当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの企業
で収益が大幅に減少するなど依然として厳しい状況で推移しました。また、世界経済においても、欧米諸国をはじ
め多くの国が感染拡大の影響を大きく受けており、未だ先行きを予測しがたい状況が続いております。
こうした中、当社グループにおきましては、第2四半期連結累計期間と同様に、繊維原料や生地などの取引が低
調に推移したものの、継続的に医療・衛生消耗品の需要に対応いたしました。また、ホビー関連商材につきまして
も、海外市場開拓に向けた取り組みが奏功するとともに、国内の巣ごもり需要を取り込んだことにより、売上が伸
長しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は、前年同期比307百万円、0.4%増収の
87,793百万円となり、売上総利益は、前年同期比2,070百万円、22.2%増益の11,406百万円となりました。また、
営業利益は、前年同期比2,324百万円、237.5%増益の3,302百万円、経常利益は、前年同期比2,330百万円、
247.9%増益の3,270百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比962百万円、116.3%増益の1,789
百万円となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
<繊維関連事業>
・インナー用機能糸・生地の海外販売およびパンスト・タイツ用加工糸の取引が減少しました。
・婦人ファンデーションの取引は堅調に推移しました。
・欧米向けのアウター用生地の取引およびアウター製品の取引は低調に推移しました。
・新型コロナウイルス感染防止用の医療・衛生消耗品の取引は順調に推移しました。
以上の結果、当事業全体では、売上高は、前年同期比616百万円、0.9%減収の67,901百万円となりました
が、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比2,133百万円、493.6%増益の2,566百万円となりました。
<工業製品関連事業>
・フィルム関連の取引が低調に推移しましたが、塗料原料の取引および米国における化学品の取引は増加しまし
た。
・機械・機器の取引は減少しました。
・ホビー関連の取引は国内、海外向けともに大きく伸長しました。
・「環境関連事業の拡大」のための取り組みの一つである、生分解性プラスチック関連の取引では、原料の新用
途への利用と開発製品の拡販に注力しております。
以上の結果、当事業全体では、売上高は、前年同期比923百万円、4.9%増収の19,891百万円となり、セグメ
ント利益(営業利益)は、前年同期比294百万円、34.3%増益の1,152百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間末における総資産は、投資有価証券の増加などにより、前期末比5,937百万円増加の
64,469百万円となりました。
負債は、未払法人税等の増加などにより、前期末比1,466百万円増加の40,805百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益による株主資本の増加や当社の投資先である上海硅産業集団股份
有限公司(National Silicon Industry Group Co., Ltd.)の上場に伴うその他有価証券評価差額金の増加などに
より、前期末比4,470百万円増加の23,664百万円となりました。
(2)優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題について重
要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動について、特記すべき事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。