文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢は改善しているものの、企業収益や個人消費には足踏みが見られました。また、中国及びアジア新興国経済の減速懸念に加え、英国EU離脱の影響により円高・株安が進むなど、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような環境下、当社グループは、平成28年5月23日に公表いたしました新中期経営計画に基づき、当社の基盤事業であるシステムソリューション事業、ネットワークソリューション事業、電子部品及び機器事業につき、強靭化及び事業間連携を推進し、安定した収益を確保するとともに、新たな領域に進出し、市場で優位性があるビジネスモデルへの変容を推し進めることで収益の拡大を図り、業績の更なる向上を最優先課題として掲げ、日々努めております。
この結果、当第2四半期連結累計期間におきましては、連結売上高は30億1千1百万円(前年同期間比1.6%増)となりました。損益面では、営業損失は5千8百万円(前年同期間は1億9千1百万円の営業損失)、経常損失は5千7百万円(前年同期間は1億9千1百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は6千4百万円(前年同期間は2億円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
システムソリューションにおきましては、大学向けシステム販売が前倒しで納入されるなど順調に推移し、売上高は12億7千7百万円(前年同期間比49.6%増)、営業損失は5百万円(前年同期間は1億4千5百万円の営業損失)となりました。
ネットワークソリューションにおきましては、放送局向けシステムの構築案件があり、売上高は5億9千5百万円(前年同期間比22.5%増)、営業損失は4千8百万円(前年同期間は5千9百万円の営業損失)となりました。
また、電子部品及び機器におきましては、防衛省向け部材の出荷遅延により、売上高は11億3千8百万円(前年同期間比29.9%減)、営業損失は4百万円(前年同期間は1千3百万円の営業利益)となりました。
なお、セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より4億8千万円減少し、
20億5千2百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間においては、5億1千万円の減少(前年同四半期は4億2千3百万円の増加)となりました。
これは主に、仕入債務の増加6千7百万円がありましたものの、売上債権の増加2億8千7百万円、たな卸資産の増加2億3千万円、税金等調整前四半期純損失5千7百万円の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間においては、9千6百万円の増加(前年同四半期3千4百万円の減少)となりました。
これは主に、満期保有目的債券償還による収入1億円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間においては4千8百万円の減少(前年同四半期は4千8百万円の減少)となりました。
これは主に、支払配当金4千4百万円の支出によるものであります。
(3) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産の合計は60億2千8百万円(前連結会計年度末比8百万円増加)となりました。
流動資産は前連結会計年度に比べて2億5千9百万円の増加となりました。
これは主に、現金及び預金は4億8千万円の減少となりましたが、受取手形及び売掛金は当第2四半期連結会計期間に売上が増加したため2億8千2百万円の増加、有価証券は満期保有目的有価証券が固定資産から流動資産に表示区分を変更したことによる増加と期日満期償還による減少により1億円の増加、商品及び製品が主に第60期第3四半期連結会計期間以降に販売予定の受注済み案件により2億3千7百万円増加したことによります。
固定資産は2億5千1百万円減少しました。
これは主に、投資有価証券の一部が償還前1年未満になり有価証券に表示区分を変更したこと、その他目的で保有している有価証券の時価が下がったため2億3千7百万円減少したこと、有形固定資産、無形固定資産の減価償却等により減少したことによります。
負債の合計は、19億2千5百万円(前連結会計年度末比1億6千9百万円増加)となりました。
これは主に、支払手形及び買掛金が当第2四半期連結累計期間の売上の増加に伴い6千3百万円増加したことと、前受金が1億7千9百万円増加したこと、その他の流動負債が6千5百万円減少したことによります。
純資産の合計は41億3百万円(前連結会計年度末比1億6千万円減少)となりました。
これは主に配当金の支払4千5百万円と親会社株主に帰属する四半期純損失6千4百万円の計上による利益剰余金の減少、保有する株式の時価が低下したため、その他有価証券評価差額金が3千5百万円減少したことによります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 資本の財源及び資金状況の流動性についての分析
① 資金需要
当社グループの運転資金需要のうち、主なものは、商品の購入及び人件費、賃借料等によるものであります。
② 資本の財源
当社グループにおける増加運転資金につきましては、内部資金及び金融機関からの借入等によって調達しております。なお、運転資金の安定的及び効率的な調達を行うため、親会社におきまして取引金融機関とコミットメントライン契約11億円を締結しております。
③ キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの分析につきましては、上記(2)キャッシュ・フローの状況に記載しているとおりであります。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループは、社会変革を先取りした発想と先端技術で、お客様のニーズに対応したソリューションを提供し、高度情報化社会へ貢献いたします。
その活動にあたっては、法令遵守、経営資源の有効活用と収益性向上により企業価値を高め、株主、取引先、従業員とともに繁栄し、豊かな社会づくりに貢献すること、並びに地球環境保全に積極的に取り組むことを、経営の基本方針としております。
IT業界に位置する当社グループは、産業構造、市場、技術、販売手法等あらゆる面での急激かつ大きな変化に直面するものと認識しており、これに備え外部環境に左右されない企業体質作りに努めるとともに、当社グループ独自の付加価値を生み出す新規製品の市場投入を行い、事業の拡大を図る所存であります。