第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

1.経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるものの、ワクチン接種の加速や海外経済の改善により一部に持ち直しの動きも見られました。しかし、変異ウイルスの拡大等により7月に入って感染者数が再び増加し、緊急事態宣言の対象地域が6都府県に拡大されるなど感染症の収束は見通せず、景気の先行きは引き続き不透明な状況にあります。

このような環境下、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は68,425百万円(前年同四半期比19.3%増)、営業利益は5,083百万円(前年同四半期比33.0%増)、経常利益は5,628百万円(前年同四半期比33.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,791百万円(前年同四半期比38.3%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりです。

なお、第1四半期連結会計期間より経営管理区分を変更したことに伴い、従来「化成品」セグメントに含まれていた㈱ワイピーテックを「機械資材」セグメントに変更しています。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。

 

①化成品

 ゴム関連商品は供給逼迫と価格高騰が深刻化したものの、自動車向けをはじめ全ての産業で原材料の需要が拡大し、好調に推移しました。化学品関連商品では、主力のUVインキ原料等素材の輸入販売が好調に推移し、韓国向け電子材料の輸出や北米向けフィルムの輸出も堅調に推移しました。また2016年㈱ソート買収に関連したのれん償却が終了し、償却負担が減少しました。

この結果、売上高は23,565百万円(前年同四半期比8.2%増)、セグメント利益(営業利益)は1,514百万円(前年同四半期比45.7%増)となりました。

 

②機械資材

 産業資材関連商品では、半導体不足による生産調整懸念は緩和し、主力であるシート周辺部材の販売は好調でした。

機械・環境関連商品では北海道当別町の大型バイオマス案件が実現、粉体関連は消耗品・保守サービスが堅調に推移しました。科学機器関連商品は、粒子分散や耐候性試験機などが堅調でした。

この結果、売上高は26,016百万円(前年同四半期比15.2%増)、セグメント利益(営業利益)は3,364百万円(前年同四半期比29.1%増)となりました。

 

 

③海外現地法人

Sanyo Corporation of Americaは、高吸水性樹脂やゴム関連が好調に推移しましたが、中国製自動車部品の追加関税や販管費の増加により営業利益は微増に留まりました。三洋物産貿易(上海)有限公司は、自動車市場の急回復により自動車部品が大幅に伸長し、全体としては非常に好調でした。Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、ゴム関連を中心に化学品・自動車部品も堅調で、増収増益となりました。Sanyo Trading (Viet Nam)Co., Ltd.は、塗料・インキ関連が好調でした。Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.は、自動車関連部品は好調も、中国からの海上輸送費高騰の影響を受け、増収・減益となりました。なお、当期よりPT. Sanyo Trading Indonesiaを連結の範囲に含めています。

この結果、売上高は18,731百万円(前年同四半期比45.4%増)、セグメント利益(営業利益)は932百万円(前年同四半期比38.0%増)となりました。

 

2.財政状態

(資産)

流動資産は、現金及び預金が減少しましたが、売掛金・電子記録債権等の売上債権や商品及び製品が増加したこと等から、前連結会計年度末比2,431百万円増加し41,923百万円となりました。

固定資産は、減価償却やレンタル用大型機械の売却による減少の一方、南鳩ヶ谷工場の完成に伴う建物及び構築物の増加により、前連結会計年度末比425百万円増加し8,164百万円となりました。

この結果、当第3四半期連結会計期間末における総資産は50,087百万円(前連結会計年度末比2,856百万円の増加)となりました。

 

(負債)

流動負債は、仕入債務が増加した一方、金融機関借入金の返済を進めたことにより、前連結会計年度末比577百万円減少し14,282百万円となりました。

固定負債は、長期借入金の増加や投資有価証券の評価差額計上に伴う繰延税金負債の増加等によって、前連結会計年度末比278百万円増加し1,610百万円となりました。

この結果、当第3四半期連結会計期間末における負債は15,893百万円(前連結会計年度末比298百万円の減少)となりました。

 

(純資産)

親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による株主資本の増加に加え、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の増加によってその他の包括利益累計額が増加しました。

この結果、当第3四半期連結会計期間末における純資産は34,194百万円(前連結会計年度末比3,155百万円の増加)となりました。

 

(2)  優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(3)  研究開発活動

金額が僅少であるため、記載を省略しています。

 

3 【経営上の重要な契約等】

  当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。