2 【事業の内容】

当第3四半期連結累計期間において、当社企業集団(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。

また、主要な関係会社についても異動はありません。

 

第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

(経営成績の状況)

当第3四半期におけるわが国経済は、新型ウイルス感染症拡大の影響により企業収益の大幅な悪化が継続するとともに、雇用情勢の弱含みや設備投資にも減少の動きが見られました。昨年5月の緊急事態宣言解除後、段階的に社会・経済活動が再開され、個人消費や生産活動に持ち直しの動きが見られるなど一部で改善の兆しもありましたが、冬季に入り再び感染拡大傾向に転じ、国内景気は依然として先行きが不透明な状況が続いております。

当社企業集団の属するステンレス鋼業界におきましては、新型ウイルス感染症拡大の影響により各分野において設備投資の延期や中止が見られ、需給は大幅に悪化しました。ニッケル価格の上昇から一部の品種においては値上げの動きが見られたものの、全般的にステンレス鋼市況は弱含みの展開となり、国内流通マーケットは厳しい環境が継続しました。

このような状況のなか、当社企業集団の連結業績は、主力事業であるステンレス鋼その他金属材料の販売事業において、引き続き在庫販売に重点をおいた営業を推進するとともに、加工品を中心とした高付加価値商品やチタン販売にも取り組みましたが、営業活動が制限される中、需要の減退により販売数量が大幅に減少したことにより、売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ13.6%減少の36,465,322千円となりました。営業利益は、販売費及び一般管理費の削減に努めたものの売上高の低迷により、前第3四半期連結累計期間に比べ73.3%減少の241,278千円、経常利益は74.1%減少の236,901千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は87.9%減少の69,064千円となりました。

なお、セグメント別の状況は以下のとおりです。

 

ステンレス鋼その他金属材料の販売事業

UEX単体のステンレス鋼の販売について、前第3四半期連結累計期間に比べ販売価格は1.6%上昇したものの販売数量が19.4%減少したことに加え、物件の受注量も減少傾向となりました。また、連結子会社においても店売り販売や半導体関連向けが低調に推移したこと等により販売数量が減少したため、売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ14.2%減少の35,162,301千円となりました。営業利益は、営業活動に一部制約を受けたこと等により販売費及び一般管理費は減少したものの、販売数量が大幅に減少したため、前第3四半期連結累計期間に比べ86.5%減少の101,750千円となりました。

当事業におきましては、引き続き在庫販売に重点をおいた営業活動を進めてまいりますとともに、連結子会社とのシナジー効果創出を目指します。また、加工品分野を中心に付加価値を高める提案営業をさらに充実させるとともに、チタンの拡販にも積極的に注力してまいります。一方で、業務の効率化、営業活動の活性化に取り組んでまいります。

 

ステンレス鋼その他金属加工製品の製造・販売事業

国内建築分野のステンレス加工品販売事業及び中国における造管事業ともに新型ウイルス感染症拡大の影響を受けたことから低調に推移し、売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ3.8%減少の772,096千円となりました。営業利益は、売上高の減少に加え、国内工場において修繕費の計上があったこと等により売上総利益率が低下したため、前第3四半期連結累計期間に比べ34.0%減少の91,152千円となりました。

中国造管事業におきましては、引き続き新規需要家の開拓が課題と認識しております。既存顧客の深掘りに加え中国に進出している日系企業を中心に営業活動を展開し、確固たる収益基盤を構築してまいります。

 

機械装置の製造・販売及びエンジニアリング事業

当第3四半期は、化学及び食品関連向けで受注物件を計画どおり売上計上したことから、売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ23.9%増加の530,925千円、営業利益は前第3四半期連結累計期間に比べ6.2倍の48,762千円を計上しました。

当事業におきましては、顧客基盤の拡大と安定した財務基盤を構築することが課題と認識しております。そのため、機械商社との連携強化等により顧客開拓に全力を尽くしてまいります。

 

 (財政状態の状況)

①資産

資産合計は、売上債権、商品及び製品の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,683,118千円減少し、40,499,186千円となりました。

 

②負債

負債合計は、短期借入金が増加しましたが、仕入債務の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,611,456千円減少し、27,836,746千円となりました。

 

③純資産

純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上69,064千円、その他有価証券評価差額金の増加119,828千円がありましたが、剰余金の配当264,467千円等により、前連結会計年度末に比べ71,662千円減少し、12,662,439千円となりました。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社企業集団の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

特記事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。