当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(経営成績の状況)
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加等を背景に景気は緩やかな回復基調となりました。一方で、為替変動などを背景とした物価の上昇、米国の通商政策の動向や地政学的リスクの長期化など、依然として不透明な状況が続いております。
当社企業集団が属するステンレス鋼業界におきましては、ニッケル価格が弱含みに推移し、円高となるなか、流通各社は価格維持に努めたものの、ステンレス鋼市況は低調に推移しました。また、全般に需要が低迷したことにより、流通市場は引き続き精彩を欠いた展開となりました。
当社企業集団は、主力事業であるステンレス鋼その他金属材料の販売事業において、在庫販売に重点をおいた営業を推進するとともに加工品やチタンなどの高付加価値商品の拡販に注力しましたが、売上高は前中間連結会計期間に比べ2.6%減少の24,449,046千円となりました。営業利益は売上高が減少したことに加え、販売費及び一般管理費が増加したことにより、前中間連結会計期間に比べ32.5%減少の564,124千円、経常利益は31.0%減少の525,906千円となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は、UEX東京配送センター建て替えに伴う費用などの特別損失があり、前中間連結会計期間に比べ41.2%減少の274,352千円となりました。
なお、セグメント別の状況は以下のとおりであります。
ステンレス鋼その他金属材料の販売事業
UEX単体のステンレス鋼の販売について、前中間連結会計期間に比べ販売数量は5.6%減少、販売価格も1.0%低下し、連結子会社においても店売り販売を中心に低調に推移したことにより、売上高は前中間連結会計期間に比べ2.1%減少の23,401,786千円となりました。営業利益は、売上総利益率が低下したことなどにより、前中間連結会計期間に比べ32.8%減少の517,141千円となりました。
当事業におきましては、需要が低迷するなか在庫高を販売数量見合いに調整し適切な水準を維持することが当面の課題であります。また、運搬費や副資材価格の上昇に対応した販売価格の改定も継続する課題であります。当社企業集団は、①非価格面での価値ある流通機能の提供やサービスを高めることに注力する、②加工品分野を中心に付加価値を高める提案営業をさらに充実させる、③チタン販売や建材の拡販に注力する、④コストと収益性を重視した販売を進め収益力の向上を図る、などの取り組みを推し進めるとともに、需要家に対し丁寧に説明をしてまいります。
ステンレス鋼その他金属加工製品の製造・販売事業
国内建築分野のステンレス加工品販売事業が低調に推移したことにより、売上高は前中間連結会計期間に比べ1.9%減少の639,793千円となりました。営業損益は、海外子会社の清算にかかる費用が発生したことにより、25,525千円の損失(前中間連結会計期間は9,762千円の利益)となりました。
当事業におきましては、需要環境の変化及び景気動向に注意しながら営業活動を進めてまいります。
機械装置の製造・販売及びエンジニアリング事業
当中間連結会計期間は、主要な受注物件が前期実績に届かず、売上高は前中間連結会計期間に比べ26.0%減少の407,466千円となりました。営業利益は、売上総利益率が上昇したことにより、前中間連結会計期間に比べ21.7%増加の66,289千円となりました。
当事業におきましては、経営基盤の拡充が必要であると認識しております。営業体制のみならず、設計能力及び現場工事の管理体制強化に積極的に取り組んでまいります。
①資産
資産合計は、現金及び預金や受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,052,221千円減少し、50,880,405千円となりました。
②負債
負債合計は、支払手形及び買掛金や電子記録債務の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,527,955千円減少し、32,893,378千円となりました。
③純資産
純資産合計は、剰余金の配当275,486千円がありましたが、親会社株主に帰属する中間純利益の計上274,352千円及びその他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末に比べ475,734千円増加し、17,987,027千円となりました。
当中間連結会計期間におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益の計上485,578千円及び売上債権の減少等がありましたが、仕入債務の減少2,209,922千円等により、81,251千円の支出(前年同期は803,999千円の支出)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出610,963千円等により、526,565千円の支出(前年同期は291,433千円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出760,232千円等がありましたが、短期借入金の純増額、長期借入れによる収入等により、49,303千円の収入(前年同期は50,589千円の支出)となりました。
これらの結果、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末から590,107千円減少し、6,126,068千円となりました。
当中間連結会計期間において、当社企業集団の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
当中間連結会計期間において、重要な契約等の決定又は締結等はありません。