当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年10月1日~2019年12月31日)における我が国の経済は、雇用所得は堅調に推移し、ゆるやかな回復基調が続くものの、海外においては米中貿易摩擦の深刻化、中国経済の減速、中東地域や東アジアを中心とする地政学的リスクの高まり等、先行きの不透明な状況が続いています。
当社が関わる食品販売事業では、原材料費や人件費の上昇を販売価格に転嫁する動きが続くなか、2019年10月に実施された消費税増税により消費マインドが低迷しており、依然として厳しい経営環境が続いています。
このような状況のもと当社グループは、最終年度となりました第六次中期経営計画「Growing Value 2020」(3ヵ年)に基づき、冷蔵倉庫事業では「マーケットインに応える革新と進化」を目指し、食品販売事業では「食料資源の開発と食プロデュースによる安定供給構造の構築」を目指して、事業運営方針の各施策に取り組んでいます。
その結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間の連結経営成績は、売上高31,667百万円(前期比15.5%減)、営業利益1,156百万円(前期比5.0%減)、経常利益1,333百万円(前期比1.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益764百万円(前期比15.9%減)となりました。
なお、当社の調達力・開発力・販売力をさらに強固なものとするだけでなく、迅速な戦略・意思決定を図るため、2020年1月1日付で連結子会社である㈱アライアンスシーフーズと㈱クローバートレーディングの吸収合併を実施しています。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
①冷蔵倉庫事業
当第1四半期連結累計期間は増収増益となりました。荷動きの停滞が続いているため荷役料が減少しましたが、前期から畜産品を中心とした高い在庫水準が続いたことで保管料収入が増加し、増益に大きく貢献しました。タイの連結子会社THAI YOKOREI CO.,LTD.は、前期までの高い在庫水準が落ち着いたため、減益となりました。
以上の結果、冷蔵倉庫事業の業績は、売上高7,452百万円(前期比0.4%増)、営業利益1,951百万円(前期比8.7%増)となりました。
②食品販売事業
当第1四半期連結累計期間は、大幅な減収減益となりました。
水産品は減収減益となりました。在庫の消化が進んだイカ、輸出・国内向け販売が好調なホタテは増益となりましたが、鮭鱒の国内在庫増加による相場の下落、カニの相場急落が大きな要因となり、大幅な減収減益となりました。
畜産品は、減収増益となりました。国内在庫が多く、利益率の下がったチキンは減益となったものの、ポークは中国で発生した家畜伝染病の影響から相場が上昇したため、結果として畜産品は増益となりました。
農産品は、カボチャ、にんじん等、加工向け農産品の取り扱いを進め、若干の増収増益となりました。
ノルウェー養殖事業は、前期は天候不順で水揚げが遅れましたが、今期は計画通り進んだことに加え、国内在庫の消化が進み、増収増益となりました。
以上の結果、食品販売事業の業績につきましては、売上高24,201百万円(前期比19.4%減)、営業損益84百万円の損失計上(前期は107百万円の利益計上)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ3,118百万円増加し、182,365百万円となりました。これは主に、投資有価証券が2,058百万円、貸付金が1,496百万円増加したこと等によるものです。
負債総額は、前連結会計年度末に比べ2,712百万円増加し、101,379百万円となりました。これは主に、借入金が2,607百万円増加したこと等によるものです。
また、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ405百万円増加し、80,986百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」)は、前連結会計年度末に比べ326百万円増加の3,703百万円となりました。当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況と主な内容は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、2,847百万円の資金の増加(前年同四半期は4,083百万円の資金の増加)となり、その主な内容は税金等調整前四半期純利益1,333百万円、減価償却費1,389百万円、仕入債務の増加額993百万円等による資金の増加と、売上債権の増加額1,545百万円等の資金の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、4,418百万円の資金の減少(前年同四半期は8,810百万円の資金の減少)となり、その主な内容は有形固定資産の取得による支出2,837百万円と、貸付けによる支出1,938百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1,976百万円の資金の増加(前年同四半期は6,251百万円の資金の増加)となり、その主な内容は金融機関からの借入の純増額2,716百万円による資金の増加と、配当金の支払額679百万円等の資金の減少によるものです。
(4)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当社は、当社の完全子会社である(株)アライアンスシーフーズ及び(株)クローバートレーディングと2020年1月1日を効力発生日とする吸収合併契約を、2019年10月25日開催の取締役会にて決議し同日付で締結しております。詳細については、第4[経理の状況]の重要な後発事象をご参照ください。