文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き個人消費が抑制傾向にあるほか、年明け以降の円高・株安により企業業績の悪化が懸念されるなど、景気回復は足踏み状態となっております。また、中国をはじめとする新興国経済の停滞や英国のEU離脱問題など、先行きについて不透明な状況も懸念されます。
当社グループが参画いたします先端エレクトロニクス業界におきましては、自動車産業向けの車載機器関連やスマートフォンやタブレット端末等の通信機器関連が概ね堅調に推移しました。
このような状況のもと、当社グループにおける当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高74億3百万円(前年同期比1.2%減)、営業利益2億80百万円(同37.9%増)、経常利益2億87百万円(同8.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億47百万円(同11.2%減)となりました。
報告セグメント別の業績は次のとおりであります。
〔設計開発ソリューション事業〕
設計開発ソリューション事業は、高付加価値製商品及びサービスの提供により、新規顧客開拓や既存顧客との関係強化を図るなど積極的な営業活動に努めてまいりました。主力商品の半導体設計用(EDA)ソフトウェアは、長期契約の更新や既存顧客の需要増により概ね好調に推移いたしました。自社製CPUボード等の組込み製品は、インフラ向けの受注等があったものの、前年同期実績には及びませんでした。また、ガイオ・テクノロジー株式会社の組込みソフト検証ツール及びエンジニアリングサービスは、車載関連向けのエンジニアリングサービスの需要増などにより好調に推移いたしました。三栄ハイテックス株式会社のLSI設計受託ビジネスは、稼働率の落ち込みが改善いたしました。アイティアクセス株式会社は、受託開発が好調に推移したものの、組込みソフトウェアのライセンス販売が落ち込みました。
その結果、当事業の売上高は42億74百万円(前年同期比4.6%増)、セグメント利益は1億68百万円(同38.1%減)となりました。
〔プロダクトソリューション事業〕
プロダクトソリューション事業は、半導体メモリー市場、OA・FA市場の既存顧客を中心に当社グループのエンジニアリング力を活かし、高付加価値製商品及びサービスの提供、新規アプリケーションの開拓に注力してまいりました。また、顧客ニーズに対応した製品の開発、商品の開拓に積極的に取り組んでまいりました。自社製テストシステムは、イメージセンサー向けテスターの販売増により好調に推移いたしました。ハードディスクドライブを含む電子部品部門においては、OA市場を中心に好調に推移したものの、前年度の高画質デジタル機器対応チップの取引終息の影響により売上高は減少いたしました。また、STAr Technologies, Inc.は信頼性試験装置等が伸び悩んだものの、原価率の低減により収益性の改善が見られました。
その結果、当事業の売上高は31億29百万円(同8.3%減)、セグメント利益は2億20百万円(同432.9%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億5百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについての重要な変更はありません。
(5)経営者の問題認識と今後の方針について
当第1四半期連結累計期間において、経営者の問題認識と今後の方針に重要な変更はありません。