当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(経営成績の状況)
当第1四半期におけるわが国経済は、新型ウイルス感染症の世界的な拡大により景気は大きく下振れしており、業種・業態によっては深刻な影響を受けております。企業業績や雇用環境の悪化、さらには感染拡大第2波への懸念等が景気の先行きを一段と不透明にしており、現在も収束の見通しが立っていない状況となっております。
当社企業集団の属するステンレス鋼業界におきましては、新型ウイルス感染症拡大の影響により各分野において設備投資の延期や中止が見られ、需給は大幅に悪化しました。ステンレス鋼市況は弱含みの展開となり、国内流通マーケットは極めて厳しい環境となりました。
このような状況のなか、当社企業集団の連結業績は、主力事業であるステンレス鋼その他金属材料の販売事業において、引き続き在庫販売に重点をおいた営業を推進するとともに、加工品を中心とした高付加価値商品やチタン販売にも取り組みましたが、営業活動が制限される中、需要の減退により販売数量は大幅に減少しました。一方で、昨年8月より連結子会社が新たに2社加わったことにより、売上高は前第1四半期連結累計期間に比べ6.1%増加の12,402,692千円となりました。営業利益は、売上数量の伸び悩みに加え、販売費及び一般管理費が増加したことから、前第1四半期連結累計期間に比べ47.4%減少の134,038千円、経常利益は53.7%減少の122,443千円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券等の評価損計上や繰延税金資産取り崩しにより、前第1四半期連結累計期間に比べ90.7%減少の15,970千円となりました。
なお、セグメント別の状況は以下のとおりです。
ステンレス鋼その他金属材料の販売事業
UEX単体のステンレス鋼の販売について、前第1四半期連結累計期間に比べ販売価格は5.4%上昇したものの販売数量が15.6%減少したことに加え、連結子会社においても店売り販売や半導体関連向けが低調に推移したこと等により販売量は減少しました。一方、連結子会社が2社増加したことから、売上高は前第1四半期連結累計期間に比べ7.0%増加の12,068,273千円となりましたが、営業利益は各社の販売量が減少したことに加え、販売費及び一般管理費が増加したため、前第1四半期連結累計期間に比べ37.9%減少の125,202千円となりました。
当事業におきましては、引き続き在庫販売に重点をおいた営業活動を進めてまいりますとともに、新たに加入した連結子会社とのシナジー効果創出を目指します。また、加工品分野を中心に付加価値を高める提案営業をさらに充実させるとともに、チタンの拡販にも積極的に注力してまいります。一方で、業務の効率化、営業活動の活性化に取り組んでまいります。
ステンレス鋼その他金属加工製品の製造・販売事業
国内建築分野のステンレス加工品販売は前第1四半期連結累計期間に比べ減収、また、中国における造管事業も新型ウイルス感染症拡大の影響を受けたことから低調に推移し、売上高は前第1四半期連結累計期間に比べ3.7%減少の250,591千円となりました。営業利益は、国内工場において修繕費の計上があったこと等により、前第1四半期連結累計期間に比べ59.0%減少の20,694千円となりました。
中国造管事業におきましては、引き続き新規需要家の開拓が課題と認識しております。既存顧客の深掘りに加え中国に進出する日系企業を中心に営業活動を展開し、確固たる収益基盤を構築してまいります。
機械装置の製造・販売及びエンジニアリング事業
当第1四半期は、大型物件の売上計上が第2四半期にずれ込んだことから、売上高は前第1四半期連結累計期間に比べ47.2%減少の83,828千円、営業損益は、10,594千円の損失(前第1四半期連結累計期間は2,415千円の利益)を計上しました。
当事業におきましては、顧客基盤の拡大と安定した財務基盤を構築することが課題と認識しております。そのため、機械商社との連携強化等により顧客開拓に全力を尽くしてまいります。
(財政状態の状況)
①資産
資産合計は、受取手形及び売掛金、電子記録債権、商品及び製品の減少などにより、前連結会計年度末に比べ1,480,968千円減少し、40,701,336千円となりました。
②負債
負債合計は、短期借入金の増加などがありましたが、支払手形及び買掛金等の仕入債務の減少などにより、前連結会計年度末に比べ1,269,779千円減少し、28,178,423千円となりました。
③純資産
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上15,970千円がありましたが、剰余金の配当231,409千円などにより、前連結会計年度末に比べ211,188千円減少し、12,522,913千円となりました。
当第1四半期連結累計期間において、当社企業集団の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
特記事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。