第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ウィズコロナの下での各種政策の効果により、景気の持ち直しが期待されましたが、世界的な金融引締め等が続くことによる海外景気の下振れリスク、物価上昇、供給面での制約及び金融資本市場の変動等、先行き不透明な状況で推移いたしました。

 当社グループの係わる電線業界におきましては、電線の主材料である銅の価格が、1トン当たり期中平均1,223千円と前年同期平均1,211千円に比べ1.0%上昇いたしました(銅価格の推移、1トン当たり期初1,170千円、高値1,290千円(2023年2月)、安値1,140千円(2023年1月)、第2四半期末1,220千円)。また、建設・電販向けの出荷量は、前年同期に比べ減少基調で推移いたしました。

 このような情勢のもとで当社グループは、提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図りました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

①財政状態

 当第2四半期連結会計期間末の資産につきましては、資産合計は98,881百万円で前連結会計年度末に比べて3,500百万円の増加となりました。

 流動資産は70,128百万円で売上債権及び商品が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて2,218百万円の増加となり、固定資産は28,753百万円で当社北陸支店新設に伴い建設仮勘定が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて1,281百万円の増加となりました。

 負債につきましては、負債合計は50,521百万円で前連結会計年度末に比べて1,539百万円の増加となりました。流動負債は47,343百万円で仕入債務が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて1,421百万円の増加となり、固定負債は3,178百万円で前連結会計年度末に比べて118百万円の増加となりました。

 純資産につきましては、純資産合計は48,359百万円で前連結会計年度末に比べて1,960百万円の増加となりました。増加の主な要因は、自己株式の取得による減少があったものの、利益の内部留保により利益剰余金が増加したことなどによります。

②経営成績

 当第2四半期連結累計期間の経営成績は、半導体製造装置向け需要の好調維持、自動車・工作機械向け需要の回復、銅価格の上昇に伴い建設・電販向けの売上が増加したことにより、売上高は61,851百万円(前年同期比12.1%増)、営業利益は4,304百万円(前年同期比21.7%増)、経常利益は4,482百万円(前年同期比20.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,994百万円(前年同期比20.2%増)となりました。

 なお、当社グループは、電線・ケーブル事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの経営成績の記載を省略しております。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ230百万円減少し、25,951百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、2,331百万円(前年同四半期は2,536百万円の資金の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益4,482百万円、減価償却費279百万円、仕入債務の増加1,715百万円、退職給付に係る負債の増加額69百万円等の増加要因に対し、売上債権の増加1,134百万円、棚卸資産の増加1,322百万円、法人税等の支払額1,780百万円等の減少要因によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、1,213百万円(前年同四半期は187百万円の資金の使用)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入111百万円、保険積立金の解約による収入85百万円等の収入に対し、有形固定資産の取得による支出1,071百万円、定期預金の預入による支出151百万円、保険積立金の積立による支出184百万円等の支出によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、1,322百万円(前年同四半期は972百万円の資金の使用)となりました。これは主に自己株式の取得による支出600百万円、配当金の支払724百万円等によるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(7)主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更があったものは次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の

内容

投資予定額

資金調達方法

着手及び完了予定年月

完成後の

増加能力

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

当社

北陸支店

石川県

金沢市

電線・

ケーブル

事務所・

倉庫

1,422

1,422

自己資金

2022年5月

2023年5月

土地

6,685.98㎡

建物

4,645.58㎡

(注)当社北陸支店の新設計画は、投資予定金額の総額を1,430百万円から1,422百万円に、既支払額を936百万円から1,422百万円に、完成後の増加能力等の建物を4,928.25㎡から4,645.58㎡にそれぞれ変更しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。