第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期累計期間(2021年3月21日~2021年9月20日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が広い範囲で継続的に適用され経済活動に大きな影響を及ぼしているものの、海外経済の回復に伴う輸出の増加は底堅く、緩やかな回復基調にあります。また、ワクチン接種が進むなどの明るい兆しも一部で見えますが、未だ感染収束の時期が見通せず、先行きは不透明な状況が続いております。

 当機械工具業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による企業活動が制限される中で、半導体関連の好調や、輸出増加に加え精密機械や医療機械などの生産・出荷量が上向き設備稼働率も向上するなど一部の業種で回復の動きが見られますものの、一方で半導体不足の影響に加え、東南アジアの感染拡大などを背景に部品の調達が困難となり、国内外で自動車の減産は長期化が予想されるなど下振れリスクが懸念されており、先行きの不透明感が強まっている状況となっております。

 このような状況のもと、当社は、新型コロナウイルス感染症の影響により満足な営業活動を行えない状況が長期化する中で、引き続き感染防止策や衛生管理対策を講じながら営業を継続し商品供給及びサービスの提供に努め、売上の回復を図ってまいりました。また、営業の効率化及び採算性を目的とした営業所の統合やあらゆる角度から利益創出に向けた対策に取り組んでまいりました。

 以上の結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高3,061百万円(前年同期比27.6%増)となりました。利益面では、増収効果から、営業利益19百万円(前年同期は営業損失49百万円)、経常利益56百万円(前年同期は経常損失25百万円)、四半期純利益36百万円(前年同期は四半期純損失37百万円)となり、前第2四半期累計期間よりいずれも黒字転換を実現いたしました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期会計期間末の資産、負債及び純資産の状況は、以下のとおりです。

(資産)

 総資産は、4,690百万円となり前事業年度末に比べ、218百万円増加しました。この主な要因は、流動資産においては、現金及び預金が55百万円、受取手形及び売掛金が94百万円とそれぞれ減少しましたが、一方で、売上高の増加に伴い、電子記録債権が281百万円増加しました。有形固定資産と無形固定資産については、減価償却による減少7百万円となりました。投資その他の資産においては、投資有価証券が新たな取得77百万円と時価評価の上昇59百万円により127百万円の増加となりました。

(負債)

 負債合計は、1,752百万円となり前事業年度末に比べ、150百万円増加しました。この主な要因は、流動負債において、電子記録債務が109百万円増加しました。固定負債においては、繰延税金負債が16百万円の増加となりました。

(純資産)

 純資産は、2,938百万円となり前事業年度末に比べ、68百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金は四半期純利益の計上36百万円と配当金の支払い11百万円により25百万円の増加となりました。自己株式につきましては、第三者割当による自己株式の処分により3百万円の減少となり、その他有価証券評価差額金が39百万円の増加となりました。

 なお、当四半期会計期間末における自己資本比率は62.6%となり、前事業年度末に比べ1.6%低下しております。

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ55百万円減少して、540百万円となりました。

当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、得られた資金は12百万円(前年同期比76.8%減)となりました。その主な要因は、売上債権の増加187百万円、法人税等の支払17百万円等の資金減少要因がありましたが、一方で、税引前四半期純利益64百万円、仕入債務の増加額84百万円等の増加要因によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は54百万円(前年同期は0.6百万円の収入)となりました。その主な要因は、投資有価証券の売却による収入18百万円と投資有価証券の取得による支出77百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は13百万円(前年同期比82.3%減)となりました。その主な要因は、配当金の支払額11百万円及びファイナンス・リース債務の返済による支出5百万円であります。

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(7)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。