当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)財政状態及び経営成績の状況
1.経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス・オミクロン株の流行は収束に向かいましたが、ロシアのウクライナ侵攻を端緒とするエネルギー・資源価格の高騰や急激な円安の進行により、極めて不安定な状況で推移しました。今後につきましても、コロナウイルス感染症第七波の影響が懸念され、またウクライナ情勢、金融・為替の動向等の先行きは見通せず、混乱した状況が続くものと予想されます。
このような環境下、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は79,271百万円(前年同四半期比15.9%増)、営業利益は4,207百万円(前年同四半期比17.2%減)、経常利益は5,080百万円(前年同四半期比9.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,604百万円(前年同四半期比4.9%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①化成品
ゴム関連商品は、幅広い産業での原材料需要が引続き旺盛で好調に推移しました。化学品関連商品は、主力製品の販売が引続き堅調で、環境配慮型新規商材の販売も本格化しました。ライフサイエンス関連商品は、物流停滞の影響を受けつつも、輸出関連取引が好調でした。
この結果、売上高は27,828百万円(前年同四半期比18.1%増)、セグメント利益(営業利益)は1,885百万円(前年同四半期比24.5%増)となりました。
②機械資材
産業資材関連商品では、半導体不足等による日系自動車メーカーの減産の影響を大きく受けました。機械・環境関連商品では、飼料加工機器関連の本体案件計上が複数で繰延べになったこと、木質バイオマス関連事業では本体計上がなく、厳しい結果となりました。科学機器関連商品は、新規受注の獲得は進みましたが、納入遅延が重なりました。資源開発関連商品では、海洋開発案件が実現し好調に推移しました。
この結果、売上高は25,248百万円(前年同四半期比3.0%減)、セグメント利益(営業利益)は2,082百万円(前年同四半期比38.1%減)となりました。
③海外現地法人
Sanyo Corporation of Americaは、高吸水性樹脂が好調に推移しましたが、中国製自動車部品の追加関税や販管費の増加により営業利益は前期比で大幅に減少しました。三洋物産貿易(上海)有限公司は、一部で半導体不足の影響を受けたものの、自動車部品は堅調に推移し、ゴム・リチウムイオン電池用関連部材などが好調でした。Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、自動車部品が海上輸送費上昇・半導体不足の影響を受け低迷しましたが、ゴム関連が非常に好調でした。Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.は、中国からの自動車部品の海上輸送費高騰や半導体不足による自動車減産等により、減収減益となりました。一方で、当期より新たに連結の範囲に含めたSanyo Trading India Private Limitedは、化学品が好調で利益に貢献しました。
この結果、売上高は26,064百万円(前年同四半期比39.1%増)、セグメント利益(営業利益)は1,091百万円(前年同四半期比17.0%増)となりました。
(資産)
流動資産は、現金及び預金が減少した一方で売上債権や商品及び製品が大幅に増加したこと等から、前連結会計年度末比11,773百万円増加し、54,307百万円となりました。
固定資産は、非連結子会社を連結したことに伴う投資有価証券の減少やのれん・ソフトウェア等の無形固定資産の償却により、前連結会計年度末比428百万円減少し、7,871百万円となりました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における総資産は62,179百万円(前連結会計年度末比11,344百万円の増加)となりました。
(負債)
流動負債は、商品及び製品の増加に伴う仕入債務の増加や銀行借入金の大幅な増加によって、前連結会計年度末比7,482百万円増加し、22,150百万円となりました。
固定負債は、退職給付に係る負債や引当金、繰延税金負債等の増加によって、前連結会計年度末比180百万円増加し、1,621百万円となりました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における負債は23,772百万円(前連結会計年度末比7,663百万円の増加)となりました。
(純資産)
親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による株主資本の増加に加え、円安の進行に伴う為替換算調整勘定の増加によってその他の包括利益累計額が増加しました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における純資産は38,406百万円(前連結会計年度末比3,681百万円の増加)となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動費は15百万円です。主に機械資材セグメントにおいて医療機器の研究開発活動を行っています。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。