第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、政府の各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されております。しかしながら、通商問題の動向が世界経済に与える影響に一層注意するとともに、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意が必要な状況にあります。

 このような事業環境のもと、当社グループは、コア事業である意匠撚糸事業へ継続的に経営資源を集中すると同時に、前期までに和装・寝装事業では、事業所の統廃合、洋装事業では、販売員契約の見直しなど様々なコスト削減を実施したことに加えて、収益性低下による棚卸資産の評価損や不採算のブランド事業を廃止することによる特別損失を計上するなど抜本的な構造改革により、当期以降の成長戦略推進のための基盤づくりを行いました。これらの結果、売上高15億6百万円(前年同四半期比9.5%減)、営業利益は15百万円(前年同四半期は営業損失27百万円)、経常利益は14百万円(前年同四半期は経常損失15百万円)、また、当社が出資を行っていた協同組合が6月に清算結了決議を行い、残余財産の分配を受け、特別利益を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は71百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失22百万円)となりました。

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 和装事業は、リサイクル企画催事の取り組みにより新たな販売機会を創出し、また、専門店取引も堅調に推移いたしましたが、百貨店取引は売上減少傾向に加え、連結子会社(株)吉利においても大手量販店との取引見直しにより売上減少となりました。この結果、売上高3億14百万円(前年同四半期比16.5%減)、営業利益は3百万円(前年同四半期比48.6%減)となりました。

 寝装事業は、マットレス事業における通販取引先への商品供給は順調に推移いたしましたが、量販・専門店取引が売上減少傾向となりました。また、前期まで牽引してまいりました東北地区におけるギフト事業も受注減により売上減少いたしました。そのような中、前期までに実施した組織体制の見直しや事業所の縮小などの構造改革が利益創出につながりました。この結果、売上高1億28百万円(前年同四半期比4.1%減)、営業利益は6百万円(前年同四半期比15.9%増)となりました。

 洋装事業は、アパレル事業におきまして、西日本の百貨店における人材投入型の催事事業が拡大、九州が拠点の丸福事業は、ベビー・子供服が専門店取引を中心に売上が伸長し、増収増益となりました。馬里邑事業は、主力の百貨店取引が売上減少傾向でしたが、専門店取引の売上が伸長したことに加えて、前期における抜本的な構造改革の結果、粗利率が改善し、固定費も削減されたことで大幅な利益面での改善がはかれました。この結果、売上高6億21百万円(前年同四半期比1.7%減)、営業利益は36百万円(前年同四半期は営業損失27百万円)となりました。

 意匠撚糸事業は、海外事業の日本市場向けは受注増により売上伸長したものの、中国内販向け及び欧州向けが受注減となり、国内事業は堅調に推移したものの売上減少となりました。また、OEM事業は国内アパレルからの大幅受注減により、売上減少となりました。この結果、売上高4億41百万円(前年同四半期比15.2%減)、営業利益は21百万円(前年同四半期比32.0%減)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における流動資産は54億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ39百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が73百万円増加し、受取手形及び売掛金が1億58百万円減少したことによるものであります。固定資産は2億66百万円となり、前連結会計年度末に比12百万円減少いたしました。これは主に投資その他の資産「その他」が10百万円減少したことによるものです。

 この結果、総資産は56億70百万円となり、前連結会計年度末に比べ52百万円減少いたしました。

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における流動負債は13億10百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億20百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が34百万円、電子記録債務が30百万円減少したことによるものであります。固定負債は48百万円となり、前連結会計年度末に比べ2百万円減少いたしました。これは主にその他が2百万円減少したことによるものであります。

 この結果、負債合計は13億58百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億22百万円減少いたしました。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は43億11百万円となり、前連結会計年度末に比べ70百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益71百万円によるものであります。

 この結果、自己資本比率は76.0%(前連結会計年度末は74.1%)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。