第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 ①経営成績

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策等を背景に、雇用情勢や企業収益の改善傾向は続き、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。

国内レディースインナーウェア市場におきましては、個人消費の底堅い動きが続く中、アジア圏における人件費の上昇や円安にともなう原材料価格の高騰など、依然として厳しい環境が続きました。

このような経営環境のもと、当社は「女性を元気にする日本一のグループ」を目指して、美と健康の事業領域を中心に、他社との差別化が図れる独自性のあるシャルレらしい「もの」や、喜びや感動を与える「こと」の提供を追求してまいりました。また、生涯を通じていきいきと輝いている「ひと」をサポートするため、女性たちに活躍の機会を提供し、地域を活性化することによって、豊かな社会の実現を目指してまいりました。その為に、シャルレらしい高機能、高付加価値の商品の開発、並びに次世代を担うビジネスメンバーの育成や教育、支援等による組織の再活性化に積極的に取り組みました。また、平成27年6月より執行役員制度を導入し、経営の意思決定や監視・監督機能と業務執行機能を分離し、意思決定及び業務執行の迅速化を実現する経営体制を整えております。

衣料品類におきましては、30代から40代層をターゲットにした新ブランド「シャルレセルフィア」を本格展開し、バストの揺れをおさえて大胸筋を鍛える「美意識ブラジャー」や、ウエストやヒップラインを美しく見せる補整機能とソフトな着用感を両立させた「くびれマジックインナー」と「美小尻ショーツ」を定番商品として発売しました。また、既存定番シリーズの「ファーチェシリーズ」及び「シャルレラグジャシリーズ」をお客様の声を反映させながら、時代のトレンドに合わせてリニューアル発売を行いました。アウターブランドである「シャルレドレッセ」も、秋冬向けのカットソーやカーディガン、パンツ等を発売し、売上高は好調に推移しました。衣料品類全体としては、既存定番商品による落ち込みもありましたが、新定番商品の売上高が好調に推移し、前年並みの推移となりました。

化粧品類におきましては、高機能エイジングケアラインである「エタリテオーラマージュ」に新たなオリジナル成分を加え、リニューアル発売を行いました。また、新規顧客の獲得と既存顧客のリピート購入につなげることを目的に「エタリテ」のローションを中心とした限定セットを発売しました。しかしながら、化粧品類全体としては、既存定番商品による売上高減少により、前年を下回る結果となりました。

前年に新たな商材として発売しました健康食品類におきましては、「ns(エヌエス)」ブランドとして4種類の商品展開を図るとともに、インターネット等による通信販売を行う「シャルレダイレクトサービス」に「定期お届け便」制度を導入したことや、2015年モンド・セレクションのダイエット・健康製品部門において4種類全てが金賞を受賞し、愛用者の拡大を図ることができました。また、新規顧客を獲得することを目的としたお得なセット商品を発売し、健康食品類全体としては、売上高は好調に推移しました。

営業施策面におきましては、全代理店を対象とした「第32回シャルレ代理店セミナー」を開催し、経営方針や各種施策の共有を図るとともに、代理店との一体感を醸成し、ビジネス活動の意欲喚起に繋げました。また、ビジネスメンバー組織の活性化を目的に、単年度のインセンティブ施策を実施するとともに、組織拡大に繋がる教育研修や現場支援に積極的に取り組み、9月よりビジネスメンバーを対象とした「チャレンジコンテスト2015」を実施し、販売活動の意欲向上に繋げてまいりました。

前年に大阪心斎橋に出店しました直営店「シャルレ・ザ・ストア」におきましては、当社商品の試着や美と健康に関する情報発信などのサービスを提供し、過去購入経験のある顧客からの再購入や「シャルレセルフィア」等の新商品の試着を目的とした新規顧客の来店等の成果が見られました。

 

これらの結果、当第3四半期累計期間における当社の売上高は、既存定番商品の売上高が減少しましたが、衣料品類における新定番商品及び健康食品類の売上高が伸長したことにより、148億25百万円(前年同四半期比1.3%増)となりました。利益面につきましては、販売費及び一般管理費が増加したことにより、営業利益は12億2百万円(前年同四半期比0.2%減)、経常利益は12億44百万円(前年同四半期比1.6%減)、四半期純利益は10億53百万円(前年同四半期比8.8%減)となりました。

   ②資産、負債及び純資産の状況

 総資産は、現金及び預金の減少54億16百万円、有価証券の増加55億32百万円、投資その他の資産、その他の増加6億41百万円等により、前事業年度末に比べ8億69百万円増加して246億41百万円となりました。

 負債は、未払法人税等の増加3億11百万円、賞与引当金の減少1億37百万円等により、前事業年度末に比べ1億58百万円増加して34億16百万円となりました。

 純資産は、利益配当金3億44百万円、四半期純利益10億53百万円等により、前事業年度末に比べ7億11百万円増加し、212億25百万円となりました。

 以上の結果、自己資本比率は、前事業年度末に比べ、0.2ポイント減少し86.1%となりました。

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社の対処すべき課題について重要な変更はありません。

(3)研究開発活動

 当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、53百万円であります。なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。