文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策を背景として、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復基調で推移したものの、新興国経済の減速、米国の新政権への移行による影響などにより為替や株価が乱高下するなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような事業環境のもと、当社グループでは、M&Aの積極推進により事業規模拡大を目指しており、当社は、平成28年8月31日付にてイエリデザインプロダクツ株式会社より、横ニット事業(企画及び販売事業)を事業譲受し「イエリデザイン事業部」としております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高55億70百万円(前年同四半期比2.1%増)、営業利益は91百万円(前年同四半期比35.8%増)、経常利益は1億17百万円(前年同四半期比74.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は95百万円(前年同四半期比127.5%増)となりました。
セグメントの状況は次のとおりであります。
なお、第2四半期連結累計期間より、事業譲受した横ニット事業を「意匠撚糸事業」に含めております。
和装事業は、既存事業の専門店・百貨店取引ともに売上が落ち込みましたが、平成27年8月に事業譲受した株式会社吉利が売上に寄与いたしました。株式会社吉利における粗利率の低下と販管費が増加し、この結果、売上高16億69百万円(前年同四半期比10.2%増)、営業利益は25百万円(前年同四半期46.1%減)となりました。
寝装事業は、ギフト販売は前年を上回りましたが、量販店・専門店取引ともに売上が落ち込みました。利益面では、粗利率の改善と販管費の見直しにより営業利益は改善しました。この結果、売上高4億76百万円(前年同四半期比9.5%減)、営業利益は25百万円(前年同四半期比8.6%増)となりました。
洋装事業は、婦人服の専門店・百貨店取引、ベビー子供服の専門店・量販店取引、ともに洋装品の買い控えによる影響を受け売上は落ち込みました。利益面では、粗利率の改善と販管費等の削減により営業利益は改善しました。この結果、売上高18億57百万円(前年同四半期比10.5%減)、営業利益は24百万円(前年同四半期は営業損失10百万円)となりました。
意匠撚糸事業は、既存事業の国内大手アパレル向け販売が落ち込み売上は減少しましたが、中国市場は好調に推移、さらに、事業譲受したイエリデザイン事業部が売上高・営業利益に寄与いたしました。この結果、売上高15億63百万円(前年同四半期比16.9%増)、営業利益は1億28百万円(前年同四半期比79.5%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。