第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載

した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態および経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により緊急事態宣

言が発出され、社会・経済活動が制限される厳しい状況となりました。緊急事態宣言が解除されたわが国をはじ

め、世界各国は徐々に経済活動を再開させておりますが、第2波の到来・拡大が懸念されるなど、景気の先行きを

予測しがたい状況が続いております。

 こうした中、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、繊維原料や生地の取引が落ち込む一方、医療・衛生

消耗品などの新たな需要にきめ細かに対応することができました。また、ホビー関連商材は、巣ごもり需要の影響

と海外市場拡大に向けた取り組みの強化により、売上が伸長しました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は、前年同期比1,026百万円、4.1%増収

の26,212百万円となりました。売上総利益は、前年同期比572百万円、20.0%増益の3,430百万円、営業利益は、前

年同期比731百万円、507.0%増益の875百万円、経常利益は、前年同期比701百万円、410.3%増益の872百万円、親

会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比307百万円、118.8%増益の565百万円となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

<繊維関連事業>

・インナー用機能糸・生地の海外販売及びパンスト・タイツ用加工糸の取引が減少しました。

・婦人ファンデーションの取引は堅調に推移しました。

・欧米向けのアウター用生地の取引及びアウター製品の取引は低調に推移しました。

・新型コロナウイルス感染防止用の医療・衛生消耗品の取引を開始しました。

 以上の結果、当事業全体では、売上高は、前年同期比279百万円、1.5%減収の18,797百万円となりましたが、

セグメント利益(営業利益)は前年同期比440百万円、863.8%増益の491百万円となりました。

 

<工業製品関連事業>

・フィルム関連の取引が低調に推移しましたが、塗料原料の取引及び米国における化学品の取引は増加しまし

た。

・「環境関連事業の拡大」のための取り組みの一つである、生分解性プラスチック関連の取引では、同プラスチッ

クが野菜用パッケージや衣類用接着シートに採用されるなど、活用用途が広がりました。

・機械装置の取引は減少しました。

・ホビー関連の取引は国内、海外向けともに大きく伸長しました。

 以上の結果、当事業全体では、売上高は、前年同期比1,306百万円、21.4%増収の7,414百万円となり、セグメン

ト利益(営業利益)は、前年同期比340百万円、169.8%増益の540百万円となりました。

 

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、投資有価証券の増加などにより、前期末比336百万円増加の

58,868百万円となりました。

 負債は、仕入債務の減少などにより、前期末比2,981百万円減少の36,357百万円となりました。

 純資産は、その他有価証券評価差額金の増加(※)などにより、前期末比3,317百万円増加の22,510百万円とな

りました。

(※)当社の半導体関連の投資先である上海硅産業集団股份有限公司(National Silicon Industry Group Co.,

Ltd.)(本社:中国)が上海証券取引所(科創板)に上場を果たし、同社株式の時価が上昇しました。当該

時価上昇を主たる要因として、その他有価証券評価差額が3,091百万円増加しました。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要

な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における研究開発活動について、特記すべき事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。