第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、実質所得の増加を主因に消費が緩やかに持ち直していることに加えて、昨年8月に決定された事業規模28兆円の大型経済対策に伴う公共投資の増加などが寄与し、景気は緩やかに回復しております。

 当社グループの位置する建設関連業界におきましては、公共工事が震災からの復旧・復興需要に平成28年度第2次補正予算の執行が加わることで増加し、住宅投資も住宅ローン金利の低水準下で貸家を中心に堅調に推移しました。しかしながら、設備投資が内外経済の不透明感を背景とした企業の新規投資に対する慎重姿勢から小幅増にとどまり、建設労働者の不足感が根強い中で建設労務費の高騰が続いたことから、厳しい経営環境となりました。

 このような環境において当社グループは、連結子会社株式会社建材社を株式会社クワザワに統合し、グループ内における事業の効率化を図りました。

 また、M&Aにより栃木県所在の原木屋産業株式会社および原木屋セーフティーステップ株式会社を新たに連結子会社とし、関東市場での拠点を拡大するとともに、新規事業となる仮設資材のリースおよび組立事業に参入し営業基盤の強化に取り組みました。

 少子高齢化の進展等により新設住宅着工の減少が見込まれる中、「リフォーム体感ショールーム」を札幌市に開設、「リフォーム体感フェア」を札幌駅地下歩行空間にて開催したほか、不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営する株式会社ネクストと合弁会社「株式会社Lifull Remodel」を設立するなどリフォームやリノベーション需要の開拓に努めました。

 さらに、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスへの取り組みを強化し、非住宅部門への積極的な営業も展開いたしました。

 この結果、当第3四半期の業績は売上高674億54百万円(前年同期比4.8%増)となりましたが、販売費及び一般管理費の増加などの影響により営業利益は9億27百万円(同7.3%減)、経常利益は10億26百万円(同7.4%減)、税金費用の増加などから親会社株主に帰属する四半期純利益は5億96百万円(同19.5%減)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

建設資材

 民間の建築需要が底堅く推移したことなどから売上高は455億92百万円(前年同期比6.9%増)となりましたが、競争激化による利益率低下などからセグメント利益は5億69百万円(同10.7%減)となりました。

建設工事

 売上高は186億69百万円(同1.4%減)となり、セグメント利益は5億38百万円(同22.5%減)となりました。

資材運送

 売上高は28億68百万円(同16.6%増)となり、セグメント利益は3億63百万円(同42.2%増)となりました。

その他

 売上高は3億24百万円(同1.9%減)となり、セグメント利益は1億11百万円(同3.6%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産の状況)

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末比79億29百万円増加して444億59百万円となりました。流動資産は同70億63百万円増加して355億35百万円、固定資産は同8億66百万円増加して89億24百万円となりました。流動資産の増加の主なものは、受取手形及び売掛金の増加によるものであります。固定資産のうち有形固定資産は、同34百万円減少して53億98百万円となりました。無形固定資産は、同6億18百万円増加して6億91百万円となりました。投資その他の資産は、同2億82百万円増加して28億34百万円となりました。

(負債の状況)

 当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末比72億78百万円増加して323億23百万円となりました。流動負債は、同76億21百万円増加して305億5百万円、固定負債は同3億42百万円減少して18億17百万円となりました。流動負債の増加の主なものは、支払手形及び買掛金の増加によるものであります。固定負債の減少の主なものは、長期借入金の減少によるものであります。

(純資産の状況)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末比6億50百万円増加して121億35百万円となりました。この増加の主なものは、利益剰余金の増加によるものであります。

 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の31.1%から27.0%となりました。

 

(3)事業上および財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5)主要な設備

 ①当第3四半期連結累計期間において、新たに計画した主要な設備の新設は次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメント

の名称

設備の内容

投資予定金額

資金

調達

方法

着手および完了予定年月

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

㈱クワザワ

本社

札幌市白石区

全社

その他

本社ビル

未定

26

未定

平成29年4月

平成30年3月

㈱サツイチ

札幌流通センター支店

札幌市白石区

資材運送

倉庫

未定

14

未定

平成29年3月

平成29年10月

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 ②当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の除却等の計画は次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価格(百万円)

除却予定年月

㈱クワザワ

本社

札幌市白石区

全社

本社ビル

20

平成30年3月

㈱クワザワ

本社

札幌市白石区

その他

倉庫

2

平成29年3月

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。