当社は、平成28年8月19日開催の取締役会決議に基づき、同日にイエリデザインプロダクツ株式会社との間で横ニット事業を譲受ける事業譲渡契約を締結し、平成28年8月31日付で事業を譲受けました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融緩和政策を背景として、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復基調で推移したものの、新興国経済の下振れリスク、株式市場の低迷や円高の進行など金融市場の変動の影響もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような事業環境のもと、当社グループでは、M&Aの積極推進により事業規模拡大を目指しており、当社は、平成28年8月31日付にてイエリデザインプロダクツ株式会社より、横ニット事業(企画及び販売事業)を事業譲受し、イエリデザイン事業部としております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高34億50百万円(前年同四半期比6.4%増)、営業利益は5百万円(前年同四半期は営業損失71百万円)、経常利益は7百万円(前年同四半期は経常損失71百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は4百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失79百万円)となりました。
セグメントの状況は次のとおりであります。
なお、当第2四半期連結累計期間より、事業譲受した横ニット事業を「意匠撚糸事業」に含めております。
和装事業は、既存事業での専門店取引の売上は減少しましたが、平成27年8月に事業譲受した株式会社吉利が貢献し売上高は大きく伸びました。また、粗利率の改善と販管費の抑制により営業利益も改善しました。この結果、売上高10億94百万円(前年同四半期比33.4%増)、営業利益は2百万円(前年同四半期は営業損失9百万円)となりました。
寝装事業は、ギフト販売は前年を上回りましたが、量販店・専門店取引ともに売上が落ち込みました。利益面では、粗利率の改善と販管費の見直しにより営業利益は改善しました。この結果、売上高2億94百万円(前年同四半期比7.0%減)、営業利益は12百万円(前年同四半期比45.6%増)となりました。
洋装事業は、婦人服の専門店取引及びベビー子供服の量販店取引は堅調に推移しましたが、百貨店向け高級婦人服とベビー子供服の専門店取引が落ち込みました。利益面では、粗利率の改善と販管費の削減により営業損失は縮小しました。この結果、売上高11億81百万円(前年同四半期比8.8%減)、営業損失は11百万円(前年同四半期は営業損失43百万円)となりました。
意匠撚糸事業は、既存事業の国内大手アパレル向け販売が落ち込み売上は減少しましたが、中国市場は好調に推移、さらに、事業譲受したイエリデザイン事業部が売上高・営業利益に寄与いたしました。この結果、売上高8億77百万円(前年同四半期比8.9%増)、営業利益は62百万円(前年同四半期比114.0%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度末に比べ1億50百万円減少し、6億64百万円となっております。これは主に税金等調整前四半期純利益、営業譲受による支出、配当金の支払い等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は、37百万円(前年同四半期は98百万円の減少)となりました。
これは主に仕入債務の減少73百万円、売上債権の減少89百万円、たな卸資産の減少56百万円及び税金等調整前四半期純利益7百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は、44百万円(前年同四半期は1億81百万円の減少)となりました。
これは主に貸付金回収による収入19百万円、営業譲受による支出60百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は、1億30百万円(前年同四半期は76百万円の減少)となりました。
これは主に短期借入金の減少6百万円、配当金の支払額91百万円及び長期借入金の返済による支出30百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。