第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

  当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
 新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1)  財政状態及び経営成績の状況

 1.経営成績

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるものの、各種政策の効果や海外経済の改善によって持ち直しの動きがみられました。しかし、米国政権交代の影響や感染者数の増加を受けた緊急事態宣言の再発出等、先行きは極めて不透明な状況にあります。

このような環境下、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は21,609百万円(前年同四半期比2.0%増)営業利益は1,721百万円(前年同四半期比9.3%増)経常利益は1,836百万円(前年同四半期比3.1%増)親会社株主に帰属する四半期純利益は1,226百万円(前年同四半期比10.1%増)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりです。

なお、当第1四半期連結会計期間より経営管理区分を変更したことに伴い、従来「化成品」セグメントに含まれていた㈱ワイピーテックを「機械資材」セグメントに変更しています。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。

 

①化成品

ゴム関連商品は、需要回復の動きが鈍く売上、利益ともに前年同期を下回りました。化学品関連商品では、畜産関連事業の移管により減収となりましたが、主力の塗料・インキ関連は好調に推移し、また新たに発足した三洋ライフマテリアル㈱も収益に寄与しました。

この結果、売上高は7,206百万円(前年同四半期比8.1%減)セグメント利益(営業利益)は425百万円(前年同四半期比12.5%増)となりました。

 

②機械資材

産業資材関連商品では、日系自動車メーカーの製造挽回に伴い堅調でした。機械・環境関連商品は、本体の大型案件計上はありませんでしたが、消耗部品や保守サービスを中心に平調でした。コスモス商事㈱は地熱向け掘削機材の販売は順調でしたが、利益は大型案件を計上した前期に届きませんでした。㈱ワイピーテックは畜産向け飼料添加剤が好調で荷動きは活発でしたが、コンテナ不足による海外輸送費用の増加に事業移管に伴う経費増も重なり減益でした。科学機器関連商品は、コロナ禍で遅延していた検収が実現し増収でしたが、採算は悪化し減益となりました。

この結果、売上高は8,560百万円(前年同四半期比1.0%増)セグメント利益(営業利益)は1,149百万円(前年同四半期比8.7%増)となりました。

 

③海外現地法人

Sanyo Corporation of Americaは、高吸水性樹脂や自動車部品、ゴム関連が好調に推移しました。三洋物産貿易(上海)有限公司は、ゴム関連は低調でしたが、自動車市場の急回復により自動車部品が大幅に伸長し、全体としては非常に好調でした。Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、ゴム・化学品・自動車部品共に堅調で、販管費の減少も加わって増収増益となりました。Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.は自動車部品の出荷が好調で売上は拡大しましたが、物流コストの上昇等により営業利益では前年同期を下回りました。

なお、今期よりPT. Sanyo Trading Indonesiaを連結の範囲に含めています。

この結果、売上高は5,813百万円(前年同四半期比20.8%増)セグメント利益(営業利益)は364百万円(前年同四半期比35.8%増)となりました。

 

 

2.財政状態

(資産)

流動資産は、棚卸資産や前渡金の減少の一方、期末日が金融機関の休日であったことに伴う売上債権の増加等により、前連結会計年度末比1,585百万円増加し、41,077百万円となりました。

固定資産は、主に工場建設に伴う建設仮勘定の増加により、前連結会計年度末比279百万円増加し、8,018百万円となりました。

この結果、当第1四半期連結会計期間末における総資産は49,095百万円前連結会計年度末比1,865百万円の増加)となりました。

 

(負債)

流動負債は、法人税等の納付によって未払法人税が減少しましたが、仕入債務や前受金が増加したことによって、前連結会計年度末比1,019百万円増加し、15,879百万円となりました。

固定負債は、長期借入金や繰延税金負債の増加によって、前連結会計年度末比139百万円増加し、1,472百万円となりました。

この結果、当第1四半期連結会計期間末における負債は17,351百万円前連結会計年度末比1,159百万円の増加)となりました。

 

(純資産)

親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加に加え、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の増加によってその他の包括利益累計額が増加しました。

この結果、当第1四半期連結会計期間末における純資産は31,744百万円前連結会計年度末比705百万円の増加)となりました。

 

(2)  優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(3)  研究開発活動

金額が僅少であるため、記載を省略しています。

 

3 【経営上の重要な契約等】

  当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。