当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に
記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による景気の急激な落ち込みから回復に転じたとみられますが、そのペースは鈍く、内需は伸び悩んでいます。また、アジア経済につきましては、新型コロナウイルス感染症の封じ込みに成功した中国やベトナムで回復が進んでいますが、インドやフィリピン、インドネシアなどでは、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が高止まりし、経済減速の長期化が進みつつあります。このような経済状況下、当社グループ(当社及び連結子会社)は、引き続き、海外における新規投資機会の獲得活動を継続する一方、既存事業における経営の効率化、コロナ禍における事業戦略の検討等に取り組んでまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響が主にホテル事業に大きく波及したことにより、当第2四半期連結累計期間は売上高5,941百万円(前年同四半期比8.5%増)、営業利益110百万円(前年同四半期比43.8%減)、経常利益157百万円(前年同四半期比22.5%減)、税金等調整前四半期純利益155百万円(前年同四半期比23.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益82百万円(前年同四半期比42.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
前連結会計年度末より、報告セグメントごとの業績をより適切に評価管理するため、セグメント間取引の調整方法を見直し、事業セグメントの利益の算定方法を変更しております。なお、前年同四半期比較は変更後の算定方法に基づいております。
① 不動産事業
不動産事業につきましては、株式会社トラストアドバイザーズにおいてマンションオーナー向けのリーシング及び賃貸管理とマンション建物の受託管理を行うレジデンス事業、並びにマンションオーナーの購入・売却ニーズに対応する不動産売買事業を営んでおります。新型コロナウイルス感染症の影響としては、既往賃貸借契約の更新率が増加するといった傾向は続いており、また、賃料水準も維持されております。このようななか、レジデンス事業における管理戸数が引き続き高水準を維持したこと、不動産売買事業における取引が対前年同期比で増加したことから、当第2四半期連結累計期間の不動産事業の売上高は4,970百万円(前年同四半期比24.0%増)、営業利益は183百万円(前年同四半期比18.1%増)となりました。
② ホテル事業
ホテル事業につきましては、現在、成田空港エリアで成田ゲートウェイホテル、倉敷美観地区エリアで倉敷ロイヤルアートホテルを運営しております。成田ゲートウェイホテルは、新型コロナウイルス感染症の無症状者・軽症者向け療養施設として、4月18日から千葉県に貸し出し、以降、一般の利用者を受け入れていないことに加え、倉敷ロイヤルアートホテルでは、ホテル宿泊者数が対前年同期比で大きく減少する等、新型コロナウイルス感染症の影響を強く受けたことから、当第2四半期連結累計期間のホテル事業の売上高は426百万円(前年同四半期比45.2%減)、営業損失は12百万円(前年同四半期は110百万円の営業利益)となりました。
③ 海外事業
海外事業につきましては、インドネシアにおいてPT. Citra Surya Komunikasiが主として日系企業向けに広告代理店業務を行うほか、シンガポールにおいてStriders Global Investment Pte. Ltd.が投資事業を行っております。PT. Citra Surya Komunikasiにおいては、連結決算上の取り込みが3か月遅れの2020年1月~6月の実績となりますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、既存顧客等との取引が低調だったことから、当第2四半期連結累計期間の海外事業の売上高は350百万円(前年同四半期比22.8%減)となりました。一方で、売上原価及び販売費及び一般管理費の抑制により営業利益は26百万円(前年同四半期比238.6%増)となりました。
④ その他
その他につきましては、モバイルリンク株式会社において、車載端末システムの開発、販売を、M&Aグローバル・パートナーズ株式会社において、M&Aに関するコンサルティング業務を、有限会社増田製麺において、中華麺等の製造販売を行っております。また、持分法適用関連会社として、株式会社みらい知的財産技術研究所、株式会社アマガサの株式を保有しておりますが、当該2社の損益の取り込みについては持分法投資損益となるため、営業損益には含まれておりません。
モバイルリンク株式会社及び有限会社増田製麺において新型コロナウイルス感染症の影響から受注が減少した結果、当第2四半期連結累計期間のその他の売上高は194百万円(前年同四半期比17.2%減)、営業利益は12百万円(前年同四半期比38.5%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
① 財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は3,299百万円となり、前連結会計年度末に比べ372百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が393百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は2,018百万円となり、前連結会計年度末に比べ54百万円減少いたしました。これは主に投資有価証券が149百万円減少した一方で関係会社株式が124百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、総資産は5,318百万円となり、前連結会計年度末に比べ317百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は1,140百万円となり、前連結会計年度末に比べ177百万円減少いたしました。これは主に買掛金が87百万円減少したこと等によるものであります。固定負債は1,977百万円となり、前連結会計年度末に比べ429百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が454百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は3,118百万円となり、前連結会計年度末に比べ251百万円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は2,199百万円となり、前連結会計年度末に比べ65百万円増加いたしました。これは主に剰余金の配当25百万円があった一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益82百万円を計上したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は40.4%(前連結会計年度末は41.9%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は2,381百万円となり、前連結会計年度末に比べ391百万円増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は7百万円(前年同期は29百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益155百万円を計上した一方で、仕入債務の減少84百万円、法人税等の支払額68百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は12百万円(前年同期は58百万円の獲得)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出10百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は398百万円(前年同期は18百万円の獲得)となりました。これは主に、長期借入による収入529百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出83百万円があったこと等によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。