当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成28年4月1日~12月31日)におけるわが国経済は、政府の経済政策や日本銀行の金融政策により緩やかな景気回復基調にありましたが、米国大統領選挙の影響や中国をはじめとした海外景気の下振れが懸念される等、引き続き楽観視できない状況で推移いたしました。
食品流通業界においては、雇用や所得環境の改善等により消費者マインドに持ち直し傾向が見られたものの、生活者の生活防衛意識は依然として根強く不透明な状況が続きました。一方、簡便化志向の高まりに伴い惣菜関連商材が伸長する等、一部で明るい兆しもみられました。
このような状況下、当社グループは本年度からの新しい指針となる「経営方針2020」を発表し、2020年に向けて目指す姿として「“より良い”を積み重ねて、日本の食を支える」を掲げました。従来の食品卸の枠を超え、エリア・業態・機能の面で多様性を有する「総合食品商社」を目指し、事業領域の拡大に向けた新しいチャレンジに取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間の売上高は1兆8,491億49百万円(前年同期比1.1%増加)、営業利益は148億33百万円(前年同期比10.0%増加)、経常利益は157億20百万円(前年同期比5.5%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前第3四半期連結累計期間の固定資産売却益や投資有価証券売却益の反動減等により103億円(前年同期比7.5%減少)となりました。
品種別、業態別売上高の詳細は、次のとおりであります。
(品種別売上高明細表)
|
品種 |
前第3四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
缶詰・調味料類 |
210,625 |
11.5 |
207,746 |
11.3 |
|
麺・乾物類 |
118,222 |
6.4 |
116,282 |
6.3 |
|
嗜好品・飲料類 |
206,143 |
11.3 |
209,273 |
11.3 |
|
菓子類 |
203,285 |
11.1 |
212,764 |
11.5 |
|
冷凍食品類 |
348,228 |
19.0 |
372,020 |
20.1 |
|
チルド食品類 |
321,481 |
17.6 |
319,498 |
17.3 |
|
ビール類 |
175,003 |
9.6 |
168,302 |
9.1 |
|
その他酒類 |
147,634 |
8.1 |
145,138 |
7.8 |
|
その他 |
98,050 |
5.4 |
98,122 |
5.3 |
|
合計 |
1,828,676 |
100.0 |
1,849,149 |
100.0 |
(業態別売上高明細表)
|
業態 |
前第3四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 平成28年4月1日 至 平成28年12月31日) |
||
|
金額(百万円) |
構成比(%) |
金額(百万円) |
構成比(%) |
|
|
卸売 |
163,059 |
8.9 |
152,994 |
8.3 |
|
GMS |
142,709 |
7.8 |
154,327 |
8.3 |
|
SM |
700,772 |
38.3 |
684,532 |
37.0 |
|
CVS |
540,016 |
29.5 |
578,196 |
31.3 |
|
ドラッグストア |
75,311 |
4.1 |
77,558 |
4.2 |
|
ユーザー |
48,271 |
2.7 |
46,038 |
2.5 |
|
その他直販 |
134,793 |
7.4 |
131,841 |
7.1 |
|
(直販計) |
1,641,874 |
89.8 |
1,672,495 |
90.4 |
|
メーカー・他 |
23,742 |
1.3 |
23,660 |
1.3 |
|
合計 |
1,828,676 |
100.0 |
1,849,149 |
100.0 |
(注)1.GMSはゼネラル・マーチャンダイズ・ストアの略で、総合スーパーであります。
2.SMはスーパーマーケットであります。
3.CVSはコンビニエンスストアであります。
4.ユーザーは外食・中食・給食等消費者へ直接飲食サービスを提供する事業者であります。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの利益又は損失の算定方法を変更しており、以下の前年同期間との比較については、前年同期間の数値を変更後の利益又は損失の算定方法により組替えた数値で比較しております。報告セグメントの算定方法の変更の詳細につきましては「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご覧ください。
① 加工食品事業
売上高は、コンビニエンスストア、ドラッグストア等との取引が伸長したものの、スーパーマーケット等との取引が減少したこと等から、微減となりました。利益面につきましては、収益性の向上を進めた結果、前年同期を上回りました。
以上の結果、売上高は5,721億1百万円(前年同期比0.2%減少)、営業利益は35億93百万円(前年同期比9.3%増加)となりました。
② 低温食品事業
売上高は、コンビニエンスストア等を中心に取引が総じて堅調に推移したことにより、増加いたしました。利益面につきましては、売上高増加に伴い販管費は増加したものの、売上総利益の増加により前年同期を上回りました。
以上の結果、売上高は7,375億49百万円(前年同期比3.0%増加)、営業利益は92億10百万円(前年同期比6.0%増加)となりました。
③ 酒類事業
売上高は、昨年9月末の子会社の異動(株式譲渡)の影響及び市場環境の悪化等により減少いたしました。利益面につきましては、販管費の削減に努めたものの、売上高減少による売上総利益の減少をカバーするに至らず、前年同期を下回る結果となりました。
以上の結果、売上高は3,260億55百万円(前年同期比2.9%減少)、営業利益は5億90百万円(前年同期比23.2%減少)となりました。
④ 菓子事業
売上高は、コンビニエンスストア、ドラッグストア等を中心に取引が総じて堅調に推移したことや、品種別で健康志向を背景にチョコレート等が引き続き伸長したこと等により増加いたしました。利益面につきましては、売上高増加による売上総利益の増加等により、前年同期を上回りました。
以上の結果、売上高は2,120億16百万円(前年同期比5.0%増加)、営業利益は20億94百万円(前年同期比53.6%増加)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。