第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀の金融政策を背景に企業収益の回復や雇用情勢の改善が続くなか景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、中国経済の減速などの影響を受け、景気の先行きは不透明な状況が続きました。

当社グループが属するエレクトロニクス業界におきましては、パソコンや民生電子機器の需要が依然低迷を続けているものの、モバイル端末市場や車載市場、メディカル・ヘルスケア市場の需要が増加し、環境・エネルギーやIoT(注1)、ウェアラブル端末などの新興市場も成長がみられるなど堅調に推移しました。

かかる環境の中で、当社グループは「すべてはお客様のために」という経営理念のもと、当社事業部門およびグループ各社の横串・連携機能の役割を担うべくGr経営本部を設置し、既存大手顧客への拡販や海外ビジネスの拡大および費用削減に努めてまいりました。

その結果、第2四半期連結累計期間における売上高は122,975百万円(前年同四半期比2.2%増)、営業利益は4,195百万円(前年同四半期比36.8%増)、経常利益は4,427百万円(前年同四半期比21.7%増)となり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,943百万円(前年同四半期比36.4%増)となりました。

(注1)Internet of Thingsの略語。あらゆる物がインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデル、またはそれを可能とする要素技術の総称。

 

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

①電子部品事業(半導体、一般電子部品、EMS(注2)などの開発・製造・販売など)

電子部品事業は、国内における通信機器やアミューズメント機器向け電子部品・半導体の販売および海外における電子機器向けEMSビジネスなどが堅調に推移しました。その結果、売上高は95,815百万円(前年同四半期比2.5%増)、セグメント利益は3,755百万円(前年同四半期比41.8%増)となりました。

(注2)Electronics Manufacturing Serviceの略語。製品の開発・生産を受託するサービス。

 

②情報機器事業(パソコン、PC周辺機器、各種家電、写真・映像関連商品およびオリジナルブランド商品などの販売など)

情報機器事業は、パソコンやデジタルカメラなどの取扱高が減少しましたが、住宅向け関連商材などの販売は堅調に推移しました。その結果、売上高は20,120百万円(前年同四半期比1.5%増)、セグメント利益は229百万円(前年同四半期比40.9%増)となりました。

 

③ソフトウェア事業(CG映像制作、アミューズメント関連商品の企画・開発など)

ソフトウェア事業は、アニメーションのCG制作やゲームソフトの開発および販売に注力する一方で、費用削減に努めた結果、売上高は1,136百万円(前年同四半期比8.5%増)、セグメント利益は288百万円(前年同四半期比134.9%増)となりました。

 

④その他事業(エレクトロニクス機器の修理・サポート、アミューズメント機器の製造・販売、スポーツ用品の販売など)

その他事業は、国内のアミューズメント業界向けゲーム機器事業やパソコンおよび通信機器の再生事業などが低迷しました。その結果、売上高は5,901百万円(前年同四半期比0.4%減)、セグメント損失は102百万円(前年同四半期はセグメント利益51百万円)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物につきましては、20,360百万円(前連結会計年度末比2,790百万円の増加)となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、4,344百万円の収入(前年同四半期は4,940百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、385百万円の収入(前年同四半期は730百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の売却による収入と保険積立金の解約による収入によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、1,614百万円の支出(前年同四半期は3,409百万円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済と配当金の支払によるものであります

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当社グループは、エレクトロニクス総合商社として顧客のニーズにきめ細かく対応するため、技術統括部を核として、技術サポートから設計開発・製造まで幅広く対応すると共に、映像・通信機器・アミューズメント機器とそれに関わるソフトウェア・電源機器・電源用LSIや各種センサーの研究開発などを行っております。

また、当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は229百万円であります。

電子部品事業

電子機器に使用される半導体・モジュール開発を中心に、映像・通信・各種センサー・玩具等の各分野における要素技術開発を継続して取り組んでおります。

当第2四半期連結累計期間におきましては、『Serial ATA Ⅲ対応高機能RAIDボード』(ワークビット)の販売を開始しました。

情報機器事業

主としてモバイルインターネット端末・ネットワーク端末機器に関する応用技術とそれに付随するソフトウェアの研究開発を継続的に行っております。また、”MeoSeries”をはじめとしたTAXANブランド商品の拡張をしております。

ソフトウェア事業

3D画像処理LSIの製品化に向けた基礎開発やソフトウェア開発およびアニメ/CMのCG映像作成、さらにPCゲームソフトの新規タイトルラインアップ増加に向けた研究開発を継続的に行っております。

第2四半期連結累計期間におきましては、『D4:Dark Dreams Don't Die -Season1-』(アクセスゲームズ)をリリースいたしました。

その他事業

その他新規事業の確立に向けた研究開発を続けており、第1四半期連結累計期間よりSiC基板開発会社「サイコックス」を連結子会社とし開発の強化を進めております。

 

(5)従業員の状況

①連結会社の状況

                                        平成27年9月30日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

電子部品事業

 

3,630

 

情報機器事業

 

241

 

ソフトウェア事業

 

359

 

その他事業

 

326

 

報告セグメント計

 

4,556

 

全社(共通)

 

492

 

合計

 

5,048

 

(注)1.従業員数は、就業人員数であります(グループ外から当社グループへの出向者、契約社員、パートおよび嘱託社員を含んでおります)。

   2.臨時雇用者の総数は従業員数の100分の10未満でありますので記載しておりません。

   3.全社(共通)として、記載されている従業員数は、特定の事業に区分できない管理部門に所属しております。

 

②提出会社の状況

                                        平成27年9月30日現在

従業員数(人)

593

 

(注)1.従業員数は、就業人員数であります(社外から当社への出向者、契約社員、パートおよび嘱託社員を含ん

     でおります)。

   2.臨時雇用者の総数は従業員数の100分の10未満でありますので記載しておりません。

   3.提出会社のセグメント別従業員数については、電子部品事業 452名、全社(共通) 141名であります。