第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

  当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、円安・株高基調の継続を背景とした企業業績の改善による緩やかな景気回復基調が続いておりますが、輸入原材料が割高となったことから諸物価が上昇し消費回復が遅れていることに加え、アメリカでの利上げの影響、中国経済の減速、新興国の経済成長の停滞感から、先行きの不透明感が増す状況で推移いたしました。

当社グループが属する電子計測器、電源機器、環境試験機器等の業界におきましては、当社の主要ユーザーである電機業界では、新型スマートフォンやタブレット端末関連の売上停滞から関連する電子部品メーカーの業績にはやや陰りが見られるものの、より高性能な製品の研究開発は引き続き活発となっております。

また、自動車業界では、国内の設備投資には慎重な姿勢が見られるものの、概ね好調な業績を背景に、海外での設備投資が引き続き積極的に行われております。また、環境・新エネルギー関連市場でも、太陽光発電、蓄電池開発分野等幅広い分野で底堅い研究開発が進められております。

このような状況のもと、当社グループは、国内・海外の幅広い営業拠点網を活用して、こうした関連市場を中心に積極的なソリューション営業活動を展開いたしました。

その結果、個別では前年対比で5.3%売上が増加いたしました。国内の連結子会社では、当初想定していなかったスマートフォン関連の受注も寄与し、総じて順調に推移いたしました。

海外子会社では、景気の減速が懸念される中国の販売子会社である電計貿易(上海)有限公司と受託試験場を提供している電計科技研発(上海)有限公司の業績は比較的好調に推移したものの、為替相場で中国元安が進行したこともあり為替差損が発生いたしました。東南アジアでは、ベトナム、タイの販売子会社の業績が良好でした。アメリカの利上げや原油等の資源価格の下落により新興国の為替相場が下落したことで、中国やマレーシアで合計1億円程度の為替差損が発生いたしました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は59,306百万円(前年同四半期比9.0%増)となりました。営業利益は1,788百万円前年同四半期比54百万円増)、為替差損が発生したこともあり、経常利益は1,730百万円前年同四半期比403百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,139百万円前年同四半期比144百万円減)となりました。

 

 

セグメントの業績は、セグメント間の内部取引も含めて次のとおりであります。
① 日本

日本におきましては、円安・株高基調の継続を背景とした企業業績の改善による緩やかな景気回復基調が続いておりますが、輸入原材料が割高となったことから諸物価が上昇し消費回復が遅れていることに加え、アメリカでの利上げの影響、中国経済の減速、新興国の経済成長の停滞感から、先行きの不透明感が増す状況で推移いたしました。

当社グループが属する電子計測器、電源機器、環境試験機器等の業界におきましては、当社の主要ユーザーである電機業界では、新型スマートフォンやタブレット端末関連の売上停滞から関連する電子部品メーカーの業績にはやや陰りが見られるものの、より高性能な製品の研究開発は活発となっております。

また、自動車業界では、国内の設備投資には慎重な姿勢が見られるものの、好調な業績を背景に、海外での設備投資が引き続き積極的に行われております。また、環境・新エネルギー関連市場でも、太陽光発電、蓄電池開発分野等幅広い分野で底堅い研究開発が進められております。

このような状況のもと、当社グループは、国内・海外の幅広い営業拠点網を活用して、こうした関連市場を中心に積極的なソリューション営業活動を展開いたしました。

その結果、セグメント売上高は53,215百万円(前年同四半期比5.5%増)となりました。売上は増加したものの粗利益率の低下もあり、セグメント利益は2,108百万円(前年同四半期は2,182百万円)となりました。

 

② 中国

中国は、国内経済成長は減速しており、スマートフォン関連業界で陰りが見られるものの、自動車関連業界での投資は引き続き維持されております。前期の大口受注の一部が売上に寄与したこともあり、セグメント売上高は6,778百万円(前年同四半期比32.6%増)となりました。その結果、セグメント利益は305百万円(前年同四半期は127百万円)となり、大幅な増益となりました。

 

③ その他

その他の地域では、大きな消費市場として期待されている東南アジアへ日本の製造業の進出が積極的に行われている影響で、ベトナムとタイを中心に現地販売子会社の業績が引き続き好調でした。

その結果、セグメント売上高は2,346百万円(前年同四半期比19.8%増)、セグメント利益は101百万円(前年同四半期は64百万円)となりました。

 

 

(参考)

海外売上高

前第3四半期連結累計期間(自  平成26年4月1日  至  平成26年12月31日)

 

中国

その他

Ⅰ 海外売上高(千円)

7,571,254

3,317,921

10,889,176

Ⅱ 連結売上高(千円)

54,399,107

Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割合(%)

13.9

6.1

20.0

 

(注) 1 海外売上高における国又は地域は、販売先(市場)を基準としているため、当社及び連結子会社の日本以外の国又は地域における売上高であります。

2 「その他」の区分に属する主な国又は地域

  その他・・・タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、韓国、台湾、インドネシア、フィリピン、インド

 

当第3四半期連結累計期間(自  平成27年4月1日  至  平成27年12月31日)

 

中国

その他

Ⅰ 海外売上高(千円)

10,261,416

2,893,175

13,154,591

Ⅱ 連結売上高(千円)

59,306,535

Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割合(%)

17.3

4.9

22.2

 

(注) 1 海外売上高における国又は地域は、販売先(市場)を基準としているため、当社及び連結子会社の日本以外の国又は地域における売上高であります。

2 「その他」の区分に属する主な国又は地域

  その他・・・タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、韓国、台湾、インドネシア、フィリピン、インド

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,676百万円増加し、47,185百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,691百万円増加し、43,407百万円となりました。受取手形及び売掛金が1,083百万円減少しましたが、現金及び預金が1,808百万円、商品及び製品が740百万円増加したこと等によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて15百万円減少し、3,778百万円となりました。無形固定資産合計がソフトウェア等の償却により15百万円減少したこと等によるものであります。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて516百万円減少し、29,947百万円となりました。短期借入金が3,808百万円増加いたしましたが、支払手形及び買掛金が3,740百万円、未払法人税等が575百万円減少したこと等によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて1,501百万円増加し、3,739百万円となりました。繰延税金負債が30百万円減少いたしましたが、長期借入金が1,547百万円増加したこと等によるものであります。

 

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べて691百万円増加し、13,498百万円となりました。その他の包括利益累計額合計が144百万円減少いたしましたが、利益剰余金が840百万円増加したこと等によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。