当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行の影響を受け、社会・経済活動が大きく制限されるなか、企業収益や景況感の悪化、個人消費の減退やインバウンド需要の急減など極めて厳しい状況で推移しました。政府の緊急事態宣言の解除後も、経済活動の回復に向けた動きは鈍く、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境下、当社グループは、2019年5月に公表いたしました中期経営計画に基づき、当社グループの基盤三事業につき、市場変化に合わせ、より柔軟に事業領域や組織の見直しを行うとともに、新たな事業領域の確立や、相乗効果が見込まれる他社とのビジネス連携・資本提携・M&A等を推進していくことで収益の更なる拡大を目指しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間におきましては、連結売上高は50億5百万円(前年同期比2.2%増)となりました。損益面では、営業損失は7千2百万円(前年同期は8千7百万円の営業損失)、経常損失は6千7百万円(前年同期は8千8百万円の経常損失)、繰延税金資産の回収可能性について見直しを行い、繰延税金資産の一部取り崩しを行った結果、法人税等調整額△4千3百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億4千1百万円(前年同期は1億1百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
システムソリューションにおきましては、総務省向けシステム更新の大型案件の減少により、売上高は16億9千6百万円(前年同期比27.6%減)、営業損失は4千8百万円(前年同期は6百万円の営業利益)となりました。
ネットワークソリューションにおきましては、伝送配信システムが低調で、売上高は3億6千7百万円(前年同期比28.5%減)、営業損失は1億1千5百万円(前年同期は6千7百万円の営業損失)となりました。
電子部品及び機器におきましては、子会社エアロパートナーズにおいて防衛省向け案件の前倒しがあったため、売上高は29億4千2百万円(前年同期比44.0%増)、営業利益は9千2百万円(前年同期は2千6百万円の営業損失)となりました。
なお、セグメント間取引については、相殺消去しております。
財政状態の概要は以下のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は70億4千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億7千万円増加しました。これは主に、受取手形及び売掛金が2億7千3百万円減少しましたが、現金及び預金3億5千4百万円、商品及び製品2億5千5百万円が増加したことによります。
固定資産は7億4千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ7千3百万円減少しました。これは主に、のれんの償却1千4百万円、繰延税金資産の一部取り崩しによる4千1百万円が減少したことによります。
この結果、総資産は77億9千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億9千6百万円増加しました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の合計は35億2千3百万円、前連結会計年度末に比べ5億円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金3億8百万円、短期借入金1億2千1百万円、前受金2億1千3百万円が増加したことによります。
固定負債は2億9千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ3百万円減少しました。
この結果、負債合計は38億2千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億9千7百万円増加しました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は39億7千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失1億4千1百万円と配当金の支払4千5百万円によります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より3億5千4百万円増加し、35億1千万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、2億9千7百万円の増加(前年同期は7億3千万円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失6千7百万円、たな卸資産の増加2億5千5百万円、未収消費税の増加1億3千9百万円による支出がありましたが、売上債権の減少2億7千3百万円、前受金の増加2億1千3百万円、仕入債務の増加3億8百万円の収入によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、4百万円の減少(前年同期は1千6百万円の減少)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出8百万円と貸付金の回収による収入4百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、6千6百万円の増加(前年同期は1億8百万円の増加)となりました。これは主に、短期借入金の増加1億2千1百万円の収入と配当金の支払4千4百万円の支出によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題については重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 資本の財源及び資金状況の流動性についての分析
① 資金需要
当社グループの資金需要は、主に運転資金需要です。
運転資金需要のうち主なものは、当社グループにおいて商品の仕入の他、販売費及び一般管理費の営業費用に係るものです。商品の仕入については、当社グループは主に顧客からの受注後、個々の商品を発注する受注販売を原則としておりますので、顧客よりの債権の回収と仕入先への支払の時期の差や、個々の受注取引の額の大きさ、取引の集中度により資金需要の時期、量に変動が生じております。また、子会社エアロパートナーズの主要仕入先は海外仕入先であり、支払が先行する場合が多く、資金需要を増加させる要因となっています。
② 資本の財源
当社グループは、堅固なバランスシートの維持、事業活動のための適切な流動性資産の維持と資金調達の安定性を財務方針とし、主たる資金需要である運転資金については、内部資金を活用しておりますとともに、増加運転資金の安定かつ効率的な調達を行うため、提出会社におきまして金融機関との間に当座貸越契約及び貸出コミットメント契約10億円を締結しております。(借入未実行残高10億円)また、グループ会社の資金需要については提出会社からの資金の貸出とグループ会社が独自に銀行借入を併用しております。そのために運転資金需要が減少した際には手持ち流動性が増加する場合がありますが、流動性資産の維持・安全性を優先しております。
③ キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの分析につきましては、上記(2)キャッシュ・フローの状況に記載しているとおりであります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。