第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
 新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
 

(1)  財政状態及び経営成績の状況

1.経営成績

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、当初新型コロナウイルス感染者数の減少等により個人消費や企業収益に持ち直しの動きも見られましたが、2022年に入ってオミクロン株の感染が拡大し、更にロシアのウクライナ侵攻を端緒とするエネルギー・資源価格の高騰や急激な円安の進行により、極めて不安定な状況で推移しました。今後につきましても、コロナウイルス感染症の影響、ウクライナ情勢、金融・為替の動向等、先行きは見通せず、混乱した状況が続くものと予想されます。

このような環境下、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、50,539百万円(前年同四半期比11.0%増)となり、営業利益は2,945百万円(前年同四半期比19.0%減)経常利益は3,666百万円(前年同四半期比8.8%減)親会社株主に帰属する四半期純利益は2,706百万円(前年同四半期比1.4%増)となりました。

なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等の適用により、当第2四半期連結累計期間の売上高は従来の方法に比べ103百万円増加し、営業利益は12百万円増加しています。詳細は「第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更等)及び(セグメント情報等)セグメント情報 2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりです。

 

①化成品

ゴム関連商品は、商品の供給逼迫と仕入価格高騰が継続したものの、幅広い産業での原材料需要が引続き旺盛で好調に推移しました。化学品関連商品では、主力製品の値上げと供給逼迫の影響を受けながらも、主力の塗料、インキ、接着剤向け原材料の販売は堅調でした。ライフサイエンス関連商品は、物流混乱の中でも主力の電材輸出やフィルム関連商材輸出で一定量を確保したことで、堅調に推移しました。この結果、売上高は18,200百万円(前年同四半期比18.5%増)セグメント利益(営業利益)は1,246百万円(前年同四半期比35.2%増)となりました。

 

②機械資材

産業資材関連商品では、引き続き半導体不足等による国内自動車メーカーの減産の影響を受けました。機械・環境関連商品では、飼料加工機器関連と木質バイオマス関連事業共に本体案件の遅延が発生する等の影響はありましたが、保守サービスは堅調に推移しました。科学機器関連商品は、コロナの影響で例年に比べ伸び悩みましたが、㈱スクラムの株式譲受によりバイオ関連事業を強化しました。資源開発関連商品では、地熱開発機材の好調を維持しつつ、新たな取組みとして、洋上風力発電関連機材を初受注しました。この結果、売上高は16,748百万円(前年同四半期比4.7%減)セグメント利益(営業利益)は1,612百万円(前年同四半期比32.1%減)となりました。

 

③海外現地法人

Sanyo Corporation of Americaは、高吸水性樹脂が好調に推移しましたが、中国製自動車部品の追加関税や販管費の増加により営業利益は前期比で大幅に減少しました。三洋物産貿易(上海)有限公司は、一部で半導体不足の影響を受けたものの、自動車部品は堅調に推移し、ゴム・リチウムイオン電池用関連部材などが好調でした。Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、ゴム関連は非常に好調でしたが、自動車部品がバーツ安・海上輸送費上昇の影響を大きく受けたことで、業績は低迷しました。Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.も、中国からの自動車部品の海上輸送費高騰や半導体不足による自動車減産等により、減収減益となりました。なお、当期より新たに連結の範囲に含めたSanyo Trading India Private Limitedは、自動車部品が好調で利益に貢献しました。

この結果、売上高は15,522百万円(前年同四半期比23.7%増)セグメント利益(営業利益)は719百万円(前年同四半期比0.8%増)となりました。

 

 

2.財政状態

(資産)

流動資産は、現金及び預金の減少の一方、売上債権や商品及び製品が大幅に増加したこと等から前連結会計年度末比6,801百万円増加し、49,336百万円となりました。

固定資産は、有形・無形固定資産の減価償却による減少や投資有価証券の時価下落により前連結会計年度末比299百万円減少し、8,000百万円となりました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は57,336百万円前連結会計年度末比6,502百万円の増加)となりました。

 

(負債)

流動負債は、商品及び製品の増加に伴う仕入債務の増加や銀行借入金の増加等によって前連結会計年度末比3,485百万円増加し、18,152百万円となりました。

固定負債は、繰延税金負債や㈱スクラムの新規連結に伴う引当金の増加等によって前連結会計年度末比137百万円増加し、1,579百万円となりました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における負債は19,732百万円前連結会計年度末比3,623百万円の増加)となりました。

 

(純資産)

親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による株主資本の増加に加え、円安が進んだことによる為替換算調整勘定の増加によってその他の包括利益累計額が増加しました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における純資産は37,604百万円前連結会計年度末比2,878百万円の増加)となりました。

 

(2)  キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比2,058百万円減少し6,605百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、1,219百万円の支出(前年同四半期比3,784百万円の減少)となりました。税金等調整前四半期純利益の計上による増加の一方で、売上債権の増加や前渡金・法人税等の支払いがあったこと等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、1,569百万円の支出(前年同四半期比874百万円の減少)となりました。これは主に㈱スクラム(連結子会社)の株式取得に係る支出によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、369百万円の収入(前年同四半期比3,210百万円の増加)となりました。親会社による配当金支払いがありましたが、金融機関借入金を増やしたこと等によるものです。

 

(3)  優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)  研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動費は14百万円です。主に機械資材セグメントにおいて医療機器の研究開発活動を行っています。

 

3 【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。