当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境において改善傾向が続き、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、新興国経済の減速や為替相場の急激な変動による企業収益への影響が懸念されるなど、先行きの不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループはグループ総合力を発揮し、収益力の強化、財務体質の改善等に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は645億29百万円(前年同期比6.6%減)、営業利益は10億2百万円(前年同期比13.7%減)、経常利益は10億80百万円(前年同期比8.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億86百万円(前年同期比32.1%増)となりました。
セグメント別の概況は次のとおりであります。
(電機関連事業)
電機関連事業では、生産設備関連におけるレーザ加工機や建築設備関連の空調冷熱設備の受渡しは堅調でしたが、FA機器製品の販売は伸び悩みました。
以上の結果、売上高は165億19百万円(前年同期比0.0%増)、セグメント利益は6億63百万円(前年同期比12.5%減)となりました。
(機械関連事業)
機械関連事業では、産業機械において食品機械関連設備が好調に推移し、農業施設において穀類等貯蔵施設工事などが堅調であったことから前年同期比で大幅な増収となり、セグメント損益も改善いたしました。
以上の結果、売上高は48億75百万円(前年同期比26.3%増)、セグメント損失82百万円(前年同期はセグメント損失2億10百万円)となりました。
(建材・燃料関連事業)
建材事業では、土木資材、生コンの受注・受渡しは前年並みで推移したものの、首都圏における民間工事の着工遅れや官庁向け工事物件の減少等により苦戦いたしました。
燃料事業では、SS(サービスステーション)でのガソリン販売において市況に改善傾向が見られるものの、収益面では厳しい状況が続きました。
以上の結果、売上高は284億15百万円(前年同期比11.5%減)、セグメント利益は1億77百万円(前年同期比25.1%減)となりました。
(海運関連事業)
連結子会社のナラサキスタックス㈱では、輸入炭の取扱いは好調でしたが、鋼材・木材・セメントなど建設資材の取扱量に大きな回復が見られず、前年同期比で減収減益となりました。
以上の結果、売上高は122億14百万円(前年同期比3.0%減)、セグメント利益は3億10百万円(前年同期比15.8%減)となりました。
(建設機械関連事業)
建設機械関連事業では、コンクリートポンプ車の販売は堅調に推移しましたが、道路工事量の減少により物件の引合い・受注が低調であり、大幅な減収となりました。
以上の結果、売上高は25億4百万円(前年同期比37.4%減)、セグメント利益は48百万円(前年同期比67.0%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は465億28百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億36百万円の増加となりました。主な要因は、現金及び預金の増加19億96百万円であります。
負債は346億68百万円となり、前連結会計年度末と比べ8億7百万円の増加となりました。主な要因は、流動負債のその他に含まれる前受金の増加7億81百万円であります。
純資産は118億60百万円となり、前連結会計年度末と比べ7億28百万円の増加となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.7ポイント増加し、24.8%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
なお、当社は「農協等が発注する穀物の乾燥・調製・貯蔵等施設の製造請負工事等」に関し、独占禁止法に違反する行為があったとして、平成28年2月10日付で公正取引委員会より排除措置命令及び課徴金納付命令を受け、それに伴い平成29年1月24日付で国土交通省より営業停止処分(期間:平成29年2月8日~平成29年3月9日 範囲:全国における建築工事業及び機械器具設置工事業に関する営業のうち、公共工事に係るものまたは民間工事であって補助金等の交付を受けているもの)を受けております。
当社は、今回の処分を厳粛に受け止め、既に入札手続きや同業他社との接触規制の厳格化、独占禁止法監査体制の整備、社員向け研修の強化など再発防止に取り組んでいるところではありますが、コンプライアンス体制をなお一層強化し、信頼回復に全社を挙げて努めてまいります。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。