第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載

した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態および経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染者減少などを背景に経済・社会

活動の正常化により景気回復の兆しがみられ、また、世界経済においても同様に欧米州を中心に持ち直しの動き

がみられたものの、ロシアのウクライナ侵攻および中国のロックダウンによるサプライチェーンの混乱、原材料

価格の高騰や急激な為替変動などにより、再び国内外の事業環境は先行き不透明感を増してきております。

 こうした中、当社におきましては、変化の著しい事業環境にいち早く対応するため、当期より開始した中期経

営計画“GSI CONNECT 2024”に掲げるサステナブル事業分野を中心に、グループ連携による収益力の強化に取り

組んでまいりました。

 当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は、前年同期比648百万円、2.7%増収の25,098百万

円となりました。売上総利益は、前年同期比70百万円、2.1%減益の3,290百万円、営業利益は、前年同期比180百

万円、25.1%減益の540百万円となりましたが、経常利益は、前年同期比37百万円、5.3%増益の751百万円、親会

社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比72百万円、15.0%増益の558百万円となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、当第

1四半期連結会計期間より報告セグメント等の変更を行っており、以下の前年同四半期連結累計期間比較について

は、前年同四半期連結累計期間の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

 

<ファイバー>

 アジアにおけるインナー用機能糸・生地の取引が、天候不順により店頭での売れ行きが低迷し受注が減少したこ

とから、売上高は前年同期比4.9%減収の10,937百万円となりました。利益面では、主にレッグ用糸の取引で原材

料価格高騰の影響を受け、44百万円の営業損失(前年同期は125百万円の営業利益)となりました。

 

<アウター>

 スポーツ・アウトドア向けのOEM・ODM取引や生地の輸出取引が、需要増を背景に増加したことから、売上高は前

年同期比37.9%増収の3,759百万円となり、営業利益は前年同期比3,257.1%増益の243百万円となりました。

 

<インナー>

 百貨店などを販路とする一部のファンデーションの取引が低調に推移したことなどから、売上高は前年同期比

7.0%減収の2,769百万円となりました。利益面では、原材料価格高騰や急激な円安の影響を受け、69百万円の営業

損失(前年同期は138百万円の営業利益)となりました。

 

<セミコンダクター>

 前期の第2四半期連結会計期間にGSI Creos Technology (China) Co., Ltd.を連結子会社化し、加えて世界的に

旺盛な半導体需要を背景に半導体関連部材の取引が好調に推移したことから、売上高は前年同期比16.3%増収の

2,414百万円となり、営業利益は前年同期比50.4%増益の224百万円となりました。

 

<ケミカル>

 機能性樹脂・フィルムの取引が国内の需要増を背景に伸長し、塗料原料の取引が海外の需要を取り込み好調に推

移したことから、売上高は前年同期比16.3%増収の2,933百万円となり、営業利益は前年同期比9.9%増益の200百

万円となりました。

 

<ホビー&ライフ>

 ホビー関連の取引が、巣ごもり需要の落ち着きと中国のロックダウンに起因する需要減により減少したことか

ら、売上高は前年同期比30.7%減収の1,214百万円となり、営業利益は前年同期比21.5%減益の165百万円となりま

した。

 

<マシナリー&イクイップメント>

 複合材関連の機械および部品の受注が堅調に推移したことから、売上高は前年同期比19.3%増収の1,068百万円

となりました。利益面では、主に理化学機器の取引で急激な円安の影響を受け、15百万円の営業損失(前年同期は

16百万円の営業利益)となりました。

 

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、売上債権の減少などにより、前期末比1,346百万円減少の

59,582百万円となりました。

 負債は、仕入債務の減少などにより、前期末比1,895百万円減少の34,521百万円となりました。

 純資産は、為替換算調整勘定の増加などにより、前期末比548百万円増加の25,061百万円となりました。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要

な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における研究開発活動について、特記すべき事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。