当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間は、景気は欧米及び中国においては減速傾向となったものの、我が国においては回復傾向となりました。各国で大きく異なる新型コロナウイルス感染症への対策、長期化するウクライナ情勢の影響、資源価格高騰による影響等、先行き不透明な状態が続いております。
このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間の売上高は808億1千9百万円と前年同期の17.4%にあたる119億9千9百万円の増収、営業利益は19億8千1百万円と前年同期の33.0%にあたる4億9千2百万円の増益、経常利益は17億3千8百万円と前年同期の19.0%にあたる2億7千7百万円の増益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益については10億9千6百万円と前年同期の12.3%にあたる1億5千3百万円の減益となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の1株当たり四半期純利益は26.25円となりました。
なお、主な要因は以下のとおりであります。
・売上高については、第一事業、第二事業、第三事業が好調に推移したため増収となりました。
・営業利益については、売上高の増加による売上総利益が増加したことにより、販売費及び一般管理費の増加があったものの増益となりました。
・経常利益については、営業利益の増加、投資先からの受取配当金の増加等により、持分法による投資損失が増加したものの増益となりました。
・法人税等については、過年度減損処理した政策保有株式売却により無税化処理を行った前年度の反動等があったため増加しました。
・親会社株主に帰属する四半期純利益については、上記要因の結果、減益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、当社グループの第一事業及び第三事業の組織再編を行いました。第一事業は樹脂・難燃剤事業部の樹脂事業を第三事業に移管して難燃剤事業部に改称し、機能建材事業部を第三事業から編入致しました。第三事業は高機能素材事業部を三分割し、それぞれ高機能素材事業部、機能化学品事業部、第一事業から編入した樹脂事業と統合して合成樹脂事業部と致しました。
また、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
なお、セグメントごとの主な事業、事業内容及び主な取扱商品は次のとおりであります。
売上高は、196億6千7百万円と前年同期の17.4%にあたる29億2千万円の増収、セグメント利益につきましては、6億9千万円と前年同期の95.9%にあたる3億3千8百万円の増益になりました。
これは主に各取引が以下の通り推移した結果によるものです。
・資源・環境ビジネス事業は、資源関連、環境関連、金属関連ともに好調に推移しました。
・難燃剤事業は、需要が伸長し、好調に推移しました。
・機能建材事業は、断熱材や防水材は需要が持ち直し、好調に推移したものの、内装材は前年同期並に推移しました。
売上高は、284億8千万円と前年同期の18.9%にあたる45億3千4百万円の増収、セグメント利益につきましては、9億1千7百万円と前年同期の1.8%にあたる1千6百万円の増益になりました。
これは主に各取引が以下の通り推移した結果によるものです。
・国内向けベースオイル・添加剤及び中国向けベースオイル・添加剤は需要が伸長し、好調に推移しました。
・中国潤滑油事業は、冷凍機油は前年同期並に推移したものの、建機純正オイルは低調に推移しました。
売上高は、286億4千万円と前年同期の17.1%にあたる41億7千5百万円の増収、セグメント利益につきましては、5億4千2百万円と前年同期の25.9%にあたる1億1千1百万円の増益になりました。
これは主に各取引が以下の通り推移した結果によるものです。
・高機能素材事業は、フィルム製品及び印刷原材料が前年同期並に推移しました。
・機能化学品事業は、製紙薬剤は好調に推移したものの、粘接着剤は前年同期並に推移しました。
・合成樹脂事業は、合成樹脂原料、合成樹脂製品ともに前年同期並に推移しました。
・無機薬品事業は、好調に推移しました。
④ 自動車・電池材料事業
売上高は、32億円と前年同期の11.4%にあたる3億2千7百万円の増収、セグメント損失が、3億6千2百万円と前年同期から1億4千万円の減益(前年同期は2億2千1百万円の損失)になりました。
これは主に以下の通り推移した結果によるものです。
・自動車事業は、持分法適用会社において損失が増加したことにより、減益となりました。
・電池材料事業は、自動車用などの電池材料の売上が堅調に推移しました。
当社グループの財政状態は、次のとおりであります。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、831億6千1百万円と前連結会計年度末の8.8%にあたる67億4千5百万円の増加となりました。負債は、474億8千5百万円と前連結会計年度末の17.4%にあたる70億3千7百万円の増加となり、また、純資産は356億7千6百万円と前連結会計年度末の0.8%にあたる2億9千1百万円の減少となりました。
この結果、自己資本比率は42.3%となりました。
なお、主な要因は以下のとおりであります。
・総資産については、主に現金及び預金と売上債権の増加により、流動資産が前連結会計年度末の9.8%にあたる58億1千3百万円の増加となったことによるものであります。
・負債については、主に仕入債務と短期借入金の増加により、流動負債が前連結会計年度末の19.7%にあたる70億6千4百万円の増加となったことによるものであります。
・純資産については、主に剰余金の配当を行ったことにより、利益剰余金が前連結会計年度末の8.1%にあたる19億1千万円の減少となったことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、91億6千9百万円と前年同期末の18.5%にあたる14億3千4百万円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期から21億1千5百万円が増加し17億5千6百万円の資金増となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期から6億8千万円が増加し9億4千2百万円の資金増、財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期から28億1千8百万円が増加し12億1千1百万円の資金増となりました。
その主要な原因は、以下のとおりであります。
・営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益17億6千9百万円から、非現金収支等を調整した後の資金の増加23億1千万円及び主に棚卸資産の減少や仕入債務の増加による23億4千7百万円の資金増に対し、売上債権の増加や法人税の支払による29億2百万円の資金減が生じたことによるものであります。
・投資活動によるキャッシュ・フローは、主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による5億3千3百万円の資金増が生じたことによるものであります。
・財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入れによる42億8千3百万円の資金増と、配当金の支払による30億6百万円の資金減が生じたことによるものであります。
当社グループにおける資金の使途は、主に商品の仕入れや人件費の支払いのための運転資金のほか、税金及び配当金の支払いであり、これらの資金需要に対して、営業活動によるキャッシュ・フローから獲得した自己資金と金融機関からの借入金を充てております。
当社グループは、資金効率の向上及び利息費用の低減の施策として、必要資金の一部をグループ・ファイナンスにより賄うことで、有利子負債の圧縮を図っております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。