当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年9月30日まで)における我が国経済は、米国政策による貿易摩擦激化等による先行きの懸念材料があるものの、企業業績の回復や雇用状況等の改善により、引き続き緩やかな改善基調で推移しました。海外においても、米国や中国が牽引する形でアジアを含む各国経済は概ね好調に推移しております。一方、日本国内の個人消費は依然節約指向が根強く、本格的な回復に至らない状況であります。
当社の属するアパレル業界では、高付加価値品と低価格品への2極化はますます強くなっており、商品の品揃えやインターネット販売への対応の違いにより販売チャネル間の格差が広がっている状況であります。
このような経営環境のもと、当社グループにおいては、国内販売において、前年度期中に撤退した直営店・カジュアルコンセ売上分の減少のほか、百貨店向け販売の減少や第2四半期に多発した台風や地震などの自然災害による販売先店舗の休業や、それに伴う消費マインドの低迷により、前年同期と比較し販売数量が減少しました。他方、インターネット販売や量販店におけるドレスシャツのコンセ展開の増加、直轄工場における専門店向けオーダーシャツ受注の増加などその他のチャネル向け販売は順調に推移しております。
この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の連結売上高は84億74百万円(前年同期比4.8%減)、営業利益は44百万円(前年同期比64.8%減)、経常利益はドル高の影響による為替差益を78百万円計上したこと等により1億32百万円(前年同期比17.1%減)となりましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は税金費用の減少等により1億50百万円となり、前年同期と比べ19.6%の増加となりました。
事業セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお各セグメントの業績数値につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。
①国内販売
国内販売セグメントは上述の要因により、売上高77億68百万円(前年同期比2.9%減)、セグメント利益39百万円(前年同期比70.4%減)となりました。
②製造
製造セグメントにおいては、株式会社ジョイモントの山喜株式会社(国内販売セグメント)への合併等により、売上高は16億47百万円(前年同期比16.6%減)、セグメント損失10百万円(前年同期は12百万円の利益)となりました。
③海外販売
中国からの原材料販売の増加等により、売上高は1億67百万円(前年同期比41.3%増)、セグメント利益3百万円(前年同期は9百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は149億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ25百万円減少いたしま
した。これは、ファクタリングに起因する未収入金や為替予約が増加した反面、販売の季節波動により売掛金、製
品在庫が減少したことなどによるものであります。当第2四半期連結会計期間末の負債は79億19百万円となり、前
連結会計年度末に比べ99百万円減少いたしました。この主な要因は借入金や未払税金等の減少であります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上、円安ドル高による繰延
ヘッジ損益の改善等により70億11百万円(前連結会計年度末比74百万円増)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間に営業活動により得た資金は3億23百万円となりました(前年同期比38.2%の減少)。
これは売上債権やたな卸資産の減少、税金等調整前四半期純利益の計上等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得た資金は10百万円となりました(前年同期は2億50百万円の支出)。
これは、製造設備等有形固定資産の取得による支出、一部定期預金の期間を短期に変更したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は2億76百万円となりました(前年同期は2億76百万円の支出)。
これは自己株式を取得したこと、借入金の返済を行なったこと等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
①原材料価格の上昇、円安ドル高、アジア生産拠点における人件費の上昇により、引き続き製品製造原価は上昇傾
向にあります。この対策として、低コスト生産拠点の生産能力を増強するとともに、当社子会社工場と日本山喜
商品部門との連携により、グループ利益の最大化を図ります。
②上記の原価の上昇要因を受け、製品販売価格の上昇を図る必要があります。この対策として、オーダーシャツなど付加価値の高いデザイン商品ラインナップを強化するとともに、素材メーカーとの協働により、付加価値素材の提案を強化してまいります。
③小売店の競争環境の変化に伴い、中堅量販店を中心に、衣料品からの撤退が今後も進む可能性があります。この対策として、SHIRT HOUSEなど直接販売形態での販売を行うオリジナル商材の品揃えを強化するとともに、インターネット販売を含む直接販売形態での販売を増やしてまいります。
④国内市場におけるシェア拡大に加え、海外での販売強化を図ります。この対策として、シンガポールに設立いたしましたジョイリンク ピーティーイー リミテッドを窓口として海外販売を進めるとともに、ヨーロッパでの展示会への出展を通して欧米への進出を加速してまいります。
⑤国内生産拠点や管理拠点の施設の経年により、維持管理費の増大が懸念されております。この対策として、維持管理費の低減につながる設備の更新を積極的に推進するとともに、計画的な設備更新投資を実施し、更なる施設の効率化や快適な職場環境の維持を図ります。
該当事項はありません。