第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 連結子会社の固定資産の譲渡

 当社は平成28年9月16日開催の取締役会において、当社の連結子会社である大三紙化工業株式会社が保有する固定資産を譲渡することを決議し、平成28年9月28日に契約を締結しております。

 

(1)譲渡資産の内容

 名  称  大三紙化工業株式会社の工場兼事務所

 所在地 埼玉県越谷市大里485

 内  容 土地:8,044.88㎡

      建物:4,701.00㎡

 

(2)譲渡の相手先

 名  称  丸三飲料株式会社

 所在地  群馬県高崎市大八木町666ー1

 

(3)譲渡の価額

 2,100百万円

 

(4)譲渡の日程

 平成29年3月(予定)

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調にあるものの個人消費の回復は鈍く、中国経済の減速や英国のEU離脱決定に伴う海外景気の下振れ懸念に加えて、円高の進行や株式市場の低迷など先行き不透明な状況で推移しました。

 このような状況下、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は前年同期比6,387百万円、8.8%減収の66,001百万円、売上総利益は、前年同期比100百万円、1.5%減益の6,617百万円、営業利益は、前年同期比157百万円、36.9%増益の583百万円、経常利益は、前年同期比150百万円、38.5%減益の241百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比159百万円、52.9%増益の460百万円となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。

 ①繊維関連事業

 機能性の高いインナー用の原糸および生地は、円高に伴い売上高が大きく減少しました。一方、インナー製品のOEM取引は、採算が好転するとともに取引が伸長し、企画提案型の婦人ファンデーションも、採算が好転しました。

 なお、平成28年9月30日にグンゼ株式会社製の肌着やパンスト等の販売事業を同社に譲渡しました。

 アウター用の生地輸出は、欧米のアパレル向けが減少しましたが、アウター製品のOEM取引は、レディース向けやアウトドア向けが堅調に推移するとともに円高により採算が好転しました。婦人アパレル事業は販売が伸びず苦戦しました。

 以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比5,147百万円、8.7%減収の54,005百万円、セグメント利益(営

業利益)は前年同期比122百万円、40.2%増益の428百万円となりました。

 ②工業製品関連事業

 米国における半導体用途の化学製品の取引が大幅に減少し、フィルムの取引も市況の悪化を受けて減少しましたが、欧米やアジア向けの塗料・樹脂の添加剤や化粧品原料の取引が堅調に推移しました。

 ホビー関連商品は、堅調に推移しました。

 以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比1,240百万円、9.4%減収の11,995百万円、セグメント利益(営

業利益)は前年同期比25百万円、7.4%増益の365百万円となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、売上債権の減少などにより、前期末比4,732百万円減少の63,473百万円となりました。

 負債は、仕入債務の減少などにより、前期末比4,509百万円減少の47,788百万円となりました。

 純資産は、その他の包括利益累計額の減少などにより、前期末比223百万円減少の15,685百万円となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、売上債権の減少など営業活動による収入や、有形固定資産の売却による収入など投資活動による収入、借入金の返済など財務活動による支出などの要因に、換算差額△274百万円、新規連結及び連結除外に伴う現金及び現金同等物の増減額133百万円を加算した結果、全体では前期末に比べ3,523百万円増加の12,560百万円となりました。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは2,832百万円の増加(前年同期比447百万円の収入の減少)となりました。

主な要因は売上債権の減少によるものです。

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは1,142百万円の増加(前年同期比891百万円の収入の増加)となりました。

主な要因は有形固定資産の売却による収入によるものです。

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは309百万円の減少(前年同期比1,309百万円の支出の減少)となりました。

主な要因は借入金の返済による支出によるものです。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における研究開発活動について、特記すべき事項はありません。