第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、製造業を中心に輸出や生産活動の弱さがみられたものの、雇用・所得環境の改善が進み、穏やかな回復が続く中で推移しました。一方の世界経済は、中国経済の先行きや通商問題を巡る動向、英国EU離脱の影響など、先行き不透明な状況が続きました。

このような状況のもと、当社グループでは「中期経営計画2019」の最終年度として、方針として掲げた「事業の選択と捨象」をやりきることと、将来の経営基盤を強化するための「強みづくり」の活動に集中し、実直な受注活動と改善活動を進めてまいりました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は32,651百万円(前年同期比3.0%減)、営業利益は1,017百万円(前年同期比80.2%増)、経常利益は867百万円(前年同期比103.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は796百万円(前年同期比210.4%増)となりました。

 

各セグメントの業績は、次のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後のセグメント区分に基づいております。

 

・エレクトロニクス

電子部品及び住宅設備の関連メーカーに対して、専門商社として、またファブレスメーカーとして、高機能材料、加工部品、治具及び機器等を国内外で販売しております。

当該事業の業績は、スマートフォン関連の需要低迷が続き、電子部品メーカー向けの高機能材料の受注が減少しましたが、顧客の製品開発の段階から関与してきた燃料電池関連部材の受注と石膏鋳造などの試作受注が増加した影響を受ける中で推移しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間における当セグメントの売上高は13,017百万円(前年同期比9.0%減)、セグメント利益は762百万円(前年同期比4.3%増)となりました。

 

・モビリティ

自動車メーカー及び自動車部品メーカーに対して、電子制御関連部品を核とした樹脂成形品及び同組立品を国内外で製造・販売しております。

当該事業の業績は、アセアン主力工場が顧客の受注調整による影響を受けましたが、稲沢工場の巻線関連部品の受注が堅調に推移したことにあわせ、前連結会計年度に行った固定資産の減損処理による減価償却費の負担軽減の影響を受ける中で推移しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間における当セグメントの売上高は13,770百万円(前年同期比6.1%増)、セグメント利益は681百万円(前年同期比855.3%増)となりました。

 

 

・医療・精密機器

オフィスオートメーション、デジタルイメージング、医療機器等の関連メーカーに対して、樹脂成形品の製造及び販売を国内外で展開しております。

当該事業の業績は、プリンター関連部品の受注が減少したことと合わせ、医療機器関連部品の受注も減少したことの影響を受ける中で推移しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間における当セグメントの売上高は5,329百万円(前年同期比10.9%減)、セグメント利益は201百万円(前年同期比40.7%減)となりました。

 

・その他

報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、国内関係会社の研磨用キャリア事業等を含んでおります。

当該事業の業績は、研磨用キャリアの受注が堅調に継続する中で推移しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間におけるその他の売上高は716百万円(前年同期比8.6%増)、セグメント利益は107百万円(前年同期比3.8%増)となりました。

 

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて254百万円増加し15,619百万円となりました。

これは受取手形及び売掛金が638百万円減少したものの、電子記録債権が650百万円、未収入金が169百万円増加したことなどが主な要因となっております。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて886百万円減少し13,036百万円となりました。

これは連結子会社であるFNA MECHATRONICS MEXICO S.A. de C.V.の金属プレス事業を事業譲渡した影響もあり、機械装置及び運搬具(純額)が677百万円減少したことなどが主な要因となっております。

 

この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて631百万円減少し28,656百万円となりました。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて374百万円増加し12,622百万円となりました。

これは割賦債務の増加等により、その他流動負債が219百万円、支払手形及び買掛金が167百万円増加したことなどが主な要因となっております。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて1,177百万円減少し6,259百万円となりました。

これは割賦債務の増加等により、その他固定負債が727百万円増加したものの、連結子会社であるFNA MECHATRONICS MEXICO S.A. de C.V.の金属プレス事業を事業譲渡した影響もあり、長期借入金が1,934百万円減少したことなどが主な要因となっております。

 

この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて803百万円減少し18,882百万円となりました。

 

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べて172百万円増加し9,774百万円となりました。

これは資本剰余金が751百万円減少し、利益剰余金が1,140百万円増加したことなどが主な要因となっております。

 

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は2百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。