第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

(子会社の重要な資産の譲渡)

当社のタイ国連結子会社であるNIPPO MECHATRONICS(THAILAND)CO.,LTD.(以下「BF」という。)は、旧工場の資産を譲渡することについて、以下の通り決議し、譲渡契約の締結及び引渡しが完了しております。

 

1 譲渡の理由

当社は、平成25年2月13日付「新工場建設に関するお知らせ」で開示いたしました通り、BFは新工場を建設し平成26年1月に生産移管が完了いたしました。同時に、旧工場は売却すべく、交渉を続けてまいりましたが、条件面で合意に至りましたので、売却いたしました。

 

2 譲渡資産の内容

譲渡資産の種類

譲渡価格

帳簿価格

譲渡益

現況

土地・建物

295百万タイバーツ

88百万タイバーツ

184百万タイバーツ

遊休

 

 

3 相手先の概要

Mr.Thana Jitmakusol 他

 

4 譲渡の日程

(1) 契約締結日   平成27年5月15日

(2) 売買代金受領日 平成27年5月31日

(3) 物件引渡期日  平成27年5月31日

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安トレンドによって輸出型企業にプラスの影響を与える一方、中国、アセアン諸国の景気下振れと消費税率の引き上げの影響により、国内の企業活動にマイナス影響を与えました。

また、海外経済を取り巻く環境も欧州の金融問題と中国のバブル懸念等により力強さに欠ける中で推移しました。

この様な環境のもと、当社グループは日本、アセアン及び北中米地域において、中長期視点に立った事業収益基盤づくりを進めておりますが、足元の事業収益はフィリピン工場、メキシコ工場の開設にかかる先行投資費用と国内メーカー事業の減収による影響を受ける中で推移しました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は22,335百万円(前期比8.2%増)、営業損失は260百万円(前期は136百万円の営業損失)、経常損失は354百万円(前期は292百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は101百万円(前期は341百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 

・モビリティ

自動車メーカー及び自動車部品メーカーに対して、電子制御関連部品を核とした樹脂成形品及び同組立品を国内外で製造・販売しております。

当該事業の業績は、バンコク工場、ベトナム工場が増収増益となったものの、メキシコ工場及び国内稲沢工場の先行投資費用等の影響を受ける中で推移しました。

この結果、当第2四半期連結累計期間における当セグメントの売上高は5,902百万円(前期比8.0%増)、全社費用配賦前のセグメント損失43百万円(前期は110百万円のセグメント利益)、配賦後のセグメント損失は86百万円(前期は26百万円のセグメント利益)となりました。

 

・エレクトロニクス

電子部品及びクリーンエネルギー関連のメーカーに対して、専門商社として高機能材料、部品、治具及び機器等を国内外で販売しております。

当該事業の業績は、スマートフォン、タブレット型端末向け部材及び検査治具用部材の他、燃料電池用部材の好調な受注に支えられました。

この結果、当第2四半期連結累計期間における当セグメントの売上高は9,862百万円(前期比3.9%増)、全社費用配賦前のセグメント利益は236百万円(前期比10.6%増)、配賦後のセグメント損失は26百万円(前期は33百万円のセグメント損失)となりました。

 

・精密機器

オフィスオートメーション、デジタルイメージング、医療機器等の関連メーカーに対して、樹脂成形品の製造及び販売を国内外で展開しております。

当該事業の業績は、中華圏における金型販売の減益、コラート工場における新規立上に係る製造経費の増加とフィリピン工場の先行投資費用の影響を受ける中で推移しました。

この結果、当第2四半期連結累計期間における当セグメントの売上高は3,989百万円(前期比33.9%増)、全社費用配賦前のセグメント損失は102百万円(前期は91百万円のセグメント損失)、配賦後のセグメント損失は126百万円(前期は115百万円のセグメント損失)となりました。

 

・住宅設備

住宅設備の関連メーカーに対して、専門商社として、またファブレスメーカーとして、樹脂成形品、ブラインド・介護用ベッドのコントロールユニット、高機能材料並びに機器等を国内外で販売しております。

当該事業の業績は、高効率給湯器向け配管部品は堅調に推移したものの、住宅用配管部材が大きく減少する中で推移しました。

この結果、当第2四半期連結累計期間における当セグメントの売上高は1,496百万円(前期比9.1%減)、全社費用配賦前のセグメント利益は69百万円(前期比46.2%増)、配賦後のセグメント損失は11百万円(前期は36百万円のセグメント損失)となりました。

 

・その他

報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、RFID等を含んでおります。

当第2四半期連結累計期間におけるその他の売上高は1,227百万円(前期比3.7%減)、全社費用配賦前のセグメント利益は81百万円(前期比34.4%減)、配賦後のセグメント利益は15百万円(前期比78.6%減)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて381百万円増加し15,874百万円となりました。これは棚卸資産が242百万円、現金及び預金が173百万円、未収入金が139百万円それぞれ増加したものの、受取手形及び売掛金が74百万円、電子記録債権が71百万円減少したことなどが主な要因となっております。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて384百万円減少し14,113百万円となりました。これは建設仮勘定が233百万円増加したものの、建物及び構築物(純額)が424百万円、投資有価証券が212百万円減少したことなどが主な要因となっております。

この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて3百万円減少し29,988百万円となりました。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて439百万円増加し13,049百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が203百万円減少したものの、短期借入金が298百万円、1年内返済予定の長期借入金が118百万円、未払法人税等が100百万円、賞与引当金が85百万円それぞれ増加したことなどが主な要因となっております。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて139百万円減少し5,131百万円となりました。これは退職給付に係る負債が51百万円増加したものの、リース債務が67百万円、長期借入金が40百万円、繰延税金負債が39百万円それぞれ減少したことなどが主な要因となっております。

この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて299百万円増加し18,181百万円となりました。

 

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて303百万円減少し11,806百万円となりました。これはその他有価証券評価差額金が220百万円、非支配株主持分が44百万円、利益剰余金が35百万円減少したことなどが主な要因となっております。

この結果、自己資本比率は前連結会計年度末より0.9ポイント減少の37.6%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて176百万円の資金の増加となり5,533百万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、110百万円の資金の減少(前年同四半期は1,094百万円の資金の増加)となりました。これは減価償却費により771百万円増加したものの、固定資産処分損益により676百万円、仕入債務の減少により267百万円減少したことなどが主な要因となっております。

投資活動によるキャッシュ・フローは、111百万円の資金の増加(前年同四半期は622百万円の資金の減少)となりました。これは有形固定資産の売却による収入により1,187百万円増加したものの、有形固定資産の取得による支出により1,009百万円、無形固定資産の取得による支出により49百万円減少したことなどが主な要因となっております。

財務活動によるキャッシュ・フローは、141百万円の資金の増加(前年同四半期は289百万円の資金の減少)となりました。これは短期借入金の純増減額により309百万円、長期借入れによる収入により300百万円増加したものの、長期借入金の返済による支出により221百万円、配当金の支払額により136百万円、リース債務の返済による支出により82百万円減少したことなどが主な要因となっております。

 

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)従業員数

①連結会社の状況

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの臨時従業員数は515名となり、前連結会計年度末と比較して300名増加しております。主な要因は、モビリティ及び精密機器における雇用形態の変更などによるものであります。

 

②提出会社の状況

当第2四半期累計期間において、当社の臨時従業員数は90名となり、前事業年度末と比較して39名増加しております。主な要因は、モビリティにおける雇用形態の変更などによるものであります。

 

(6)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は35百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)主要な設備

①当第2四半期連結累計期間において前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設の著しい変更は次のとおりであります。

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの
名称

設備の内容

投資予定額

資金調達

方法

着手年月

完了年月

総額

既支払額

FNA MECHATRONICS
MEXICO S.A. de C.V.

メキシコ合衆国

サン・ルイス・ポトシ

モビリティ

新工場建設
及び
生産設備

百万円

2,249

百万円

952

自己資金
及び
借入金

平成26年
7月

平成30年
10月

 

(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

②当第2四半期連結累計期間に売却した重要な設備の詳細につきましては「第2 事業の状況 2 経営上の重要な契約等」をご参照ください。