当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済活動が停滞し、景気は大きく後退しました。引き続き厳しい状況にあるものの、感染拡大の防止策を講じつつ経済活動の両立を図る動きが広がり、国内景気は緩やかな持ち直しの動きが見られました。ただ、足元では第3波と見られる感染拡大が生じており、収束の兆しは見られず、先行きは依然として、不透明な状況が続いております。
当機械工具業界におきましても、新型コロナウイルスの感染拡大の影響は大きく、製造業で生産調整や一時帰休などが実施され、生産・出荷量が過去最低の水準まで落ち込みました。第3四半期に入り国内での自動車関連及び電子部品等の生産は回復傾向が続き、持ち直しの動きとなったものの、設備投資に対しては慎重姿勢が継続する動きも見られ、本格的な回復には至っておりません。
このような状況のもと、当社は、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じた上で、あらゆる時代の変化に対応し勝ち残ることが出来る強靭な企業体質の構築を目指し、「利益体質の強化・利益率の改善」、「差別化政策の推進」に取り組んでおります。しかし、新型コロナウイルスの感染防止対策による営業の訪問自粛や展示会等の中止により、十分な営業活動を行えない厳しい状況となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高3,666百万円(前年同期比26.9%減)となりました。
損益面では、販売費及び一般管理費は、人件費の抑制、出張の自粛や展示会、各種イベント等の中止によるその他経費の削減に努めた結果、前年同期比で89百万円(前年同期比13.2%減)減少しました。しかしながら、売上高、粗利益の減少をカバーできるまでには至らず、営業損失66百万円(前年同期は営業利益17百万円)、経常損失32百万円(前年同期は経常利益61百万円)となりました。
特別損益につきましては、特別利益に投資有価証券売却益58百万円を計上しました。一方、特別損失には減損会計における営業所等の減損損失45百万円を計上しました。これらの結果、四半期純損失は36百万円(前年同期は四半期純利益22百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期会計期間末の資産、負債及び純資産の状況は、以下のとおりです。
(資産)
総資産は、4,249百万円となり前事業年度末に比べ、306百万円減少しました。
流動資産の合計は3,323百万円となり、379百万円の増加となりました。これは主に未収入金の増加880百万円と現金及び預金の増加126百万円によるものであります。一方で、受取手形及び売掛金が446百万円、電子記録債権が209百万円の減少となりました。
固定資産の合計は926百万円となり、685百万円の減少となりました。これは主に減損損失及び減価償却費の計上による有形固定資産の減少56百万円と投資有価証券の売却による投資その他の資産の減少627百万円によるものであります。
(負債)
負債合計は、1,428百万円となり前事業年度末に比べ、351百万円減少しました。
流動負債の合計は1,296百万円となり、401百万円の減少となりました。これは主に支払手形及び買掛金の減少234百万円、電子記録債務の減少95百万円、未払法人税等の減少34百万円等によるものであります。
固定負債の合計は132百万円となり、50百万円の増加となりました。これは主に繰延税金負債の増加52百万円等によるものであります。
(純資産)
純資産合計は、2,820百万円となり前事業年度末に比べ、45百万円増加しました。主な要因は、四半期純損失の計上と配当金の支払いにより利益剰余金が104百万円減少しましたが、一方でその他有価証券評価差額金の増加150百万円によるものであります。
なお、当第3四半期会計期間末における自己資本比率は66.4%となり、前事業年度末に比べ5.5ポイント上昇しております。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の流行拡大による事業への影響については、今後も引き続き注視してまいります。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。