第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言の再発令に伴う影響や、収束の見通しが立たないことによる国内外経済のさらなる下振れリスクなどもあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。

 当社グループの係わる電線業界におきましては、電線の主材料である銅の価格が、1トン当たり期中平均913千円と前年同期平均658千円に比べ38.8%上昇いたしました(銅価格の推移、1トン当たり期初750千円、安値750千円(2020年11月)、高値1,080千円(2021年4月)、第2四半期末1,080千円)。また、建設・電販向けの出荷量は、前年同期に比べ減少基調で推移いたしました。

 このような情勢のもとで当社グループは、提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図りました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

①財政状態

 当第2四半期連結会計期間末の資産につきましては、資産合計は76,437百万円で前連結会計年度末に比べて9,035百万円の増加となりました。

 流動資産は52,815百万円で現預金及び売上債権が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて9,151百万円の増加となり、固定資産は23,621百万円で前連結会計年度末に比べて115百万円の減少となりました。

 負債につきましては、負債合計は35,097百万円で前連結会計年度末に比べて8,105百万円の増加となりました。流動負債は32,444百万円で仕入債務が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて8,181百万円の増加となり、固定負債は2,653百万円で前連結会計年度末に比べて75百万円の減少となりました。

 純資産につきましては、純資産合計は41,339百万円で前連結会計年度末に比べて929百万円の増加となりました。増加の主な要因は、自己株式の取得による減少があったものの、利益の内部留保により利益剰余金が増加したことなどによります。

②経営成績

 当第2四半期連結累計期間の経営成績は、半導体製造装置向け需要及び自動車・工作機械向け需要の回復と、銅価格の上昇に伴う建設・電販向け需要の売上増加により、売上高は42,973百万円(前年同期比11.9%増)、営業利益は1,905百万円(前年同期比5.6%増)、経常利益は2,090百万円(前年同期比9.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,442百万円(前年同期比9.2%増)となりました。

 なお、当社グループは、電線・ケーブル事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの経営成績の記載を省略しております。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5,309百万円増加し、23,031百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、6,004百万円(前年同四半期は2,349百万円の資金の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益2,090百万円、減価償却費285百万円、仕入債務の増加8,330百万円等の増加要因に対し、売上債権の増加3,030百万円、商品の増加668百万円、未払消費税等の減少350百万円、法人税等の支払額442百万円等の減少要因によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果獲得した資金は、117百万円(前年同四半期は180百万円の資金の使用)となりました。これは主に定期預金の預入による支出144百万円、保険積立金の積立による支出117百万円等の支出に対し、定期預金の払戻による収入141百万円、保険積立金の解約による収入229百万円等の収入によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、852百万円(前年同四半期は865百万円の資金の使用)となりました。これは主に自己株式の取得による支出500百万円、配当金の支払328百万円等によるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7)主要な設備

 当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。