第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間の医療用医薬品市場は、ジェネリック医薬品の使用促進などの医療費抑制策の影響があったものの、新薬創出加算品や新薬による市場拡大により前年同期比7.9%(クレコンリサーチ&コンサルティング株式会社推計)のプラス成長となり、当社グループの医薬品卸売事業は前年同期比11.0%の成長となりました。 

当社グループは今後の市場環境の変化に対応するために、引き続き、患者さまや医療機関が抱える問題を解決するための様々な顧客支援システム・サービスの開発・提案に取り組み、医療と健康に関する幅広い分野で存在価値を発揮する付加価値サービス型ビジネスモデルへの変革を推進しました。また、今後の医療・介護の提供体制の見直しによる地域包括ケアシステムの構築に貢献すべく様々な取り組みを行っております。

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高970,279百万円(前年同期比10.5%増)、営業利益14,336百万円(前年同期比81.5%増)、経常利益18,798百万円(前年同期比51.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益10,330百万円(前年同期比6.1%減)となりました。 

 

セグメントの業績の概略は以下のとおりです。 

医薬品卸売事業では、引き続き、適正利益の確保とフィービジネスの拡大に積極的に取り組み、一方でオペレーションコストの低減を図りました。また、調剤薬局業務をトータル的にサポートする「調剤ENI-Pharmaシリーズ」と自動音声認識薬歴作成支援システム「ENIFvoice SP」とを一体化させた提案や、初めて受診する医療機関をインターネットで探す患者さまが、医療機関のホームページや医療機関検索サイトから、診察の事前受付ができる「初診受付サービス」等に注力するなど、独自の顧客支援システムを基軸とした提案型の営業活動を推進しました。

その結果、売上高は932,386百万円(前年同期比11.0%増)、セグメント利益(営業利益)は12,707百万円(前年同期比67.7%増)となりました。

調剤薬局事業においては、業容の拡大を進めるとともに調剤報酬の方向性に対応した店舗運営による収益性改善策の推進と統一化されたシステムによる管理業務の集約化と効率化を図りました。

その結果、売上高は73,505百万円(前年同期比7.1%増)、セグメント利益(営業利益)は1,908百万円(前年同期比315.8%増)となりました。

治験施設支援事業では、受託が順調に推移した結果、売上高は401百万円(前年同期比66.4%増)、セグメント利益(営業利益)は222百万円(前年同期比155.3%増)、情報機器販売事業においては、売上高は891百万円(前年同期比1.9%減)、セグメント損失(営業損失)は113百万円となりました。

(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて22.6%増加し、527,166百万円となりました。これは、現金及び預金が12,878百万円、受取手形及び売掛金が67,398百万円、商品及び製品が14,879百万円それぞれ増加したこと等によります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて3.4%増加し、175,633百万円となりました。これは、投資有価証券が8,024百万円増加し、のれんが1,806百万円減少したこと等によります。

この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて17.1%増加し、702,800百万円となりました。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて24.5%増加し、485,764百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が104,070百万円増加し、未払法人税等が3,435百万円、その他のうち未払消費税等が3,426百万円それぞれ減少したこと等によります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて4.4%減少し、50,096百万円となりました。これは、長期借入金が2,839百万円減少したこと等によります。

この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて21.1%増加し、535,861百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて6.1%増加し、166,938百万円となりました。これは、利益剰余金が8,652百万円、その他有価証券評価差額金が4,215百万円それぞれ増加した一方、自己株式が3,263百万円増加したこと等によります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)主要な設備

 前連結会計年度末に計画中であった設備投資については、以下のとおり完了しております。

 ・合同東邦㈱の堺営業所移転のための建物  平成27年5月完了

 ・九州東邦㈱の福岡営業所移転のための建物  平成27年6月完了

 ・セイコーメディカルブレーン㈱のI.C.メディカルビル建設のための土地、建物  平成27年7月完了

当第3四半期連結累計期間において、当社は、次のとおり新たな物流センターに係る設備投資計画を決議しております。

 広島物流センター(仮称) 

  ①設備投資の内容

   所在地   広島県広島市安佐南区

   投資予定額 110億円(現時点での概算) 

  ②設備の導入時期

   着工予定 平成28年初頭  竣工予定 平成29年