第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間の世界経済は、中国をはじめとする新興国における経済成長の鈍化はみられるものの、総じて景気は緩やかな回復を示しております。

 当社グループの参画しておりますエレクトロニクス産業におきましては、モバイル端末の高機能化に加え、クラウドサービスの発展等によりデータセンター向けサーバー需要が伸びるなど、電子部品の需要は堅調に推移しました。

 このような状況のもと、当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高4,997億2千2百万円(前年同期比15.9%増)、営業利益867億6千3百万円(前年同期比66.2%増)、経常利益880億3千9百万円(前年同期比55.1%増)、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は592億3千5百万円(前年同期比58.1%増)となりました。

 

当第3四半期連結累計期間のセグメントの業績は、次のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間から、事業撤退を発表しております「PV(太陽光パネル)製造装置」事業につきましては、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」に定める重要性を満たさなくなったため、報告セグメントから除外し、「その他」の区分に含めて記載する方法に変更しております。以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

また、セグメント利益は、四半期連結損益計算書の税金等調整前四半期純利益に対応しております。

 

① 半導体製造装置

 パソコンやタブレット需要が低迷するものの、スマートフォンの高機能化やデータセンター向けサーバー需要を背景に、半導体メーカーの設備投資は堅調に推移しました。このような状況のもと、当セグメントの当第3四半期連結累計期間の売上高は4,635億1千1百万円(前年同期比14.6%増)、セグメント利益は970億3千4百万円(前年同期比2.7%増)となりました。

 

② FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置

 FPD製造装置市場は、中国における大型液晶パネル向けの設備投資の増加に加え、モバイル端末向け中小型液晶パネル向けの投資が回復をみせました。このような状況のもと、当セグメントの当第3四半期連結累計期間の売上高は300億円(前年同期比31.7%増)、セグメント利益は29億7千6百万円(前年同期は6億3百万円のセグメント損失)となりました。

 

③ その他

 当セグメントの当第3四半期連結累計期間の売上高は146億6千3百万円(前年同期比21.0%増)、セグメント利益は21億6千8百万円(前年同期は95億5千6百万円のセグメント損失)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ910億4千7百万円減少し、5,798億3千5百万円となりました。主な内容は、有価証券に含まれる短期投資の減少593億円、現金及び預金の減少245億7千3百万円、受取手形及び売掛金の減少80億6百万円によるものであります。

 有形固定資産は、前連結会計年度末から65億6千2百万円減少し、1,003億3千3百万円となりました。

 無形固定資産は、前連結会計年度末から68億5千3百万円減少し、207億1千2百万円となりました。

 投資その他の資産は、前連結会計年度末から30億4千9百万円減少し、677億5千8百万円となりました。

 これらの結果、総資産は、前連結会計年度末から1,075億1千3百万円減少し、7,686億4千万円となりました。

 流動負債は、前連結会計年度末に比べ213億7千6百万円減少し、1,514億3千6百万円となりました。主として、支払手形及び買掛金の減少104億1千6百万円、前受金の減少102億3千1百万円によるものであります。
 固定負債は、前連結会計年度末に比べ26億9千2百万円減少し、594億8千5百万円となりました。
 純資産は、前連結会計年度末に比べ834億4千4百万円減少し、5,577億1千7百万円となりました。主として、親会社株主に帰属する四半期純利益592億3千5百万円を計上したことによる増加、自己株式の取得1,058億8百万円による減少、前期の期末配当及び当期の中間配当330億1千3百万円の実施による減少によるものであります。この結果、自己資本比率は72.3%となりました。

 

(3) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、559億3千1百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4) 生産、受注及び販売の実績

① 生産実績

 当第3四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

生産高(百万円)

前年同期比(%)

半導体製造装置

429,561

9.3

FPD製造装置

33,489

56.4

その他

5,124

51.5

合計

468,175

12.0

(注) 1 金額は、販売価格によっております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3 「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間から、「PV製造装置」事業につきましては、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」に定める重要性を満たさなくなったため、報告セグメントから除外し、「その他」の区分に含めて記載する方法に変更しております。「その他」の前年同期比については、前年同期の生産高に「PV製造装置」事業の生産実績を含めて算出しております。

 

② 受注実績

 当第3四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

受注高(百万円)

前年同期比(%)

受注残高(百万円)

前年同期比(%)

半導体製造装置

434,253

△1.6

224,127

△8.8

FPD製造装置

38,297

69.4

39,908

38.4

その他

2,531

5.4

13

△99.8

合計

475,082

1.8

264,050

△6.4

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3 「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間から、「PV製造装置」事業につきましては、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」に定める重要性を満たさなくなったため、報告セグメントから除外し、「その他」の区分に含めて記載する方法に変更しております。「その他」の前年同期比については、前年同期の受注高及び受注残高に「PV製造装置」事業の受注実績を含めて算出しております。

 

③ 販売実績

 当第3四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

販売高(百万円)

前年同期比(%)

半導体製造装置

463,511

14.6

FPD製造装置

30,000

31.7

その他

6,210

59.5

合計

499,722

15.9

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3 「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間から、「PV製造装置」事業につきましては、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」に定める重要性を満たさなくなったため、報告セグメントから除外し、「その他」の区分に含めて記載する方法に変更しております。「その他」の前年同期比については、前年同期の販売高に「PV製造装置」事業の販売実績を含めて算出しております。