第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 (1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢は改善しているものの、企業収益や個人消費には足踏みが見られました。また、中国及びアジア新興国経済の減速懸念に加え、英国EU離脱の影響や米国の政権移行などから金融市場の変動等の影響もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

 

このような環境下、当社グループは、平成28年5月23日に公表いたしましたように、新中期経営計画に基づき、当社の基盤事業であるシステムソリューション事業、ネットワークソリューション事業、電子部品及び機器事業につき、強靭化及び事業間連携を推進し、安定した収益を確保するとともに、新たな領域に進出し、市場で優位性があるビジネスモデルへの変容を推し進めることで収益の拡大を図り、業績の更なる向上を最優先課題として掲げ、日々努めております。

 

この結果、当第3四半期連結累計期間におきましては、連結売上高は42億6千1百万円(前年同期間比1.6%増)となりました。損益面では、営業損失は2億5百万円(前年同期間は3億5千2百万円の営業損失)、経常損失は2億5百万円(前年同期間は3億5千1百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億1千6百万円(前年同期間は3億6千4百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

セグメントの業績は以下のとおりであります。

システムソリューションにおきましては、大学向けシステムが順調に推移し、売上高は16億3千万円(前年同期間比22.1%増)、営業損失は9千8百万円(前年同期間は2億2千7百万円の営業損失)となりました。

ネットワークソリューションにおきましては、衛星設備の規模拡大および放送局向けアンテナシステムの構築案件があり、売上高は8億5千万円(前年同期間比34.7%増)、営業損失は7千5百万円(前年同期間は1億3千4百万円の営業損失)となりました。

電子部品及び機器におきましては、中国・香港向け部品の減少および防衛省向け部材の出荷遅延により、売上高は17億8千万円(前年同期間比20.2%減)、営業損失は3千1百万円(前年同期間は9百万円の営業利益)となりました。

 

なお、セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

 (2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産の合計は55億7千4百万円(前連結会計年度末比4億4千5百万円減少)となりました。

流動資産は前連結会計年度末に比べて1億8百万円の減少となりました。

これは主に、第60期第4四半期連結会計期間に販売予定の受注済み案件等により、商品及び製品が2億6千4百万円増加、前渡金が1億1千3百万円増加がありましたが、現金及び預金が9千2百万円減少、大口案件の入金等があり受取手形及び売掛金が4億2百万円減少したことによります。

固定資産は前連結会計年度末に比べて3億3千6百万円の減少となりました。

これは主に、投資有価証券の一部が償還前1年未満になり流動資産へ表示変更したこと、投資その他の資産に記載されていた定期預金1億円が満期まで1年未満になったため、流動資産へ表示変更したこと、有形固定資産、無形固定資産が減価償却等により減少したことによります。

負債の合計は、15億8千5百万円(前連結会計年度末比1億7千万円減少)となりました。

これは主に、前受金が1億3千3百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が2億4千1百万円減少したことによります。

純資産の合計は39億8千8百万円(前連結会計年度末比2億7千5百万円減少)となりました。

これは主に、配当金の支払4千5百万円と2億1千6百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したことによります。

 

 (3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

 (5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

① 資金需要

当社グループの運転資金需要のうち、主なものは、商品の購入及び人件費、賃借料等によるものであります。

 

② 資本の財源

当社グループにおける増加運転資金につきましては、内部資金及び金融機関からの借入等によって調達しております。なお、運転資金の安定的及び効率的な調達を行うため、親会社におきまして取引金融機関とコミットメントライン契約11億円を締結しております。

 

 (6) 経営者の問題認識と今後の方針について

当社グループは、社会変革を先取りした発想と先端技術で、お客様のニーズに対応したソリューションを提供し、高度情報化社会へ貢献いたします。

その活動にあたっては、法令遵守、経営資源の有効活用と収益性向上により企業価値を高め、株主、取引先、従業員とともに繁栄し、豊かな社会づくりに貢献すること、並びに地球環境保全に積極的に取り組むことを、経営の基本方針としております。

IT業界に位置する当社グループは、産業構造、市場、技術、販売手法等あらゆる面での急激かつ大きな変化に直面するものと認識しており、これに備え外部環境に左右されない企業体質作りに努めるとともに、当社グループ独自の付加価値を生み出す新規製品の市場投入を行い、事業の拡大を図る所存であります。