第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期累計期間における医療用医薬品市場は、ジェネリック医薬品の使用促進などの医療費抑制策の推進により、引き続き厳しい環境下にあります。当社におきましては、C型肝炎治療薬市場の縮小の影響を大きく受けましたが、通期計画に対して売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも基準進捗を上回り、堅調に推移しました。

当社グループは、医療・健康・介護に携わる企業集団として、引き続き、患者様や医療機関さらには在宅医療・看護に携わる専門職の皆様が抱える課題を解決する付加価値サービス型ビジネスモデルへの変革をグループ一体となって加速させるとともに、人員・組織の最適化や業務の効率化等を推進することで、収益性の向上に努めました。2016年11月に発足させた共創未来ファーマ㈱は、「共創未来ファーマ」ブランドとして初めて製造販売承認を取得した4成分9品目を含む6成分14品目を新たに12月に発売するなど、積極的な取り組みを継続しております。また、2017年11月に、災害時にも医薬品等を安定供給出来る安心・安全の流通体制を強化するため、都心に位置する京浜トラックターミナル「ダイナベース」内に総合物流センターを新築することを決定しました。

当第3四半期の連結業績は、売上高923,450百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益11,107百万円(前年同期比1.7%減)、経常利益15,718百万円(前年同期比0.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益9,916百万円(前年同期比2.2%減)となりました。

 

セグメントの業績の概略は以下のとおりです。

医薬品卸売事業においては、製品価値に応じた価格体系に基づく単品単価での価格交渉を推進するなど適正利益の確保に注力するとともに、事業基盤の強化に取り組みました。また、当社独自の顧客支援システムを大きな収益の柱と位置付け、積極的に契約件数の拡大を図るとともに、提案活動を通じた医療機関との関係強化に努めました。その結果、当第3四半期の医薬品卸売事業の売上高は885,362百万円(前年同期比1.9%減)、セグメント利益(営業利益)は9,996百万円(前年同期比9.7%減)となりました。

調剤薬局事業においては、調剤報酬改定への対応を進めるとともに、人員の適正化および当社の顧客支援システムの活用などによる店舗業務の標準化や効率化を引き続き推進することで、収益性の改善に取り組みました。その結果、売上高は73,271百万円(前年同期比2.1%増)、セグメント利益(営業利益)は2,472百万円(前年同期比208.1%増)となりました。

治験施設支援事業では、売上高は228百万円(前年同期比18.1%減)、セグメント利益(営業利益)は55百万円(前年同期比40.3%減)、情報機器販売事業においては、売上高は1,123百万円(前年同期比0.6%減)、セグメント損失(営業損失)は58百万円となりました。

(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて15.0%増加し、491,011百万円となりました。これは、現金及び預金が30,681百万円、受取手形及び売掛金が22,909百万円、商品及び製品が11,588百万円それぞれ増加したこと等によります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて8.0%増加し、185,559百万円となりました。これは、投資有価証券が12,137百万円、有形固定資産が3,069百万円それぞれ増加し、のれんが1,193百万円減少したこと等によります。

この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて13.0%増加し、676,570百万円となりました。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて15.8%増加し、427,048百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が59,849百万円増加したこと等によります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて13.8%増加し、47,595百万円となりました。これは、長期借入金が4,021百万円増加したこと等によります。

この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて15.6%増加し、474,644百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて7.3%増加し、201,926百万円となりました。これは、利益剰余金が7,697百万円、その他有価証券評価差額金が6,494百万円それぞれ増加したこと等によります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5)主要な設備

前連結会計年度末に計画中であった設備投資については、以下のとおり完了しております。

    ・九州東邦㈱の熊本北営業所移転のための土地、建物 平成29年8月完了

    ・九州東邦㈱の大牟田営業所移転のための土地、建物 平成29年11月完了

    ・㈱セイエルの宇部営業所移転のための建物     平成29年12月完了

当第3四半期連結累計期間において、当社は、以下のとおり、東京都大田区平和島に建築中の京浜トラックターミナル「ダイナベース」の賃貸借契約の締結について決議し、「総合物流センター」の新築を決定しております。

 ①「総合物流センター」の内容

  名称 :未定

  所在地:東京都大田区平和島二丁目1番1号

      京浜トラックターミナル内「ダイナベース」

  面積 :50,766平方メートル(「ダイナベース」の2階から5階)

  投資予定額:物流設備 60億円 他

 ②設備の稼働時期

  「ダイナベース」の竣工時期  :平成30年7月(予定)

  「総合物流センター」の稼働時期:平成31年7月(予定)