第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している以下の主要なリスクが発生しております。なお、文中の将来に関する事項は、当四半期報告書の提出日現在において当社が判断したものであります。

 

上場廃止に関するリスクについて

当社は、2020年9月期に1億58百万円の債務超過となったことにより、上場廃止に係る猶予期間(2020年10月1日~2022年9月30日)に入っておりました。当社は、2021年9月期に債務超過を解消したため、当社株式は、2022年1月4日付で東京証券取引所の上場廃止基準の指定から解除されております。

 

継続企業の前提に関する重要事象等について

当社は、前事業年度におきまして、新型コロナウイルス感染症の影響により、当社の主要商品である食品関連に対する需要が大幅に増加したこと等により、営業利益2億24百万円、経常利益1億71百万円、当期純利益1億13百万円を計上したことに加えて、第三者割当増資も実施したため、債務超過は解消しましたが、純資産額は1億3百万円に留まり、新型コロナウイルス感染者の影響が依然として不透明な状況であるため、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が当第3四半期会計期間末におきましても存在しております。

しかしながら、借入債務に関して金融機関から期限の利益を付与して頂いていること、当第3四半期会計期間末の現金預金残高4億11百万円となったものの、一時的な運転資金の需要増加によるものであり、当事業年度の事業運営に必要な資金があり、当面の資金繰りの懸念はないこと等から、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第3四半期累計期間における世界経済は、景気に持ち直しの動きが見られるものの、新型コロナウイルス感染症の影響は続いており、依然として厳しい状況にありました。わが国においては、人の流れが戻り感染者が再び急激な増加傾向となり、新たな変異株の動向に懸念材料は残るものの、緩やかに景気が上向いていくものと思われる状況で、当第3四半期末を迎えました。

このような環境の中、当社の主要商品である食肉関連では、牛肉は、海外の産地価格の高騰や、コロナ禍での外食産業の影響も受け、厳しい環境下でありましたが、取扱数量・売上高とも増加させることができました。タイ産加工食品におきましても、居酒屋向けメニューの需要は減少したものの、取扱数量・売上高とも増加することができました。

鶏肉は、牛肉・豚肉の価格高騰の影響を受け、比較的安価な輸入鶏肉の需要が強まり、取扱数量・売上高ともに増加することができました。農産品は、産地価格の高騰や、現地からの船積み遅れ等が続いているものの、取扱数量・売上高を増加させることができました。

また、2020年9月期より取引を開始した中国のネット事業者向け商材の販売が順調に推移し、売上高を伸ばすことができました。輸入豚肉も、欧州産豚肉及び豚肉加工品の販売を強化したことにより、順調に推移しております。

 

この結果、当第3四半期累計期間における売上高は 153億6百万円(前年同四半期累計期間比 25.0%増)、営業利益2億91百万円(前年同四半期累計期間は 営業利益1億8百万円)、経常利益2億95百万円(前年同四半期累計期間は 経常利益77百万円)、四半期純利益2億41百万円(前年同四半期累計期間は 四半期純利益72百万円)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

(食料部)

牛肉は、産地価格の高騰や、営業時間時短等の影響を受けた外食産業の環境は需要は多少増加したものの、厳しい状況が続き取扱数量・売上高とも前年同期比では減少となりました。タイ産加工食品におきましても、現地工場の稼働が低い状況が続きましたが、焼き鳥類の価格に多少転嫁でき、利益は改善しましたが外食チェーン店向けの販売を伸ばすことができず、取扱数量・売上高とも前年同期比では減少しました。鶏肉は、国内需要の増加・販売単価の高い状況が続き、比較的安価な輸入鶏肉の需要が強まったこともあり、取扱数量、売上高ともに前年同期比では増加することができました。

この結果、当第3四半期累計期間での売上高は、73億16百万円(前年同四半期累計期間比1.9%減)となりました。

 

(営業開拓部)

農産品は、前半は産地価格の高騰や、現地からの船積み遅れ等が生じたものの、利益率の高い商品の取引を伸ばすことができ、売上高を増加させることができました。化学品につきましても利益率の高い商品の取引を伸ばすことができました。また、中国のネット事業者向け商材の販売が順調に推移し、売上高を前年同期比で増加することができました。

この結果、当第3四半期累計期間での売上高は、64億13百万円(前年同四半期累計期間比50.7%増)となりました。

 

(生活産業部)

輸入豚肉は、船積み遅れの影響もありましたが、欧州産豚肉取引の販売を強化したため、取扱数量・売上高ともに前年同期比では増加いたしました。

この結果、当第3四半期累計期間での売上高は、15億76百万円(前年同四半期累計期間は5億23百万円)となりました。

 

②財政状態の状況

当第3四半期会計期間末の資産につきましては、主に売掛債権及び商品等の増加により前事業年度末に比べ4億12百万円増加し、80億円となりました。

負債につきましては、借入金の返済があったものの仕入債務の増加により前事業年度末に比べ1億48百万円増加し、76億32百万円となりました。

純資産につきましては、四半期純利益の計上等により前事業年度末に比べ2億64百万円増加し、3億68百万円となりました。

 

(2) 会計上の見積及び当該見積りに用いた仮定

該当事項はありません。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

(6) 仕入、受注及び販売の実績

①商品仕入実績

  生活産業部の仕入実績が著しく増加しております。

  これは、主に欧州産豚肉の仕入が増加したことによります。

当第3四半期累計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。

セグメントの名称

当第3四半期累計期間

(自 2021年10月1日

  至 2022年6月30日)

前年同四半期比(%)

食料部

7,114,711(千円)

115.8

営業開拓部

6,552,251(千円)

159.8

生活産業部

1,829,215(千円)

合計

15,496,179(千円)

140.4

 

 

②受注実績

  食料部の受注残高が著しく減少しております。

  これは、主にブラジル産鶏肉の受注が減少したことによります。

  生活産業部の受注高が著しく増加しております。

  これは、主に欧州産豚肉の受注が増加したことによります。

当第3四半期累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高(千円)

前年同四半期比(%)

食料部

5,839,638

71.7

1,631,143

63.6

営業開拓部

6,739,676

154.9

855,222

175.9

生活産業部

2,085,173

710,000

181.5

合計

14,664,488

109.4

3,196,365

92.9

 

 

③販売実績

  生活産業部の販売実績が著しく増加しております。

  これは、主に欧州産豚肉の販売が増加したことによります。

  当第3四半期累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。

セグメントの名称

当第3四半期累計期間

(自 2021年10月1日

  至 2022年6月30日)

前年同四半期比(%)

食料部

7,316,692(千円)

98.0

営業開拓部

6,413,539(千円)

150.7

生活産業部

1,576,053(千円)

合計

15,306,285(千円)

125.0

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。