第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載

した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が進み、社

会・経済活動の回復とともに景気の持ち直しの動きがみられました。世界経済におきましても、同様に景気回復の

傾向にありましたが、国内外における新たな変異株の感染急拡大や、依然として解消されない原材料価格の高騰、

物流の停滞および半導体をはじめとする部材等の供給不足などにより、先行き不透明な状況が続いております。

 こうした中、当社は、グループ全体の事業ポートフォリオの見直しを進めて経営資源の再配分を行うとともに、

サステナブル事業分野の拡大に向けた取り組みに注力するなど、2023年3月期を初年度とする中期経営計画“GSI

CONNECT 2024”に向けた事業基盤の整備と強化に取り組み、国内外の需要を着実に取り込んでまいりました。

 その結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、計画比では順調に推移しました。しかしながら、

前期業績に貢献した医療・衛生消耗品の需要が落ち着いたことから、売上高は82,705百万円(前年同期は87,793百

万円)となり、売上総利益は、前年同期比1,624百万円減益の9,781百万円となりました。また、営業利益は、前年

同期比1,566百万円減益の1,736百万円、経常利益は、前年同期比1,540百万円減益の1,729百万円、親会社株主に帰

属する四半期純利益は、前年同期比473百万円減益の1,316百万円となりました。

 なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。そのため、当第3四半期連結累計期間における経営成績に関する売上高の説明は、前第3四半期連結累計期間と比較しての増減額を記載せずに説明しております。

 

 セグメントの経営成績は次のとおりであります。

<繊維関連事業>

 個人消費の持ち直しを背景に、アジアにおけるインナー用機能糸・生地の取引や、欧米アパレルメーカー向け生地の取引が増加しました。一方で、新型コロナウイルス感染防止用の医療・衛生消耗品の取引は、需要が一巡したことから減少しました。

 以上の結果、当事業全体では、売上高は60,986百万円(前年同期は67,901百万円)となり、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比2,027百万円減益の538百万円となりました。

 

<工業製品関連事業>

 半導体需要の世界的な拡大を背景に、同関連商材の取引が好調に推移しました。また、化成品やその他工業材料につきましても、自動車関連をはじめとする国内外の製造業の回復にともない、取引が増加しました。前期収益に貢献したホビー関連商材の取引も、世界各国の市場で堅調に推移しました。

 以上の結果、当事業全体では、売上高は21,718百万円(前年同期は19,891百万円)となり、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比397百万円増益の1,549百万円となりました。

 

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、売上債権の増加などにより、前期末比4,024百万円増加の

64,489百万円となりました。

 負債は、仕入債務の増加などにより、前期末比2,704百万円増加の39,930百万円となりました。

 純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益による株主資本の増加などにより、前期末比1,319百万円増加の

24,558百万円となりました。

 

(2)優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題について重

要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発活動について、特記すべき事項はありません。

 

 

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。