第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 当期の経営成績の概況

(単位:百万円)

 

前連結累計期間

(自 2017年11月1日
 至 2018年1月31日)

当連結累計期間

(自 2018年11月1日
 至 2019年1月31日)

増減率

売上高

29,650

28,992

△2.2%

営業利益

1,576

1,281

△18.7%

経常利益

1,679

1,293

△22.9%

親会社株主に帰属する四半期純利益

1,257

899

△28.4%

 

 

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費や設備投資などの底堅い内需に支えられ緩やかに拡大いたしました。一方、海外経済は全体として着実な成長が続きましたが、米中間の貿易摩擦を背景に中国での経済成長の減速や貿易縮小など、世界経済の下振れリスクと日本経済への影響も懸念されております。

食品業界においては、消費者の節約志向による低価格化への対応や、健康志向に訴えた高付加価値商品など、多様な消費者ニーズがより一層求められてまいりました。

このような状況にあって当社グループは、乳製品事業を中心にTPP 11(環太平洋経済連携協定)や日欧EPA(経済連携協定)発効への対応等、仕入先の多様化・拡大に努めると共に、提案営業における企画力強化に向けた取組みを推し進めております。

これらの結果、売上面については、日本国内は海外乳製品が堅調な需要を背景に引続き増加しましたが、米国事業におけるナッツ類が価格変動の影響もあり前年実績を下回るなど、当連結会計年度の連結売上高は前年同期比2.2%減の289億92百万円となりました。

利益面は、主にドライフルーツやナッツ類が輸入原価の上昇等に伴い利益率が低下し、また、米国での農園事業における収益減等から、営業利益は前年同期比18.7%減の12億81百万円、経常利益は22.9%減の12億93百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比28.4%減の8億99百万円となりました。

 

当第1四半期の品目別の業績は次の通りであります。

(単位:百万円)

 

前連結累計期間

(自 2017年11月1日
 至 2018年1月31日)

当連結累計期間

 (自 2018年11月1日
  至 2019年1月31日)

前期比

売上高

構成比

売上高

構成比

増減額

増減率

乳製品・油脂類

8,849

29.8%

8,931

30.8%

82

0.9%

製菓原材料類

4,488

15.1%

4,418

15.2%

△69

△1.5%

乾果実・缶詰類

11,373

38.4%

10,765

37.1%

△607

△5.3%

菓子・リテール商品類

4,856

16.4%

4,802

16.6%

△53

△1.1%

その他

84

0.3%

73

0.3%

△9

△11.5%

合 計

29,650

100.0%

28,992

100.0%

△657

△2.2%

 

 

当期の所在地別セグメントの経営成績は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)1

四半期連結
損益計算書
計上額(注)2

日本

米国

中国

売 上 高

24,487

5,168

2,473

32,129

△3,136

28,992

セグメント利益

1,052

334

33

1,420

△139

1,281

 

(注) 1.セグメント利益の調整額△139百万円には、セグメント間消去△34百万円、全社費用△105百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

① 日本

当地域の売上高は、粉乳、バター等の海外乳製品や業務用乳製品は堅調に推移しましたが、米国産レーズンなどの乾果実類が、天候不順等の影響から2017年産が減産であったため、当該期間での販売量が減少し、また、プルーンやナッツ等のリテール商品も前年実績を下回ったことから、当地域の売上は前年同期比0.5%減の244億87百万円となりました。セグメント利益は、乾果実類の物量面での減少や輸入コストの上昇等から前年同期比11.3%減の10億52百万円となりました。

② 米国

当地域の売上高は、2018年度の米国産クルミが低いオープニング価格で始まりましたが、インド・中東向けなど旺盛な需要を背景に堅調に推移しました。剥き実のクルミ製品については、米国内及び輸出市場で、未だ2017年産の在庫があることから販売減となり、アーモンド等の輸出も前年実績を下回ったことから、当地域の売上高は前年同期比18.3%減の51億68百万円となりました。セグメント利益は、プルーン・クルミ農園での採算低下等から前年同期比25.6%減の3億34百万円となりました。

③ 中国

当地域の売上高は、輸出向け中国産シード類が伸長し、製菓・製パン向けの乾果実等も販売増となりましたが、香港ルートからの貿易取引が縮小したことから、当地域の売上高は前年同期比1.7%減の24億73百万円となりました。セグメント利益は、米中貿易摩擦を背景に米国産農産物への輸入関税が引上げとなるなど、国内販売の利益率が低下したことから前年同期比19.9%減の33百万円となりました。

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ43億24百万円増加し、750億6百万円となりました。その主な要因は、流動資産については、「現金及び預金」が14億72百万円、「受取手形及び売掛金」が11億33百万円、「商品及び製品」が6億8百万円、「原材料及び貯蔵品」が11億96百万円それぞれ増加したことから、前連結会計年度末に比べ40億95百万円増加し、501億77百万円となりました。固定資産は、無形固定資産が7百万円、投資その他の資産が1億4百万円それぞれ減少したものの、有形固定資産が3億40百万円増加したことから、前連結会計年度末に比べ2億29百万円増加し、248億29百万円となりました。

負債合計は、前連結会計年度末に比べ41億7百万円増加し、360億89百万円となりました。その主な要因は、流動負債については、「未払法人税等」が3億26百万円、「賞与引当金」が4億40百万円それぞれ減少したものの、「支払手形及び買掛金」が18億22百万円、「短期借入金」が15億40百万円それぞれ増加したことから、前連結会計年度末に比べ29億99百万円増加し、286億90百万円となりました。固定負債は、「長期借入金」が10億28百万円、「繰延税金負債」が71百万円それぞれ増加したことから、前連結会計年度末に比べ11億8百万円増加し、73億99百万円となりました。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2億17百万円増加し、389億17百万円となりました。その主な要因は、「繰延ヘッジ損益」が85百万円、「為替換算調整勘定」が2億8百万円それぞれ減少したものの、「利益剰余金」が5億9百万円増加したことによるものです。

(3) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。