第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀による金融緩和政策を背景に、企業収益や雇用情勢に改善が見られ、景気は緩やかな回復基調が続いておりますが、中国をはじめとする新興国の経済動向や原材料価格の高騰に伴う物価上昇など、依然として先行き不透明な状況で推移しております。

 このような事業環境のもと、当社は100%出資する株式会社吉利事業譲受準備会社を設立し、平成27年8月20日付で株式会社吉利より和装小物卸売事業を譲受しました。(事業譲受後、商号を「株式会社吉利」へ変更しております。)これにより当社グループは、これまで事業の方向性として掲げてきた「卸から顧客創造」戦略を加速すべく、きものから和装小物までの商品供給力を一体化し、お客様への販売力と取引先様に対する提案力の強化に努めてまいりました。

 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高54億58百万円(前年同四半期比7.3%増)、営業利益は67百万円(前年同四半期は営業損失1億3百万円)、経常利益は67百万円(前年同四半期は経常損失83百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42百万円(前年同四半期比66.3%減)となりました。

 セグメントの状況は次のとおりであります。

 和装事業は、百貨店取引を中心に回復傾向にあるとともに、事業譲受した株式会社吉利が寄与し、売上高は大きく伸びました。営業利益は、収益の増加と販売費の見直しにより黒字転換となりました。この結果、売上高15億15百万円(前年同四半期比34.6%増)、営業利益は48百万円(前年同四半期は営業損失17百万円)となりました。

 寝装事業は、専門店への販売不振が続いていますが、量販店への販売及びギフト販売が順調に推移し、売上高は増加しました。営業利益は、主力商材の仕入コスト高騰の影響を受け減益となりました。この結果、売上高5億26百万円(前年同四半期比2.3%増)、営業利益は23百万円(前年同四半期比2.5%減)となりました。

 洋装事業は、ホームファッション、子供服の売上は回復しましたが、婦人洋品の販売が振るわず減収減益となりました。この結果、売上高20億74百万円(前年同四半期比8.2%減)、営業損失は10百万円(前年同四半期は営業利益16百万円)となりました。

 意匠撚糸事業は、中国市場では顧客深耕の効果により順調に推移し、日本国内では依然としてストレッチ素材を中心とした高付加価値の糸が売上を伸ばし増収増益となりました。この結果、売上高13億37百万円(前年同四半期比12.9%増)、営業利益は71百万円(前年同四半期比35.7%増)となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。