当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出の回復や底堅い個人消費等により総じて回復基調で推移しました。
当社グループに関係の深い化学工業界につきましても、国内生産や企業収益は堅調に推移しておりますが、米国の金融引締めによる影響や緊迫化する北朝鮮情勢等、景気を下押しするリスク要因もあり、先行き不透明な状況となっております。
このような状況のもと、当社グループにおきましては、中期経営計画「Go forward STAGE 1」の2年目に当たる事業年度として、事業領域・業種ごとにニーズを汲んだ提案営業を加速させるとともに、これまでと同じく中国・ASEAN地域における海外取引の拡大、環境関連ビジネスの強化に努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高73,124百万円(前年同四半期比4.8%増)、営業利益914百万円(同14.0%増)、経常利益1,128百万円(同15.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益738百万円(同10.9%増)となりました。
セグメント別の概況は次のとおりであります。
無機薬品につきましては、主力商品のか性ソーダは市況の回復及び取扱数量の増加により増収となりました。その他の商品ではチタン化合物及び塩酸は増収となりましたが、活性炭及び炭酸ソーダは減収となりました。
有機薬品につきましては、石油化学製品、メタノール、製紙用ラテックス等が市況の回復により増収となりましたが、高分子凝集剤は減収となりました。
この結果、化学品事業といたしましては、売上高は前年同四半期に比べ5.1%増の52,781百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同四半期に比べ5.3%増の1,679百万円となりました。
包装材料につきましては、複合フィルム、ナイロンフィルム、ポリプロピレンフィルム等が増収となりました。
合成樹脂につきましては、タンク類、ポリエチレン樹脂が増収となりましたが、高機能樹脂は減収となりました。
機器類につきましては、電気関連機器及びエレクトロニクス材料が増収となりましたが、機械器具設置工事は大型案件の減少により減収となりました。
この結果、機能材事業といたしましては、売上高は前年同四半期に比べ4.7%増の18,453百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同四半期に比べ9.0%減の504百万円となりました。
その他事業につきましては、曹達日化商貿(上海)有限公司が減収となったことにより、売上高は前年同四半期に比べ0.4%減の1,888百万円となりましたが、モリス株式会社が増益となったこと等により、セグメント利益(営業利益)は前年同四半期に比べ37.8%増の62百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ8,466百万円増加し、63,257百万円となりました。
増減の主なものは資産の部では、受取手形及び売掛金が6,062百万円、商品及び製品が1,011百万円、投資有価証券が2,406百万円それぞれ増加し、現金及び預金が902百万円減少いたしました。負債の部では、支払手形及び買掛金が6,066百万円、繰延税金負債が712百万円それぞれ増加いたしました。純資産の部では、その他の有価証券評価差額金が1,665百万円増加いたしました。
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。