式相場の下落によるその他有価証券評価差額金の減少や円高による為替換算調整勘定の減少の一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によって利益剰余金が増加しました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における純資産は30,524百万円前連結会計年度末比1,181百万円の増加)となりました。

 

(2)  キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比846百万円増加し5,395百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、3,540百万円の収入(前年同四半期比1,004百万円の増加)となりました。法人税等の納付による支出の一方で、たな卸資産の減少や税金等調整前四半期純利益の計上があったこと等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、1,773百万円の支出(前年同四半期比1,228百万円の減少)となりました。非連結子会社への貸付による支出や、土地の取得・連結子会社株式取得による支出によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、965百万円の支出(前年同四半期比147百万円の減少)となりました。これは主に、借入金の返済と親会社による配当金支払いによるものです。

 

(3)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)  研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は13百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要は変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。