第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結などはありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~9月30日)におけるわが国経済は、政府の経済政策や日本銀行の金融政策により緩やかな景気回復基調が継続し、個人消費は所得雇用環境の改善に伴い、総じて底堅い動きとなっているものの、物価の上昇や中国経済をはじめとした海外景気の下振れ懸念等もあり、引き続き楽観視できない状況で推移いたしました

食品流通業界においては、生活者の節約志向が長引くなか、円安や原材料価格の高騰を背景とした食品の相次ぐ値上げ等により生活防衛意識が依然として根強く、先行き不透明な状況が続いております

 このような状況下、当社グループは、流通構造の全体最適実現に向け、営業・物流面でのメーカーサポート機能、原料調達、製造過程を含めた商品開発におけるトータルコーディネート機能の強化を図っております

 また、拡大が見込まれる海外市場、EC市場、ウェルネス市場における戦略的な対応を強化するために、本年4月に「戦略市場本部」を設置し、各分野への取り組みを積極的に推進する体制へと整備いたしました

 加えて、取引先との関係強化を図るとともに、物流費を中心としたコスト削減を継続的に実行することにより、業績の向上を目指しております。

 

 当第2四半期連結累計期間の業績は、昨年4月の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減からの回復や取引先との関係強化等により、売上高は1兆1,990億28百万円(前年同期比0.9%増加)、営業利益は72億49百万円(前年同期比23.6%増加)、経常利益は82億19百万円(前年同期比16.2%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は67億74百万円(前年同期比45.5%増加)となりました

 

 

品種別、業態別売上高の詳細は、次のとおりであります。

 

(品種別売上高明細表)

品種

前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年4月1日

  至 平成26年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年4月1日

  至 平成27年9月30日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

 缶詰・調味料類

131,762

11.1

135,438

11.3

 麺・乾物類

72,090

6.1

74,640

6.2

 嗜好品・飲料類

133,582

11.2

140,365

11.7

 菓子類

126,153

10.6

129,986

10.9

 冷凍食品類

221,017

18.6

230,779

19.2

 チルド食品類

236,579

19.9

215,652

18.0

 ビール類

116,569

9.8

118,366

9.9

 その他酒類

92,590

7.8

92,810

7.7

 その他

57,647

4.9

60,987

5.1

合計

1,187,994

100.0

1,199,028

100.0

 

 

(業態別売上高明細表)

業態

前第2四半期連結累計期間

(自 平成26年4月1日

  至 平成26年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年4月1日

  至 平成27年9月30日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

 卸売

108,199

9.1

104,909

8.7

 GMS

94,450

7.9

92,766

7.7

 SM

442,916

37.3

456,804

38.1

 CVS

368,899

31.1

360,524

30.1

 ドラッグストア

45,840

3.9

48,880

4.1

 ユーザー

30,320

2.5

31,280

2.6

 その他直販

81,903

6.9

88,243

7.4

 (直販計)

1,064,330

89.6

1,078,499

90.0

 メーカー・他

15,464

1.3

15,619

1.3

合計

1,187,994

100.0

1,199,028

100.0

(注)1.GMSはゼネラル・マーチャンダイズ・ストアの略で、総合スーパーであります。

2.SMはスーパーマーケットであります。

3.CVSはコンビニエンスストアであります。

4.ユーザーは外食・中食・給食等消費者へ直接飲食サービスを提供する事業者であります。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

① 加工食品事業

消費増税後の反動減からの調味料類等の回復に加え、気温上昇により飲料類が好調に推移したこと等から、売上高は増加いたしました。利益面につきましては、売上高増加による売上総利益の増加等により、前年同期を上回りました

 以上の結果、売上高は3,756億47百万円(前年同期比0.9%増加)、営業利益は13億29百万円(前年同期比22.2%増加)となりました

 

② 低温食品事業

スーパーマーケット等を中心に取引は総じて堅調に推移したものの、コンビニエンスストア向け弁当製造ベンダーとの取引形態変更の影響により、売上高は減少いたしました。利益面につきましては、販管費は増加したものの、売上総利益の増加等により、前年同期を上回りました

 以上の結果、売上高は4,768億35百万円(前年同期比0.5%減少)、営業利益は56億48百万円(前年同期比14.4%増加)となりました

 

③ 酒類事業

消費増税後の反動減からのビール類を中心とした回復等により、売上高は増加いたしました。利益面につきましては、販管費削減を進めたこと等により、前年同期を上回りました

 以上の結果、売上高は2,166億4百万円(前年同期比3.1%増加)、営業利益は3億85百万円(前年同期より3億51百万円増加)となりました

 

④ 菓子事業

各小売業態での取引が、需要が落ちる夏場も堅調に推移したことに加え、健康志向やインバウンド消費効果等もあり、売上高は増加いたしました。利益面につきましては、売上高増加による売上総利益の増加に加え、在庫管理精度の向上による改善効果等により、前年同期を上回りました

 以上の結果、売上高は1,289億9百万円(前年同期比2.9%増加)、営業利益は4億51百万円(前年同期比506.8%増加となりました

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

 

前第2四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日

  至 平成26年9月30日)

(百万円)

当第2四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日

  至 平成27年9月30日)

(百万円)

増減

(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

19,553

18,093

△1,459

投資活動によるキャッシュ・フロー

△2,460

1,076

3,537

財務活動によるキャッシュ・フロー

△2,146

△2,199

△52

現金及び現金同等物に係る換算差額

△4

△4

現金及び現金同等物の増加額

14,945

16,965

2,020

現金及び現金同等物の期首残高

65,026

77,003

11,976

現金及び現金同等物の第2四半期末残高

79,972

93,969

13,997

 

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

 営業活動の結果得られた資金は、180億93百万円(前年同四半期は195億53百万円の収入)となりました。主たる要因は仕入債務の増加額272億65百万円等によるものであります。

 

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

 投資活動の結果得られた資金は、10億76百万円(前年同四半期は24億60百万円の支出)となりました。主たる要因は投資有価証券の売却による収入27億43百万円等によるものであります。

 

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

 財務活動の結果使用した資金は、21億99百万円(前年同四半期は21億46百万円の支出)となりました。主たる要因は配当金の支払額11億99百万円等によるものであります。

 

 以上の結果、為替換算差額を含めた当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は939億69百万円となり、前連結会計年度末(770億3百万円)に比べて169億65百万円増加となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 該当事項はありません。