当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、底堅い企業収益の後押しで雇用・所得環境の改善が続いており、設備投資並びに個人消費も持ち直していることから、緩やかに回復しています。
紙パルプ業界におきましては、5月の大型連休の影響もあり、紙・板紙合計での国内出荷量は前年同四半期実績を下回る結果となりました。
このような経済状況のもとで当社グループは、主力としている付加価値の高い高級特殊紙の販売拡大に向け、デザイン・クリエイティブ部門への販売促進活動、脱プラスチックの動きも追い風となる機能紙や高級パッケージ向け商品の拡販、新規商品開発及び新規顧客の開拓に注力いたしました。また、事業運営の高効率ローコストオペレーション等の着実な取り組みを進めております。これにより、商品区分のうちファインボード、ベーシックペーパー、技術紙において前年同四半期実績を上回りました。しかしながら、市場の構造的要因の影響や連休の増加による営業稼働日減少の影響もあり、全体では前年同四半期実績を下回りました。
その結果、売上高は、44億84百万円(前年同四半期比1.4%減)、経常利益36百万円(同16.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19百万円(同18.0%減)となりました。
<当社の商品別の概況>
当社グループは、和洋紙の販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであり、当社の和洋紙卸売業の売上高は連結売上高の90%超を占めるため、当社の商品別の概況を記載しております。
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品目別 |
前第1四半期累計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年6月30日) |
当第1四半期累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年6月30日) |
増減率(%) |
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金額(百万円) |
構成比 (%) |
金額(百万円) |
構成比 (%) |
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ファンシーペーパー |
1,091 |
25.8 |
989 |
23.5 |
△9.4 |
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ファインボード |
456 |
10.8 |
474 |
11.3 |
4.0 |
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高級印刷紙 |
999 |
23.6 |
938 |
22.3 |
△6.0 |
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ベーシックペーパー |
1,143 |
27.1 |
1,266 |
30.2 |
10.8 |
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技術紙 |
488 |
11.6 |
490 |
11.7 |
0.4 |
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その他 |
45 |
1.1 |
42 |
1.0 |
△8.0 |
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合計 |
4,224 |
100.0 |
4,201 |
100.0 |
△0.5 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
[ファンシーペーパー]
多様な色、表面性、風合いを持つ高付加価値特殊紙のファンシーペーパーは、デザイン・クリエイティブ部門への継続的な提案活動や各種商品説明会等開催の結果、高級パッケージや製袋用途等が堅調に推移しましたが、書籍装丁用途や東アジア向けの輸出が伸び悩み、売上高は9億89百万円、前年同四半期比9.4%の減少となりました。
[ファインボード]
ファンシーペーパーの厚物(板紙)であるファインボードは、化粧品や食品等の高級パッケージ向けの販売量が増加しました。また、各種販促物や商業印刷用途も堅調に推移し、売上高は4億74百万円、前年同四半期比4.0%の増加となりました。
[高級印刷紙]
独自の風合いを持ち、通常の印刷用紙より高価格帯の高級印刷紙は、名刺・封筒等の紙製品やパッケージ用途が堅調に推移しましたが、商業印刷や書籍装丁用途の販売量が伸び悩み、売上高は9億38百万円、前年同四半期比6.0%の減少となりました。
[ベーシックペーパー]
上質紙、コート紙等の印刷用紙、色上質紙、包装用紙、各種板紙等で構成されるベーシックペーパーは、商業印刷物、書籍、医療・化粧品パッケージ用途や、名刺・封筒等の紙製品用途の販売量が堅調に推移、年初に行われた印刷用紙等の価格修正の影響もあり、売上高は12億66百万円、前年同四半期比10.8%の増加となりました。
[技術紙]
通常の紙にはない特殊機能が付与されている技術紙は、耐水撥水性機能紙が低調に推移しましたが、合成紙や各種工業品製造用工程紙の販売量が増加し、売上高は4億90百万円、前年同四半期比0.4%の増加となりました。
[その他]
家庭紙、紙加工品、製紙関連資材他で構成される当区分では、ペーパータオル等家庭紙の販売量は増加しましたが、製紙関連資材や各種紙加工製品の販売量が減少し、売上高は42百万円、前年同四半期比8.0%の減少となりました。
② 財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて5億3百万円減少して、172億13百万円となりました。主な要因は、電子記録債権1億27百万円、商品1億19百万円が増加したものの、現金及び預金1億83百万円、受取手形及び売掛金4億15百万円、投資有価証券1億52百万円が減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べて3億31百万円減少して、86億84百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金1億48百万円、未払法人税等1億7百万円、賞与引当金86百万円が減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて1億72百万円減少して、85億29百万円となりました。主な要因は、利益剰余金28百万円、その他有価証券評価差額金1億29百万円、為替換算調整勘定14百万円が減少したことによるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。