文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に雇用・所得環境の改善が続く中で、設備投資や個人消費の持ち直し等から、内需主導の緩やかな回復基調にあります。
紙パルプ業界におきましては、段ボール原紙や紙器用白板紙など板紙の国内出荷量が、食品関連需要の増加によって前年同期実績を上回りました。一方で、印刷用紙においては保険・金融関連が堅調で、通信関連・通販カタログ・カレンダー需要等にも動きがあったものの、紙の国内出荷量全体としては前年同期実績をやや下回りました。
このような経済状況のもとで、当社グループは第9次3ヶ年計画の最終年度を迎え、安定的に収益をあげられる高収益基盤の確保を、最重要課題として取り組んでまいりました。しかしながら、特殊紙関連分野の需要が伸び悩んだことや、紙媒体をめぐる需要構造の変化によるマイナス影響等により、当社が主力としているファンシーペーパー・ファインボード・高級印刷紙の特殊紙3品目を含むすべての品目で前年同期実績を上回ることができませんでした。
その結果、売上高は92億円(前年同四半期比2.9%減)となりました。利益面では経常利益は98百万円(前年同四半期比23.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は61百万円(前年同四半期比22.4%減)となりました。
<当社の商品別の概況>
当社グループは、和洋紙の販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであり、当社の和洋紙卸売業の売上高は連結売上高の90%超を占めるため、当社の商品別の概況を記載しております。
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品目別 |
前第2四半期累計期間 (自 平成28年4月1日 至 平成28年9月30日) |
当第2四半期累計期間 (自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日) |
増減率(%) |
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金額(百万円) |
構成比 (%) |
金額(百万円) |
構成比 (%) |
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ファンシーペーパー |
2,133 |
23.8 |
2,091 |
24.0 |
△2.0 |
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ファインボード |
1,042 |
11.7 |
958 |
11.0 |
△8.1 |
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高級印刷紙 |
2,101 |
23.5 |
2,077 |
23.9 |
△1.1 |
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ベーシックペーパー |
2,528 |
28.3 |
2,475 |
28.5 |
△2.1 |
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技術紙 |
992 |
11.1 |
972 |
11.2 |
△2.0 |
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その他 |
142 |
1.6 |
120 |
1.4 |
△15.2 |
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合計 |
8,940 |
100.0 |
8,696 |
100.0 |
△2.7 |
(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。
[ファンシーペーパー]
多様な色、表面性、風合いを持ち装飾性の高いファンシーペーパーは、デザイン企画部門への継続したPR活動や各種商品展示会の開催の結果、書籍向けが若干回復、また東アジア向けの輸出も好調に推移しました。しかしながら封筒等の紙製品や販促物等の小口商業印刷用途が低調に推移し、売上高は20億91百万円、前年同四半期比2.0%の減少となりました。
[ファインボード]
ファンシーペーパーの高紙厚品(板紙)で、高級商品のパッケージ、書籍表紙、各種販促物に使用されるファインボードは、パッケージ需要の伸びに一服感があり、各種販促物や音楽関連商品の動きも低調に推移したため、売上高は9億58百万円、前年同四半期比8.1%の減少となりました。
[高級印刷紙]
ハイグレードな印刷用途、名刺、カード、書籍類に使われる高級印刷紙は、書籍用途や封筒、名刺等の紙製品が堅調に推移しましたが、高級パンフレット、カレンダーや冊子等の商業印刷物の販売量が伸び悩み、売上高は20億77百万円、前年同四半期比1.1%の減少となりました。
[ベーシックペーパー]
上質紙、コート紙、色上質紙、包装用紙、各種板紙等のベーシックペーパーは、書籍向けや医療品・化粧品パッケージ用途等が堅調に推移しましたが、商業印刷物用途や海外向け販売量の減少が影響し、売上高は24億75百万円、前年同四半期比2.1%の減少となりました。
[技術紙]
通常の紙にない特殊機能を付与した技術紙は、各種工業品製造用工程紙や合成紙の販売量は増加しましたが、耐水撥水性機能紙、各種製造用原紙等の需要変動が大きく、売上高は9億72百万円、前年同四半期比2.0%の減少となりました。
[その他]
ペーパータオル等家庭紙の販売量は前年並みでしたが、製紙関連資材や各種紙加工製品の販売量が低下し、売上高は1億20百万円、前年同四半期比15.2%の減少となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べて1億6百万円増加し、29億18百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は1億6百万円(前年同四半期比2.6%の減少)となりました。これは主に、売上債権の増加及び仕入債務の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果獲得した資金は1億25百万円(前年同四半期比16.1%の減少)となりました。これは主に、投資有価証券の償還による収入の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は1億25百万円(前年同四半期は2億34百万円の獲得)となりました。これは主に、短期借入金の減少によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。