第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による急速な景気悪化から、5月の緊急事態宣言の解除等により経済活動再開の動きが見え始めておりましたが、一方で国内外において引き続き同感染症の再拡大のリスクが懸念されており、製造業の生産や輸出は先行き不透明な状況が当面続くものと見込まれます。

当社グループに関係の深い業界につきましても、国内外の需要減少の影響が強く表れており、生産に慎重な姿勢が見られました。

このような環境のもと、当社グループにおきましては、中期経営計画「Go forward STAGE2」の2年目に当たる事業年度として、国内市場においては収益基盤の徹底強化を図るとともに、新たなビジネスチェーンの構築を目指してまいりました。また、海外市場においては中国・ASEAN地域にて更なる市場の開拓に努めました。一方で新型コロナウイルス感染症の影響を受け売上高は減収となりましたが、ITの有効活用などによる徹底的な販売管理費の削減を図ってまいりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高22,525百万円(前年同四半期比6.6%減)、営業利益236百万円(同2.0%増)、経常利益362百万円(同2.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益263百万円(同12.0%増)となりました。

 

セグメント別の概況は次のとおりであります。

 

化学品事業

無機薬品につきましては、主力商品のか性ソーダは取扱数量の減少により減収となりました。その他の商品では、マンガン化合物が輸出の増加により、またカレットが取扱数量の増加により増収となりましたが、カルシウム化合物は取扱数量の減少により減収となりました。

有機薬品につきましては、加工デンプン類及びエタノールが取扱数量の増加により増収となりましたが、製紙用ラテックスは需要の低迷により減収となりました。

この結果、化学品事業といたしましては、売上高は前年同四半期に比べ5.3%減の16,753百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同四半期に比べ0.3%増の561百万円となりました。

 

機能材事業

包装材料につきましては、ポリプロピレンフィルム及びナイロンフィルムが輸出の増加により増収となりましたが、ポリエチレンフィルムは減収となりました。

合成樹脂につきましては、工業用製品が案件の減少により減収となりました。

機器類につきましては、機械器具設置工事が案件の減少により減収となりました。

この結果、機能材事業といたしましては、売上高は前年同四半期に比べ10.4%減の4,795百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同四半期に比べ4.2%減の140百万円となりました。

 

その他事業

その他事業につきましては、売上高は前年同四半期に比べ10.0%減の975百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同四半期に比べ11.4%減の27百万円となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ1,197百万円減少いたしました。
  増減の主なものは資産の部では、受取手形及び売掛金が2,126百万円減少、投資有価証券が896百万円増加いたしました。負債の部では、支払手形及び買掛金が1,946百万円減少いたしました。純資産の部では、その他有価証券評価差額金が618百万円増加いたしました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。