第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

当社は、第76期事業年度におきまして主力の鶏肉では、円高等で輸入量が増加した結果、国内在庫が一向に減らず、相場は低迷したまま厳しい営業を強いられておりました。その状況の中で当該期に発生したクレームの賠償金を未収金処理として会計に反映できなかったことや、牛肉の特定部位の販売で契約上赤字販売を余儀なくされたこと等で、営業損失4億34百万円、経常損失5億30百万円、当期純損失5億8百万円、純資産△35百万円となり、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定、または締結はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 業績の概況

当第1四半期累計期間における我が国の経済は、企業の業況等の好調を持続していることから穏やかな景気回復は続いていると考えられておりますが、国内消費の低迷傾向、新興国経済の減速など国内外での先行き不透明感から、景気回復の実感が乏しい中で当第1四半期累計期間末を迎えました。

このような環境の下、当社の主要商材である牛肉につきましては、当期末に外食向け販売が好調に転じたものの、期中を通じては外食の需要が低調であったことから取扱数量・売上高とも減少しました。鶏肉につきましては、年末に向け輸入量の減少のニュースが伝わり、相場を持ち直す状況になりつつありましたが、期中の大半は利益の確保がしづらい営業を強いられ、取扱数量・売上高とも低迷しました。加工食品につきましては、タイ産を中心に外食産業向けは堅調に推移したものの、出荷調整等もあり取扱数量・売上高とも減少しました。

この結果、当第1四半期累計期間における売上高は51億円(前年同四半期累計期間比 6.5%減)、営業利益67百万円(前年同四半期累計期間は 営業損失75百万円)、経常利益69百万円(前年同四半期累計期間は 経常損失98百万円)、四半期純利益66百万円(前年同四半期累計期間は 四半期純損失99百万円)となりました。

 

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

なお、当第1四半期会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

 

(食料1部)

牛肉につきましては、当期末の年末商戦に向けて外食での需要が盛り上がったものの、期中を通じて低調に推移したことから、取扱数量・売上高とも減少いたしました。ハム・ソーセージの原材料となる畜肉調製品につきましては、メーカーの生産が順調で需要も多かったことから、取扱数量・売上高とも増加しました。

この結果、当第1四半期累計期間での売上高は、13億15百万円(前年同四半期累計期間比 17.8%減)となりました。

 

(食料2部)

鶏肉につきましては、年末に向け相場は上昇に向かう様相となりましたが、依然として国内在庫が高水準にあり、営業のしづらい状況が続いていたことから取扱数量・売上高とも減少しました。

この結果、当第1四半期累計期間での売上高は、14億76百万円(前年同四半期累計期間比 30.0%減)となりました。

 

(総合食品部)

畜肉等の加工食品全般につきましては、タイ産の加熱加工食品は外食向けに安定的な需要はあるものの、現地原材料の相場が一時的に高騰した影響などから出荷調整等が生じ、取扱数量・売上高とも減少しました。中国産につきましては、食品に関する風評も徐々に改善されてきておりますが、一部のコンビニ等では未だ拒絶反応もあり、取扱数量・売上高とも回復に至っておりません。

この結果、当第1四半期累計期間での売上高は、7億26百万円(前年同四半期累計期間比 18.5%減)となりました。

 

(営業開拓部)

中国向け車輌部品・エンジンにつきましては、日本製としての信頼は厚く、根強い需要があるものの、荷動きが悪く取扱数量・売上高とも減少しました。農産品につきましては、中国産大豆・緑豆等の販売が順調に推移し、取扱数量・売上高とも増加しました。玄蕎麦につきましても、顧客であるメーカーの生産が順調であったことから取扱数量・売上高とも増加しました。化学品につきましては、販路も安定し、仕入先との連携もうまく行き始めたことから取扱数量・売上高とも順調に推移しました。

この結果、当第1四半期累計期間での売上高は、8億39百万円(前年同四半期累計期間比 14.2%増)となりました。

 

(生活産業部)

豚肉及び加工食品につきましては、当第1四半期累計期間よりスペイン産豚肉の輸入取扱を本格稼動し、加工食品では新しくコンビニ向けにフランクフルト等の取り扱いを開始したことから取扱数量・売上高とも増加しました。

この結果、当第1四半期累計期間での売上高は、7億43百万円(前年同四半期累計期間比 520.4%増)となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の課題はありません。

 

 

(3)事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、改善するための対応策等

当該重要事象等の解消と改善につきまして、その主な要因となった鶏肉につきましては、相場の変動リスクを極力抑える方策を講じるとともに、国内在庫水準が高止まりはしているものの、生産国の生産調整等もあり輸入量が減少傾向にあり、徐々に相場は回復してきております。また一時的な赤字を余儀なくされた牛肉の特定部位の販売では、顧客との契約を相場変動に伴う供給リスクを負わない契約で締結したこと等で、第76期事業年度に計上した営業損失、経常損失については一過性のものと理解しており、当期では発生しないものと考えております。また、前回クレームの発生した生産工場を変更するとともに、万一、クレーム等が生じた場合でも問題が発生した期中で損失解消を図る努力を致す所存です。

なお、当該期の当社事業計画等に関して、全取引金融機関より一定の理解を頂いており、ご協力頂けるものと確信しております。

以上のことから、当社は、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。

なお、当第1四半期累計期間末における売上高は51億円となりましたものの、営業利益67百万円、経常利益69百万円、四半期純利益66百万円を計上し、純資産につきましても72百万円となっております。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 仕入、受注及び販売の状況

①商品仕入実績

生活産業部の商品仕入実績が著しく増加しております。

これは当第1四半期累計期間よりスペイン産豚肉の輸入取扱を本格稼動し、豚加工食品ではコンビニ向けにソーセージ等の取り扱いを開始したことにより、商品仕入実績が著しく増加しております

当第1四半期累計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。

セグメントの名称

前第1四半期累計期間

自 平成27年10月1日

至 平成27年12月31日

当第1四半期累計期間

自 平成28年10月1日

至 平成28年12月31日

 

前年同四半期増減

 

金額(千円)

金額(千円)

金額(千円)

比率(%)

食料1部

1,299,195

904,683

△394,511

△30.3

食料2部

2,686,673

1,935,925

△750,747

△27.9

総合食品部

707,024

719,342

12,317

1.7

営業開拓部

722,580

857,500

134,920

18.6

生活産業部

78,258

520,052

441,794

564.5

合計

5,493,732

4,937,505

△556,227

△10.1

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

②受注状況

生活産業部の受注状況が著しく増加しております。

これは当第1四半期累計期間よりスペイン産豚肉の輸入取扱を本格稼動し、豚加工食品ではコンビニ向けにソーセージ等の取り扱いを開始したことにより、受注状況が著しく増加しております

当第1四半期累計期間の受注状況をセグメントごとに示すと、次の通りであります。

セグメントの名称

受注高

前年同四半期比(%)

受注残高

前年同四半期比(%)

食料1部

1,595,557

91.1

629,532

55.2

食料2部

1,149,967

59.8

498,009

52.4

総合食品部

1,316,053

174.8

1,514,000

125.1

営業開拓部

1,106,725

103.9

731,068

61.4

生活産業部

761,573

515.0

393,015

155.1

合計

5,929,875

105.1

3,765,624

79.4

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

③販売実績

生活産業部の販売実績が著しく増加しております。

これは当第1四半期累計期間よりスペイン産豚肉の輸入取扱を本格稼動し、豚加工食品ではコンビニ向けにソーセージ等の取り扱いを開始したことにより、販売実績が著しく増加しております

当第1四半期累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。

セグメントの名称

前第1四半期累計期間

自 平成27年10月1日

至 平成27年12月31日

当第1四半期累計期間

自 平成28年10月1日

至 平成28年12月31日

 

前年同四半期増減

 

金額(千円)

金額(千円)

金額(千円)

比率(%)

食料1部

1,601,730

1,315,440

△286,290

△17.8

食料2部

2,109,778

1,476,778

△633,000

△30.0

総合食品部

891,002

726,053

△164,949

△18.5

営業開拓部

734,758

839,487

104,728

14.2

生活産業部

119,752

743,058

623,305

520.4

合計

5,457,023

5,100,816

△356,206

△6.5

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。