当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
そのため、当第3四半期連結累計期間における経営成績に関する説明は、売上高については前第3四半期連結累計期間と比較しての増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中で、10月以降の感染者数が大幅に減少したことで、景気の持ち直しが期待されていたものの、新たな変異ウイルスの出現により、再び感染拡大が懸念される事態となりました。
また、世界的な半導体不足は依然として続いており、IT業界においても、それに伴う製品生産遅れの傾向があり、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境下、当社グループは、2019年5月に公表いたしました中期経営計画に基づき、当社グループの基盤三事業につき、市場変化に合わせ、より柔軟に事業領域や組織の見直しを行うとともに、新たな事業領域の確立や、相乗効果が見込まれる他社とのビジネス連携・資本提携・M&A等を推進していくことで収益の更なる拡大を目指しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間におきましては、連結売上高は80億6千万円(前年同期は71億7千1百万円)となりました。損益面では、営業利益は8千7百万円(前年同期は1億4千6百万円の営業損失)、営業外費用として主に子会社減資に伴う為替差損を計上し、経常利益は4千3百万円(前年同期は1億3千6百万円の経常損失)、特別損失として本社移転費用等を計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は3千9百万円(前年同期は2億3千2百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
システムソリューションにおきましては、大学向けシステム案件減少により、売上高は19億8千1百万円(前年同期は25億6千5百万円)、営業損失は8千2百万円(前年同期は7千3百万円の営業損失)となりました。
ネットワークソリューションにおきましては、衛星通信案件および保守案件の増加により、売上高は8億8百万円(前年同期は5億5千7百万円)、営業損失は1億2千3百万円(前年同期は1億7千4百万円の営業損失)となりました。
電子部品及び機器におきましては、製造設備用センサー部品および防衛省向け案件の増加、連結子会社である株式会社エアロパートナーズにおいて防衛省等の売上が増加したため、売上高は52億7千万円(前年同期は40億4千8百万円)、営業利益は2億9千3百万円(前年同期比190.0%増)となりました。
なお、セグメント間取引については、相殺消去しております。
財政状態の概要は以下のとおりであります。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は63億7百万円となり、前連結会計年度末に比べ8千5百万円減少しました。これは主に、現金及び預金5千9百万円、商品及び製品5千1百万円が増加しましたが、受取手形、売掛金及び契約資産が5千万円、その他勘定に含まれていた前期分未収消費税の戻りがあり、減少となりました。
固定資産は8億4千万円となり、前連結会計年度末に比べ6千8百万円増加しました。これは主に、のれん2千1百万円の減少がありましたものの、投資有価証券8千5百万円の増加によります。
この結果、総資産は71億4千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ1千7百万円減少しました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の合計は26億5百万円、前連結会計年度末に比べ2千7百万円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金1億5千4百万円、前受金1億8千1百万円が減少しましたが、短期借入金4億7千7百万円増加したことによります。
固定負債は2億9千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ1百万円減少しました。
この結果、負債合計は29億円となり、前連結会計年度末に比べ2千5百万円増加しました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は42億4千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ4千3百万円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失3千9百万円と配当金の支払4千5百万円、子会社の減資に伴う為替換算調整勘定のマイナスが4千万円減少したことによります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 資本の財源及び資金状況の流動性についての分析
① 資金需要
当社グループの資金需要は、主に運転資金需要です。
運転資金需要のうち主なものは、当社グループにおいて商品の仕入の他、販売費及び一般管理費の営業費用に係るものです。商品の仕入については、当社グループは主に顧客からの受注後、個々の商品を発注する受注販売を原則としておりますので、顧客よりの債権の回収と仕入先への支払の時期の差や、個々の受注取引の額の大きさ、取引の集中度により資金需要の時期、量に変動が生じております。また、連結子会社である株式会社エアロパートナーズの主要仕入先は海外仕入先であり、支払が先行する場合が多く、資金需要を増加させる要因となっております。
② 資本の財源
当社グループは、堅固なバランスシートの維持、事業活動のための適切な流動性資産の維持と資金調達の安定性を財務方針とし、主たる資金需要である運転資金については、内部資金を活用しておりますとともに、増加運転資金の安定かつ効率的な調達を行うため、提出会社におきまして金融機関との間に当座貸越契約及び貸出コミットメント契約10億円を締結しております。(借入未実行残高10億円)また、グループ会社の資金需要については提出会社からの資金の貸出とグループ会社が独自に銀行借入を併用しております。そのために運転資金需要が減少した際には手持ち流動性が増加する場合がありますが、流動性資産の維持・安全性を優先しております。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。